帯一郎

日本の俳優

帯 一郎(たて いちろう[1][2][注釈 1]生没年不詳)は、日本の元俳優。本名は帯刀 繁隆

たて いちろう
帯 一郎
本名 帯刀 繁隆
生年月日 不詳年
没年月日 不詳年
出生地 日本の旗 日本
職業俳優
ジャンル 劇映画時代劇現代劇特撮映画トーキー
活動期間 1952年 - 1957年
主な作品
ゴジラ
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人物編集

1950年代東宝の専属俳優として活動していた。中でも1954年本多猪四郎監督映画『ゴジラ』で帯が演じたGHK実況アナウンサー役が有名である。[要出典]

しかし1960年以降の出演作品が見当たらず、同年発行の東宝の社員名簿にも名前が記載されていない。同じ専属俳優の記平佳枝によると、早く俳優を引退し別の会社に行ってしまったと証言している[3]。また、中島春雄によれば好男子でモテたとされる[2]。趣味はパチンコ[3]

主な出演作品編集

東宝編集

全て製作・配給は「東宝」である。

脚注編集

注釈編集

  1. ^ 『ゴジラ』(1954年)のDVDのオーディオコメンタリーで宝田明は、帯の姓を「おび」と呼称している。
  2. ^ a b c ノンクレジット。

出典編集

  1. ^ a b c d モスラ映画大全 2011, p. 91, 「脇役俳優辞典29」
  2. ^ a b c d e 初代ゴジラ研究読本 2014, p. 115, 「オール初代ゴジラ俳優大図鑑」
  3. ^ a b 初代ゴジラ研究読本 2014, p. 115, 「加藤茂雄と記平佳枝が語るゴジラ出演者」
  4. ^ a b 東宝特撮映画全史 1983, p. 535, 「主要特撮作品配役リスト」
  5. ^ ゴジラの逆襲”. 東宝 WEB SITE. 東宝. 2022年3月2日閲覧。

参考文献編集

  • 『東宝特撮映画全史』監修 田中友幸東宝出版事業室、1983年12月10日。ISBN 4-924609-00-5 
  • 洋泉社MOOK 別冊映画秘宝洋泉社
    • 『別冊映画秘宝 モスラ映画大全』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2011年8月11日。ISBN 978-4-86248-761-2 
    • 『別冊映画秘宝 初代ゴジラ研究読本』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2014年8月24日。ISBN 978-4-8003-0452-0