埼玉縣護國神社(さいたまけんごこくじんじゃ)は、埼玉県さいたま市大宮区に鎮座する旧指定護国神社である。

埼玉縣護國神社
鳥居
鳥居および本殿
所在地 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町3丁目149番地
位置 北緯35度55分10.6秒 東経139度37分40.3秒 / 北緯35.919611度 東経139.627861度 / 35.919611; 139.627861 (埼玉縣護國神社)座標: 北緯35度55分10.6秒 東経139度37分40.3秒 / 北緯35.919611度 東経139.627861度 / 35.919611; 139.627861 (埼玉縣護國神社)
主祭神 埼玉県出身の戦没者
社格 旧指定護国神社
創建 昭和9年(1934年
本殿の様式 神明造
例祭 4月9日
地図
埼玉縣護國神社の位置(埼玉県内)
埼玉縣護國神社
埼玉縣護國神社
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由緒・歴史

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埼玉県人の英霊の祭祀は、昭和以前は県内各所に神籬を建てて鎮魂慰霊の祭祀を行っていたが、満洲事変で県下の英霊が増えたのを機に、招魂社創設の機運が高まり、昭和9年(1934年)4月9日に朝香宮鳩彦王(当時近衛師団長)臨席の下、「埼玉県招魂社」として鎮座した。社殿の設計は二本松孝蔵。同14年3月に「埼玉県護國神社」と改称して4月に指定護国神社となる。

戦後の昭和21年(1946年)2月に宗教法人となり、同23年10月に崇敬者の総意により一時「埼霊神社」と改称したが、同27年に「埼玉県護國神社」に復した。昭和30年(1955年)、奉賛会が設立される。 1967年(昭和42年)10月23日昭和天皇香淳皇后第22回国民体育大会に合わせて県内を行幸啓。護国神社が訪問先の一つとなる[1]

また、平成25年10月には特攻勇士の像が建立された。

祭神

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鳥羽・伏見の戦い以後の国事に殉じた埼玉県関係の戦没者51180を祀る。

祭事

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  • 1月1日 - 元旦祭
  • 2月11日 - 紀元祭
  • 2月17日 - 祈年祭
  • 春分の日 - 春分祭
  • 4月9日 - 例大祭
  • 5月5日 - 祝子祭
  • 8月15日 - みたま祭り
  • 秋分の日 - 秋分祭
  • 11月3日 - 文化祭
  • 11月23日 - 新嘗祭・勤労感謝祭
  • 12月23日 - 天長祭
  • 12月31日 - 除夜祭
  • 毎月1日 - 月次祭

ギャラリー

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脚注

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  1. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、131頁。ISBN 978-4-10-320523-4 

外部リンク

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