(さかなが ゆういち、1988年 -)は、日本SF作家兵庫県出身[1]

坂永 雄一さかなが ゆういち
誕生 1988年????
兵庫県
職業 小説家
国籍 日本の旗 日本
活動期間 2010年 -
ジャンル SF小説
主な受賞歴 第1回創元SF短編賞大森望賞
デビュー作 「さえずりの宇宙」
ウィキポータル 文学
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経歴 編集

京都大学卒業[1]。在学中には第4期京都大学SF研究会に所属した[1]。2010年、大学在学中に応募した「さえずりの宇宙」にて第1回創元SF短編賞大森望賞(選考委員特別賞)を受賞[2]。同作がオリジナルアンソロジー『原色の想像力』(2010年12月刊)に収録され、作家デビューとなった。

2023年6月、日本SF作家クラブ会員となる[3]

作品リスト 編集

アンソロジー収録作品 編集

雑誌掲載 編集

小説 編集

  • 「〈不死なるレーニン〉の肖像を描いた女」 - 『S-Fマガジン』2022年2月号(早川書房)

評論、エッセイ 編集

単著
共著
  • 「ハヤカワ文庫SF総解説 PART1(1〜500)」(共著者の一人として参加)[4] - 『S-Fマガジン』2015年4月号(早川書房)
  • 「ハヤカワ文庫SF総解説 PART2(501〜1000)」(共著者の一人として参加)[5] - 『S-Fマガジン』2015年6月号(早川書房)
  • 「ハヤカワ文庫SF総解説 PART3(1001〜2000)」(共著者の一人として参加)[6] - 『S-Fマガジン』2015年8月号(早川書房)
  • 「火星SFガイド (「オデッセイ」と火星SFの系譜)」(岡本俊弥、片桐翔造との共著) - 『S-Fマガジン』2016年2月号(早川書房)
  • 「『なめらかな世界と、その敵』刊行記念 伴名練総解説」 - 『S-Fマガジン』2019年10月号(早川書房)[7]
  • 「ハヤカワ文庫JA総解説 PART1(1〜409)」(共著者の一人として参加)[8] - 『S-Fマガジン』2021年8月号(早川書房)
  • 「ハヤカワ文庫JA総解説 PART2(502〜998)」(共著者の一人として参加)[9] - 『S-Fマガジン』2021年10月号(早川書房)
  • 「ハヤカワ文庫JA総解説 PART3(1001〜1500)」(共著者の一人として参加)[10] - 『S-Fマガジン』2021年12月号(早川書房)

脚注 編集

  1. ^ a b c 年刊日本SF傑作選 おうむの夢とあやつり人形』(創元SF文庫、2019年8月)、374頁より。
  2. ^ 第一回創元SF短編賞
  3. ^ SFWJのツイート
  4. ^ クリフォード・D・シマック『大宇宙の守護者』(1975年)、『人狼原理』(1981年)および、ブライアン・オールディス『爆発星雲の伝説』(1979年)、ロジャー・ゼラズニィ『燃えつきた橋』(1982年)、スタニスワフ・レム『ロボット物語』(1982年)を担当。
  5. ^ ラリー・ニーヴン『時間外世界』(1986年)、デヴィッド・ブリン『プラクティス・エフェクト』(1986年)、ドナルド・モフィット『創世伝説』(上下、1990年)、スティーヴン・ポプケス『惑星キャリバン探査隊』(1992年)を担当。
  6. ^ グレッグ・ベア『タンジェント』(1993年)、R・A・ラファティ『つぎの岩につづく』(1993年)、ケン・マクラウド『ニュートンズ・ウェイク』(2006年)、ラヴィ・ティドハー《ブックマン秘史》シリーズ(2013年 - )を担当。なお2015年4、6、8月号に掲載された作品解説は、『ハヤカワ文庫SF総解説2000』(早川書房、2015年11月刊)にすべて纏められている。
  7. ^ 「フランケンシュタイン三原則、あるいは屍者の簒奪」解説を担当している。
  8. ^ 草上仁『くらげの日』(1988年)、『時間不動産』(1988年)、『かれはロボット』(1989年)、『ウォッチャー-見張り-』(1990年)、『ラッキー・カード』(1990年)、『お喋りセッション』(1991年)、『市長、お電話です』(1991)を担当。
  9. ^ 北野勇作『北野勇作どうぶつ図鑑』(全6巻、2003年)、小林泰三『目を擦る女』(2003)を担当。
  10. ^ 會川昇超人幻想 神化三六年』(2015年)、弐瓶勉/原作『BLAME! THE ANTHOLOGY』(2017)を担当。

関連項目 編集

外部リンク 編集