大塚亮一
大塚 亮一(おおつか りょういち、1974年10月23日[1] - )は、日本の税理士、実業家、馬主。
おおつか りょういち 大塚 亮一 | |
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栞ステークス表彰式(2023年4月22日) | |
生誕 |
1974年10月23日(50歳)[1] 日本 大阪府大阪市[1] |
職業 | |
肩書き | |
配偶者 | 織茂 璃穏(おりもりお)[4] |
家族 |
おりも 政夫(義父) 松岡 かおり(義母) |
経歴・人物
編集大塚総合経営グループ代表として、大阪府大阪市に本社を置く大塚総合税理士法人代表、株式会社大塚総医研代表、社会福祉法人緑地福祉会理事長を務める[2]。
馬主活動
編集日本中央競馬会(JRA)および地方競馬全国協会(NAR)に登録する馬主としても知られる。勝負服の柄は、「小国が大国に対して立ち向かっていく」姿勢に感銘を受けたという陸上競技選手、ウサイン・ボルトの出身国ジャマイカの国旗の配色より[6]緑、黄十字襷、黒袖黄一本輪、冠名は特に用いない。
幼い頃にテレビで競馬中継をたまたま見たことから競馬に関心を持つようになり、1990年の有馬記念、オグリキャップのラストランで鞍上を務め、同馬を勝利に導いた武豊を見て騎手になることを志した[1]。しかし父親から理解をなかなか得ることができず、高校3年生の時に一度だけ競馬学校の受験を認められるも不合格、騎手になることは叶わなかった[注 1][1][7]。
馬主資格を取得した2008年頃に一口馬主としてクラブ法人での所有も開始、最初の所有馬は2009年の皐月賞馬となるアンライバルドであった[1]。これ以降も個人馬主と一口馬主を並行して活動。なお、代表的な所有馬であるワールドプレミアと同名の競走馬に社台サラブレッドクラブで出資経験があり、かつその命名者は大塚であるため、大塚は「ワールドプレミア」という馬名を2度命名していることとなる[8]。また、大塚の個人所有馬のワールドプレミアの全兄で、大塚の出資馬であったワールドエースも大塚の命名である[8]。
馬を選ぶ際には馬体も血統も見るといい、自らが実際に見て納得した馬しか買わないという[8]。日本国外のセリにも自ら足を運んでいる[8]。
同じ馬主として、近藤利一(故人)、その近藤を介して知り合った佐々木主浩と交友がある[6]。近藤は、自身の所有馬のレースが終わっても大塚の所有馬の応援のため最終レースまで競馬場に残ってくれたという[6]。このような繋がりもあり、近藤の死後、一部の所有馬の名義が大塚に変更されている。
来歴
編集主な所有馬
編集GI級競走優勝馬
編集重賞競走優勝馬
編集その他の所有馬
編集- サージェントバッジ(2016年アンタレスステークス3着)
- ラインハート[注 2](2017年JBCレディスクラシック3着、クイーン賞3着、2018年TCK女王盃3着)
- ベイビーステップ(2021年清秋ジャンプステークス)
- スイーズドリームス(種牡馬)
主な出資馬
編集脚注
編集注釈
編集- ^ ここで合格していれば、いわゆる競馬学校花の12期生の一員となっていた上に、競馬学校開設後の騎手では数少ない高校卒業者の騎手ともなっていた。
- ^ 現役中にP.S.スライから名義変更。
出典
編集- ^ a b c d e f g h i j k “【オーナー直撃】大塚亮一オーナー、福永さんや和田さんでGI勝ちたい”. サンスポZBAT. サンケイスポーツ (2019年7月16日). 2023年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月23日閲覧。
- ^ a b c “グループ概要”. 大塚総合経営グループ. 2023年4月23日閲覧。
- ^ “団体の紹介”. サラブリトレーニング・ジャパン. 2023年4月23日閲覧。
- ^ a b “おりもりお、GI馬主と結婚 父・政夫と同じXmasに婚姻届”. サンケイスポーツ (2020年11月23日). 2023年4月23日閲覧。
- ^ “おりも政夫に初孫が誕生 長女のおりもりおが第1子を1日に出産”. サンスポ. サンケイスポーツ (2022年6月8日). 2023年11月1日閲覧。
- ^ a b c d “【有馬記念】大塚オーナー ワールド&クロコで妄想ワクワク!“夢の完結”ここからがお楽しみ”. スポニチアネックス. スポーツニッポン (2019年12月17日). 2023年11月1日閲覧。
- ^ a b c d e “騎手の夢断たれ、馬主としてクロコスミアでG1制覇を狙う大塚亮一氏”. スポニチアネックス. スポーツニッポン (2018年3月30日). 2023年11月1日閲覧。
- ^ a b c d e “クロコスミア、Wプレミア所有大塚氏語る 国内G1制覇そして海外へ膨らむ夢”. スポニチアネックス. スポーツニッポン (2019年7月16日). 2023年11月1日閲覧。
- ^ “【菊花賞】大塚亮一オーナー、初のGI制覇「長かった」”. サンスポZBAT. サンケイスポーツ (2019年10月21日). 2023年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月1日閲覧。