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戦時歌謡(せんじかよう)とは、一般には日中戦争(当時の政府は「支那事変」と呼んだ)が勃発する1937年から終戦の1945年までに作成された歌曲のうち、国民の戦意高揚や、国の軍事政策を宣伝するために制作されたものを呼ぶことが多い。そのため、一般には軍歌と呼ばれ、戦前においても軍歌と呼ばれることが多々あった。(狭義の軍歌については、軍歌の項目を参照のこと。)

1940年ころからは、「流行歌」に対する軍部の介入が厳しくなり、恋愛などがテーマになった曲はほとんど作られなくなり、制作される曲のほとんどは「戦時歌謡」になった。

しかし、このことばは一般の国語辞典や百科事典には掲載されておらず、「戦時歌謡集」などといったCDのタイトルに多く用いられ、娯楽色の強い歌と区別するために用いられることも多い。テーマは上記の政治目的のほか、徴兵による家族や恋人との別れ、望郷、戦地などをテーマにした歌がある。

軍歌タイプ、流行歌タイプのほか、「お山の杉の子」、「めんこい仔馬」、「船頭さん」などのように、子ども向きに作られたものもある。

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