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大辞林』(だいじりん)は三省堂が発行する中型国語辞典。中型国語辞典としては、岩波書店の『広辞苑』と並ぶ双璧。2006年に11年ぶりの改訂を行い、Web上でも使えるデュアル・ディクショナリー[1]として発表され、新たな動きがみられる。書籍版は23万8000語、Web版[2]は約26万5千語。

目次

概要編集

歴史的記述優先方式を採る『広辞苑』との比較では、現代語義を優先して順に解説する点に特徴がある[要出典]

初版編集

1988年11月3日、初版発行[2]。『広辞苑』に対抗して新しい辞典を出版する企画が持ち上がったのは1959年であった[注 1][3]

第二版編集

1995年11月3日、第二版発行[2]。収録語数は約23万3千語。これに新語を増補し、収録語数を約25万語として、「スーパー大辞林」[4]の名称で、CD-ROM電子辞書にも収録された。また、Yahoo! JAPANエキサイトなどのウェブサイトを介してインターネット上で公開されるなど、さまざまなメディアで利用可能になっている。他にも、三省堂WebDictionary[5]では「e辞林」の名称で提供されている。

第三版編集

2006年10月27日、第三版発行[2]。収録語数は約23万8千語、総ページ数2,976ページ。新たな試みとして、Webと紙媒体の融合した「デュアル大辞林」[1]を掲げて登場。Web版では新語など、紙の辞書ではすぐに反映できないものも盛り込む。コトバンクにも提供されている。この第三版を大幅に増補した「スーパー大辞林3.0」も電子版として発行された[4][6]2015年7月、Web版「デュアル大辞林」が更新され、約26万5千語を収録[2]。増補分の新語には、いつ使われだした語なのか分かるように、タイムスタンプを表示。類語には、意味分類をしたツリー表示が施されている。

改版履歴編集

  • 1988年(昭和63年)11月3日 - 初版発行[2]
  • 1995年(平成7年)11月3日 - 第二版発行[2]
  • 2006年(平成18年)10月27日 - 第三版発行[2]

ラインナップ編集

紙媒体

第二版では、並版[新装版]・机上版・三分冊 机上版があり、漢字引き・逆引き大辞林も1997年に出版されている。第三版では、いまのところ[いつ?]並版のみ。個人名や会社名を入れられるサービスがある。第三版では、紙媒体の辞書購入特典として、デュアル・ディクショナリー[1]が発表された。

電子媒体

いくつかのポータルサイト辞書サイトで利用できる。三省堂WebDictionaryは、会員登録によって、スーパー大辞林を含め、外国語辞典なども利用可能となる。カシオキヤノンなどの電子辞書にも収録されている。PDA用のソフトAirDictionaryもリリースされた。第二版は音声付きCD-ROM スーパー大辞林・コンサイスカタカナ語辞典[7]があり、第三版は株式会社電子辞典[8]から、2007年4月27日に発売された。エルゴソフト日本語入力システムegbridge Universal 2には最新辞書として『ウィズダム英和・和英辞典』とともに『大辞林』が標準装備されていた。2008年12月5日には、物書堂よりiPhone / iPod touch版がリリースされている。2011年6月30日アップデートにより、iPadにも対応した。また、ジャストシステムよりATOK用の電子辞書として、『大辞林』が発売されている。

脚注・出典編集

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脚注
  1. ^ なお、三省堂がかつて発行していた中型国語辞典「広辞林」(編者:金澤庄三郎)は、1983年の「広辞林第六版」を最後に改訂されなくなり発行が停止された。
出典
  1. ^ a b c デュアル・ディクショナリー
  2. ^ a b c d e f g h 三省堂デュアルディクショナリー 大辞林第三版”. 三省堂. 2017年12月3日閲覧。
  3. ^ 「大国語辞典、意外な喜び」『朝日新聞』2003年10月11日付朝刊、23面。
  4. ^ a b 茂木俊伸 「第2章 電子辞書とパソコン用の辞書」『コンピュータ利用の基礎知識』 明治書院〈講座 ITと日本語研究〉、2011年、86頁。ISBN 978-4-625-43438-9
  5. ^ 三省堂WebDictionary
  6. ^ 辞書凡例 - 大辞林 第三版/スーパー大辞林3.0”. 三省堂. 2017年12月3日閲覧。
  7. ^ 音声付きCD-ROM スーパー大辞林・コンサイスカタカナ語辞典
  8. ^ 電子辞典:TOPページ”. 株式会社電子辞典. 2010年2月22日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2010年2月22日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集