学校法人神村学園
日本の鹿児島県いちき串木野市にある学校法人
座標: 北緯31度42分17秒 東経130度16分52秒 / 北緯31.70472度 東経130.28111度
学校法人神村学園（がっこうほうじんかみむらがくえん）は、鹿児島県いちき串木野市別府に本部を置く学校法人。幼稚園、小・中・高等学校、専門学校を運営する学校設置者である。また、廣済堂が運営するeラーニング事業「学習天国」へのコンテンツ提供事業も行っている。
| 学校法人神村学園 | |
|---|---|
 学園本部が所在する神村学園初等部・中等部・高等部の外観。 | |
| 法人番号 | 5340005003694 |
| 創立者 | 神村勲 |
| 理事長 | 神村慎二 |
| 創立 | 1964年2月 |
| 所属学校 |
神村学園専修学校 神村学園初等部・中等部・高等部 神村学園附属幼稚園 |
| 所在地 | 鹿児島県いちき串木野市別府4460番地 |
| ウェブサイト | 公式サイト |
 プロジェクト:学校/学校法人の記事について Portal:教育 | |
建学の精神 編集
実学による価値観の違う豊かな人柄教育を行う[広報 1]
校訓 編集
設置校 編集
- 神村学園専修学校
- 神村学園初等部・中等部・高等部（小学校・中学校・高等学校）
- 神村学園附属幼稚園（幼保連携型認定こども園）
- 神村学園高等部（高等学校）伊賀分校（ウィッツ青山学園高等学校を継承し[1][2]、2017年〈平成29年〉4月1日付で[3] 開校[1][2]）
沿革 編集
不祥事 編集
- 鹿児島実業や鹿児島城西と並び県内では強豪高校と知られる神村学園では「サッカーができない体にしてやる」と部員の足に対して蹴るなどの暴力行為を行っていたことがわかっている、またホワイトボードのペンを1本取りに遠征先の福岡から鹿児島県の同学園まで帰らせたこともわかっている。この教員は自宅謹慎となり、のちに依願退職をした[4][広報 3]。
- 野球部の3年生による下級生への暴力行為が常習化し投書による学園への訴えにより事件が発覚し、ヒヤリングにより数ヶ月にわたり暴力行為や恫喝のような行いが行われていたことが発覚したことから直ちに日本高校野球連盟に報告し部長の有期謹慎と該当の3年生部員を登録メンバーより外すという処分が決定した[広報 4]。2014年9月、同部所属で後遺症が残る被害を受けた男性が当時の上級生男性を相手に損害賠償請求。2016年12月、神戸地方裁判所（本多久美子裁判長）は、同年14日までに「先輩の立場を利用し、落ち度のない男性に暴力を振るった」として加害男性に約1170万円の支払いを命じる判決。
- 同学園高等部が2019年4月に兵庫県淡路市に開設した広域通信制教育サポート施設・淡路島学習センターで、サッカーの練習などに時間を費やし、適切な学習指導がなされず放置されていた疑いが同年12月26日までに浮上。同センターの新入生22人中10人が自主退学している模様である。元生徒の保護者らは同年12月27日に同学園に対し、松江地方裁判所浜田支部に損害賠償などの支払いを求め訴訟を提起し係争中であったが[5][6]、2022年3月24日までに松江地裁で和解が成立した。和解条項では、損害賠償請求はセンターの運営会社との間で解決すべき問題とし、学園側に法的責任はないことを確認。元生徒に見舞金を支払うことを盛り込んだ。
脚注 編集
出典 編集
- ^ a b c 広部憲太郎 (2017年4月11日). “神村学園伊賀分校が船出 ウィッツから11人転校 スポーツに力、再起図る”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 三重全県版
- ^ a b c “始業式 思い新たに 新入生はゼロ 「旧ウィッツ」伊賀分校”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 夕刊 11. (2017年4月10日)
- ^ a b 中川翔太 (2016年12月26日). “廃止申請の提出を交渉 運営交代 ウィッツと伊賀市”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 夕刊 10
- ^ 西日本新聞2007年9月16日付
- ^ スポーツ強豪校の神村学園、通信制で学習指導を放置か 半数近く退学、保護者ら提訴へ 産経新聞 2019年12月26日
- ^ 神村学園元生徒側、和解応ぜず 学園側の「話し合いで」方針に 学習放置訴訟 産経新聞 2019年12月宇28日
広報資料・プレスリリースなど一次資料 編集
- ^ 学園紹介 - 学校法人神村学園 2011年3月2日閲覧。
- ^ a b 学園沿革（学園紹介） - 学校法人神村学園 2011年3月2日閲覧。
- ^ 神村学園公式ホームページ
- ^ 野球部員の暴力に関する報告とお詫び - 学校法人神村学園 2011年3月2日閲覧。
関連項目 編集
外部リンク 編集
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