天見駅

日本の大阪府河内長野市にある南海電気鉄道の駅

天見駅(あまみえき)は、大阪府河内長野市天見にある、南海電気鉄道高野線。駅番号はNK73

天見駅
駅舎(2007年7月)
あまみ
AMAMI
NK72 千早口 (1.7 km)
(3.7 km) 紀見峠 NK74
地図
所在地 大阪府河内長野市天見195番地1
北緯34度23分48.5秒 東経135度35分43.3秒 / 北緯34.396806度 東経135.595361度 / 34.396806; 135.595361座標: 北緯34度23分48.5秒 東経135度35分43.3秒 / 北緯34.396806度 東経135.595361度 / 34.396806; 135.595361
駅番号 NK 73
所属事業者 南海電気鉄道
所属路線 高野線
キロ程 34.9km(汐見橋起点)
難波から34.2 km
電報略号 アマ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年次-
335人/日
-2019年-
開業年月日 1915年大正4年)3月11日
備考 無人駅
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単線時代からの在来駅であり、高野線における大阪府最南端の駅である。そのため孝子駅と同様に一部の1Dayチケットなど大阪府内のみ有効なチケットは当駅までしか利用できない。南隣の紀見峠駅とは3.7km離れており、高野線では駅間距離が最も長い。

また、奥河内の名所である岩湧山天見温泉の最寄駅でもある。

歴史 編集

 
天見を通る21000系(1994年10月)

駅構造 編集

 
プラットホーム

相対式2面2線のホームを持つ地平駅。ホーム有効長は8両。駅舎は難波方面行ホームの高野山寄りにあり、高野山方面行ホームへは地下道で連絡している。ホームの柵はピンク色に塗られている。(同じく快速急行通過駅である千早口駅紀見峠駅も、柵には特徴的な色が塗られている)

無人駅となっており、河内長野駅からの遠隔管理を受ける。

駅舎は単線時代からのものを有効活用しつつ、内部には近代的な設備が整う。

のりば 編集

のりば 路線 方向 行先[3]
1   高野線 下り 高野山方面
2 上り なんば方面

利用状況 編集

2019年(令和元年)次の1日平均乗降人員335人(乗車人員:164人、降車人員:171人)で、南海の駅全100駅中87位である[4]

各年次の1日平均乗降人員数は下表の通り。

年次 1日平均
乗降人員
順位 出典
2000年(平成12年) 606 - [5]
2001年(平成13年) 621 - [6]
2002年(平成14年) 605 - [7]
2003年(平成15年) 597 - [8]
2004年(平成16年) 544 - [9]
2005年(平成17年) 535 85位 [10]
2006年(平成18年) 504 - [11]
2007年(平成19年) 481 - [12]
2008年(平成20年) 461 - [13]
2009年(平成21年) 423 - [14]
2010年(平成22年) 410 - [15]
2011年(平成23年) 412 86位 [16]
2012年(平成24年) 411 87位 [17]
2013年(平成25年) 410 87位 [18]
2014年(平成26年) 386 87位 [19]
2015年(平成27年) 411 87位 [20]
2016年(平成28年) 403 87位 [21]
2017年(平成29年) 367 87位 [22]
2018年(平成30年) 367 87位 [23]
2019年(令和元年) 335 87位 [24]

駅周辺 編集

 
天見温泉南天苑本館

駅周辺は昔ながらの集落となっており、国の登録有形文化財に登録されている温泉旅館の南天苑がある。また、奥河内観光の岩湧山への登山口(天見コース)ともなっており、休日は登山者の姿が多く見られる。また、河内長野市立天見小学校は小規模特認校として河内長野市全域からの生徒を受け入れており、登下校時間には電車通学の生徒の利用がある。

隣の駅 編集

南海電気鉄道
  高野線
快速急行
通過
急行・区間急行・各停
千早口駅 (NK72) - 天見駅 (NK73) - 紀見峠駅 (NK74)

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集