大統領の料理人』(だいとうりょうのりょうりにん、Les Saveurs du palais)は、2012年フランス伝記映画。 監督はクリスチャン・ヴァンサンフランス語版、出演はカトリーヌ・フロジャン・ドルメッソンフランス語版など。 フランス大統領官邸(エリゼ宮殿)史上初の女性料理人として1980年代に2年間、フランソワ・ミッテラン仏大統領(当時)に仕えたダニエル・デルプシュフランス語版をモデルとしている[3]第38回セザール賞で主演のカトリーヌ・フロが主演女優賞にノミネートされた。

大統領の料理人
Les Saveurs du palais
監督 クリスチャン・ヴァンサンフランス語版
脚本 クリスチャン・ヴァンサン
エチエンヌ・コマールフランス語版
製作 エチエンヌ・コマール
フィリップ・ルスレフランス語版
出演者 カトリーヌ・フロ
ジャン・ドルメッソンフランス語版
イポリット・ジラルド
アルチュール・デュポンフランス語版
音楽 ガブリエル・ヤレド
撮影 ローラン・ダイヤンフランス語版
編集 モニカ・コールマン
製作会社 Vendôme Production
France 2 Cinéma
Wild Bunch
Canal+
配給 フランスの旗 Wild Bunch Distribution
日本の旗 ギャガ
公開 フランスの旗 2012年9月19日
日本の旗 2013年9月7日
上映時間 96分
製作国 フランスの旗 フランス
言語 フランス語
英語
製作費 €8,525,529[1]
興行収入 フランスの旗 $7,753,225[1][2]
世界の旗 $11,509,942[2]
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ストーリー編集

フランスの片田舎で小さなレストランを営んでいたオルタンス・ラボリは、ある日突然、ミッテラン大統領の専属料理人に抜擢される。名刺を渡したことがあるだけのロブションの推薦があったからだという。

大統領官邸(エリゼ宮殿)史上初の女性料理人として周囲の男性の嫉妬や専横に遭いながらも、給仕長のジャン=マルクや助手のニコラらの協力の下、素朴な家庭料理をこよなく愛する大統領から厚い信頼を得るようになる。しかし、大統領の健康管理や経費削減により、自由に料理を作れなくなったオルタンスは心身ともに疲れ果て、専属料理人を2年で辞職する。

その後、オルタンスは南極のフランス観測基地で料理人となり、1年間の任期を無事に終える。

映画では、オルタンスがフランス観測基地での任期満了となる朝から夜までの一日と、大統領専属料理人として過ごした過去の2年間が交互に描かれる。

キャスト編集

※括弧内は日本語吹替

トリビア編集

ミッテラン大統領を演じたジャン・ドルメッソンフランス語版はフランスの高名な哲学者で、本作が映画初出演である[4]

作品の評価編集

アロシネによれば、フランスの21のメディアによる評価の平均点は5点満点中3.2点である[5]

Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「確かに食通の映画ファンならばもっと簡単に納得させられるだろうが、美しく撮られた伝記映画である『大統領の料理人』は美しく撮られたドラマコメディに飢えている観客のほとんどを満足させてくれるはずである。」であり、31件の評論のうち高評価は68%にあたる21件で、平均点は10点満点中6.10点となっている[6]

Metacriticによれば、14件の評論のうち、高評価は9件、賛否混在は4件、低評価は1件で、平均点は100点満点中61点となっている[7]

脚注編集

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出典編集

  1. ^ a b Les Saveurs du palais (Haute Cuisine) (2012)” (フランス語). JPBox-Office. 2020年12月27日閲覧。
  2. ^ a b Haute Cuisine” (英語). Box Office Mojo. 2020年12月27日閲覧。
  3. ^ 大統領の料理人”. WOWOW. 2014年10月20日閲覧。
  4. ^ “『大統領の料理人』主人公オルタンスのモデルD・デルプシュ インタビュー。美味しいは夢見ることから始まる。”. dacapo (ダカーポ). (2013年9月9日). オリジナルの2016年5月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160503223155/http://dacapo.magazineworld.jp/cinema/119956/ 2014年10月20日閲覧。 
  5. ^ Critiques Presse pour le film Les Saveurs du palais” (フランス語). AlloCiné. 2020年12月27日閲覧。
  6. ^ Haute Cuisine (2013)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年12月27日閲覧。
  7. ^ Haute Cuisine Reviews” (英語). Metacritic. 2020年12月27日閲覧。

外部リンク編集