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弁慶外伝』は、1989年にサンソフト(サン電子)が発売したPCエンジン用ロールプレイングゲームである。2007年4月17日からはWiiバーチャルコンソールで、2010年12月15日からはゲームアーカイブスで配信されている。

弁慶外伝
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 PCエンジン
開発元 サンソフト
発売元 サンソフト
シナリオ 中村一朗
プログラマー 酒井敦史
籏野篤
音楽 影山雅司
原伸幸
美術 本宮ひろ志
石川巧
鈴木才儒
人数 1人
メディア 3メガビットHuCARD[1]
発売日 日本 198912221989年12月22日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
その他 型式:SS89002
ASIN B0000ZPNEI
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概要編集

プレイヤーは魑魅魍魎が渦巻く鎌倉時代初期の日本を舞台に、主人公キャラ「鬼若(きじゃく)」となり、自身の出生の謎を解く為、日本全国への旅に出る。ゲームの進行途上で三郎・沙夜香・弁慶らが仲間に加わり、最大4人までパーティーを組む。ゲームデータの記録は、「旅の記録」と呼ばれるパスワードもしくは天の声2などの外部記憶ユニットを用いたセーブが可能。(セーブした内容はどちらの方法でも変わらない)

オーソドックスなドラゴンクエストタイプの2D見下ろし型フィールドマップ型RPGで、ランダムエンカウントで現われる敵と戦闘を行い、経験値と銭を入手。経験値が一定数溜まると体力・法力・力・素早さが上昇し、攻撃力(力の数値分)と守備力(素早さの半分)が上がる。また法術を使える人物は一定レベルで新たな法術を会得するが、人物によって覚えるレベルと法術に違いがある。装備は、武器・胴・頭の3箇所。

文章には漢字も使われており、ひらがな・カタカナに比べやや大き目で表示されている。

京を中心に、北は蝦夷から南は九州まで日本全国を旅し、様々な謎を解き宝物を集め、最終的には「裏鎌倉」と呼ばれる場所に存在する源頼朝を倒すのが目的。だが頼朝を倒した後、真の黒幕が控えていた・・・

プレイヤーキャラクター編集

プレイヤーキャラはイベントにより出入りする。順番は必ず固定。

鬼若(きじゃく)
  • 主人公。戦闘・法術両方を使いこなすバランスタイプ。その出生にある謎を秘めている。
三郎
  • 本名は伊勢三郎。かすみのをねぐらにする義賊の頭領。最初に仲間になる。物理攻撃を得意とする戦士型で全く法術は使えないが、体力、力は平均的に上がる為、序盤は頼りになる。見た目は『天地を喰らう』の関羽と同じ。あるイベントでパーティーから外れ、シナリオに一切関わらなくなる。
沙夜香(さやか)
  • 出羽三山で最高の法術師であるパーティ唯一のおしとやかな女性。取扱説明書とゲームでは口調が全く異なる。三郎の次に仲間になる。様々な法術を覚え、パーティーを支援することが可能。但し物理攻撃による戦闘は不得手。主人公を除けば、唯一パーティーから外れることの無いキャラ。
弁慶
  • 有る場所に封印されている、伝説の僧兵。三郎と同じ物理攻撃を得意とする戦士型の人物。三郎よりも力や体力は高いが素早さに劣る。僧兵ではあるが法術は全く使えず、装備出来る武具も非常に限られる。鬼若の出生の秘密を知る人物であり、終盤にはあるイベントによってパーティーと戦わなければならなくなる。
法眼(ほうがん)
  • 林省寺の和尚で鬼若を幼い頃に引き取った育ての親。あるイベントにより三郎と交代でパーティーに加わる。「邪極無転」と呼ばれる究極の法術を唯一戦闘時に利用できる。(但しプレイヤーが任意に使用することは出来ない)この法術を使用するイベントを起こさないと先に進めない。様々な法術を使う事が出来るが、装備は何故か三郎のものを引き継いでいる。
義経
  • 法眼があるイベントによりパーティーから外れた後に加わる、とある場所に封印されていた最後に仲間に加わる人物。見た目は鬼若にそっくりであり、戦闘・法術両方をさらにバランス良く使いこなす事が可能。武具は一切装備出来ないが、それでも鬼若のステータスを上回る強さを持つ。

他機種版編集

No.タイトル発売日対応機種開発元発売元メディア型式売上本数
1弁慶外伝
バーチャルコンソール
  200704172007年4月17日
Wiiサンソフトサンソフトダウンロード--
2弁慶外伝
ゲームアーカイブス
  201012152010年12月15日
PlayStation Portable
PlayStation 3
(PlayStation Network)
サンソフトサンソフトダウンロード--
3弁慶外伝
プロジェクトEGG
  201711142017年11月14日
[2]
WindowsサンソフトD4エンタープライズダウンロード--

スタッフ編集

  • 脚本:中村一朗
  • 制作:酒井敦史、籏野篤
  • 美術:石川巧、鈴木才儒
  • 音楽:影山雅司、原伸幸
  • 進行:江口弘泰、東谷浩明
  • 題字:寺田白雲(書家
  • 協力:本宮企画、本宮ひろ志
  • 監修:吉田喜春

評価編集

評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通25/40点[3]
月刊PCエンジン83/100点
PC Engine FAN23.53/30点[1]
(総合64位)

ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは7・6・7・5の合計25点(満40点)[3]、『月刊PCエンジン』では85・85・75・80・90の平均83点、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、23.53点(満30点)となっている[1]。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で64位(485本中、1993年時点)となっている[1]。同雑誌1993年10月号特別付録の「PCエンジンオールカタログ'93」では、「ゲームシステムはシンプルだが、そのぶん設定などに力が入っていて、戦闘のおもしろさを存分に楽しめるようになっている。古くから伝わる民話や伝説がストーリーに取り入れられている。コマンドや名前が漢字表記なのが和風の雰囲気を盛り上げる」と紹介されている[1]

項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 4.12 3.96 3.73 4.24 3.84 3.65 23.53

関連項目編集

脚注編集

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  1. ^ a b c d e 「10月号特別付録 PCエンジンオールカタログ'93」『PC Engine FAN』第6巻第10号、徳間書店、1993年10月1日、 49頁。
  2. ^ 『弁慶外伝(PCエンジン版)』プロジェクトEGGにて配信開始”. D4エンタープライズ (2017年11月14日). 2018年8月13日閲覧。
  3. ^ a b 弁慶外伝 まとめ [PCエンジン]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2015年5月17日閲覧。

外部リンク編集