寺尾晃洋
日本の経済学者
寺尾 晃洋(てらお こうよう、1923年1月26日 - 2003年6月23日)は、日本の経済学者。関西大学名誉教授。専門は、公企業論、水道事業論。商学博士(関西大学、1990年)。
公益事業学会理事、国際公共経済学会理事、京都市交通事業審議会委員、大山崎町・大阪府・吹田市・東大阪市・堺市・摂津市・川西市・豊中市の水道事業審議会委員、大阪市政調査会理事などを歴任。
年譜
編集- 1923年1月26日:石川県松任市に生まれる
- 1940年3月:石川県立小松中学校卒業
- 1942年9月:大谷大学予科卒業(戦時特例にて繰上)
- 1947年9月:大谷大学文学部宗教学専攻卒業(指導教授:鈴木大拙)(1943年12月から1945年8月まで第1回学徒出陣にて兵役)
- 1951年3月:京都大学経済学部卒業(指導教授:豊崎稔、山岡亮一)
- 1955年3月:京都大学大学院退学(指導教授:豊崎稔)
- 1955年4月:関西大学商学部専任講師
- 1958年4月:関西大学商学部助教授
- 1965年4月:関西大学商学部教授
- 1964年6月:ロンドン大学LSE留学(受入:W.A.ロブソン)(1965年8月まで)
- 1966年10月:関西大学商学部長代理(1967年9月まで)
- 1968年10月:学校法人関西大学評議員(1976年9月まで)
- 1970年10月:関西大学商学部長(1972年3月まで)
- 1980年10月:関西大学大学院商学研究科長(1982年9月まで)
- 1983年4月:ロンドン大学LSE留学(受入:I.ニッシュ)(1983年10月まで)
- 1983年10月:関西大学経済・政治研究所所長(1987年9月まで)
- 1990年2月:関西大学商学博士「日本の水道事業についての経済学的研究」
- 1993年3月:関西大学退職、関西大学名誉教授
- 2003年6月23日:午後11時、肺炎のため兵庫県川西市の病院で逝去[1]
著書
編集単著
編集- 『独立採算制批判』(法律文化社、1965年)
- 『自治体の企業経営-大阪市の実態-』(ミネルヴァ書房、1980年)
- 『日本の水道事業』(東洋経済新報社、1981年)
- 『正信偈に親しむ』(法蔵館、2003年)
共著
編集所属学会
編集- 公益事業学会
- 国際公共経済学会
- 日本経済政策学会
- 日本交通学会
その他
編集脚注
編集参考文献
編集- 「寺尾晃洋教授略歴・著作目録」『関西大学商学論集』第37巻第3・4号、1992年10月