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坂本 新兵(さかもと しんぺい、本名・佐藤 親広、1935年4月16日 - 1996年6月30日)は、日本の俳優声優。別名:トシゴロ亭ニキビ。愛称はシンペイちゃん

さかもと しんぺい
坂本 新兵
本名 佐藤 親広
別名義 シンペイちゃん
生年月日 (1935-04-16) 1935年4月16日
没年月日 (1996-06-30) 1996年6月30日(61歳没)
出生地 日本の旗 日本
東京都
ジャンル 俳優声優
主な作品
ママとあそぼう!ピンポンパン
ケンちゃんシリーズ
鉄腕アトム (アニメ第1作)(声の出演)
ひょっこりひょうたん島(声の出演) 他
備考
保護司として活動。
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人物編集

東京都出身。私生児として生まれたこともあって、青年期に荒れた生活を送った時期があると言われるが、立ち直って俳優となった。自らの経験を無駄にしないため、俳優として活躍していた時期から、犯罪を犯した少年を導く保護司として活動を行っていたことは広く知られている。 大学時代は落語で活躍。 フジテレビ系の子供番組ママとあそぼう!ピンポンパン』などで「シンペイちゃん」と呼ばれお茶の間の人気者となる。

昭和10年1935年)、東京都新宿区で生まれる。私生児として生まれるが、取り上げてくれたお産婆さんがそれでは可愛そうだと、形だけ自分の戸籍に入れてくれた。本人はそれを知らず、実母と母一人子一人の暮らしをしていたが、お産婆さんが亡くなったことで初めて知る事になる。小学三年生の頃、実母が結婚したことを機に、養子という形で実母の戸籍に入る。本名の佐藤は実母の結婚相手の姓である。

戦時中は茨城の小学校に疎開。坂本の著書『ボクはぬくもり配達人』には東京に戻って新宿区落合第二小学校を卒業とあるが、同『ピンポンパン新兵のひとりごと』には昭和24年1949年)3月に茨城県那珂郡塩田村第六小学校卒業とある。

昭和24年4月東京都新宿区立落合第二中学校入学。

昭和26年3月、同校を卒業。

昭和26年4月、早稲田工業高等学校入学(土木課)

昭和30年3月、同校を卒業。

昭和30年4月、日本大学法学部入学、三年にて中退。

16,7才の頃、ラジオで落語を聞き、お笑い芸人に憧れる。当時、民放テレビで放送されていた素人が出演する落語・漫才の「のど自慢」的番組にトシゴロ亭ニキビの名前で度々出演し、放送局荒らし、素人寄席荒らしなどの異名をとる。

素人出演番組で出演を断られた事を機に、当時は「神様」のようなコメディアンだったパン猪狩に弟子入りする。猪狩はよく舞台をすっぽかすが、これは弟子を舞台に上げるための方便で、坂本も師匠の代役をつとめることがあった。

昭和29年早川雪州映画技術研究所に入所する。また、東京テレビ研究所東京アナウンスアカデミーなどでも本格的な役者・タレントの勉強をする。劇団東芸劇団新芸など、多数の劇団に所属したことがある。

芸名の「新兵」は渥美清とのやりとりから生まれたものだ。売れない役者時代、テレビ局を回り自分を使ってくれるよう頼み込むが、その際に渥美は名詞代わりの紙に「自分を元帥にしてください」と書いたが、坂本は「渥美ちゃんは元帥からいくのか。よし、オレは"新兵"からいくぞ」と、芸名を坂本新兵として売り込んだ。姓の坂本には大した意味はなかったと言う。

ある時、NHKに売り込みに行くと、『びっくりスコープ』という番組でタレントが遅刻してリハーサルに間に合わなかった。困ったディレクターが坂本をリハーサルのみの代役に使った。これがもとで、同番組のレギュラーとなる。子供番組のホストとして評判が高まり、おはよう!こどもショーママとあそぼう!ピンポンパンなどでも、ホスト役として出演する。

昭和44年11月(1969年)、結婚。3年後に長男に恵まれる。

昭和49年12月(1974年)、保護司の辞令を受け、保護司となる。[1]委嘱状の日付は昭和50年3月。坂本は喜劇役者として、それまでも刑務所等を慰問していたが、子供番組のホストとして有名になると少年院で子供たちのために何か話して欲しいと頼まれるようになった。そのうち法務省から保護司委嘱の話がある。坂本は広報用のタレント保護司になることをよしとせず、本名の佐藤親弘の名前で保護司の活動を始める。芸能界では木暮実千代についで二番目の保護司だった。

1996年6月30日心不全のため東京都内の病院で死去。61歳没。火葬は落合斎場で行われた。

主な出演作品編集

ドラマ編集

人形劇編集

映画編集

テレビアニメ編集

劇場版アニメ編集

吹き替え(海外アニメ)編集

バラエティー・教育番組編集

ラジオ編集

  • 日産ラジオスペシャル(ニッポン放送)
  • 歌謡大行進
  • 素人奇席

CM編集

関連人物編集

著書・参考文献編集

  • ボクはぬくもり配達人 保護司・坂本新兵(主婦の友社、1986年7月刊)
  • ピンポンパン新兵のひとりごと(瀬戸出版、1982年12月刊)

出典編集

  1. ^ 『ピンポンパン新兵のひとりごと』175頁。
  2. ^ 『ピンポンパン新兵のひとりごと』179頁。
  3. ^ 『ピンポンパン新兵のひとりごと』18頁。
  4. ^ 「あれは『ピンポンパン』ではなく、日本テレビ『おはようこどもショー』でのことだった。」坂本新兵・著『ボクはぬくもり配達人』66頁。
  5. ^ 坂本新兵・著『ピンポンパン新兵のひとりごと』16頁。
  6. ^ 同名のラジオ番組が有名だが、『ピンポンパン新兵のひとりごと』にTBSテレビとある。