大学の山賊たち (だいがくのさんぞくたち) は、東宝が1960年に製作した日本映画。モノクロ。東宝スコープ、94分。監督は「暗黒街の対決」の岡本喜八、脚本は岡本喜八と「電送人間」の関沢新一の合同脚本撮影は 『落語天国紳士録』の飯村正

大学の山賊たち
監督 岡本喜八
脚本 岡本喜八
関沢新一
製作 山本紫朗
出演者 山﨑努
久保明
佐藤允
江原達怡
ミッキー・カーチス
白川由美
横山通乃
上原美佐
柳川慶子
音楽 佐藤勝
撮影 飯村正
製作会社 東宝
公開 日本の旗 1960年7月31日
上映時間 94分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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冬の山を舞台にした青春活劇。

ストーリー 編集

大学山岳部<山賊グループ>は北アルプスの「天狗の壁」を目指して進んでいた。

彼らは「天狗の壁」に3年間挑んだがいずれも失敗。4回目の挑戦も大自然に阻まれた。カンの良い「胃袋」が吹雪の襲来を告げたからだ。

下山途中で彼らはのんきな5人組の女性と出会った。彼女たちは東京の丸久デパートの社員だった。山賊グループは彼女たちを強引に引っ張って下山した。

その途中で軽装で登って遭難した丸久デパートの社長を救い出した一行は丹羽荘という山小屋に避難する。

社長はこの山小屋を買収しようとしていたが、30年前に亡くなったという山小屋の主人は丸久デパートの社長とうり二つで、未亡人は主人の幽霊が現れたと大騒ぎ。

そんな中、ケンとサブという二人組の強盗が南国の皇太子になりすまし、六助を騙して山小屋に侵入した。警官隊に追われたふたりが撃った銃声は雪崩を引き起こし、山小屋への唯一のルートを遮断してしまった。

新しいルートが開通するには約20日かかる。やがて食料が底をつき、「お頭」と「税務署」は、頂上のカモシカ小屋にある非常食を取りに登る。

スタッフ 編集

キャスト 編集

同時上映 編集

脚注 編集

外部リンク 編集