日下尚
日下 尚(くさか なお、2000年11月28日 - )は、日本のレスリンググレコローマンの選手。香川県出身。階級は77kg級[1]。シドニーオリンピックの女子マラソンで金メダルを獲得した高橋尚子にあやかって尚と名付けられた[2]。
獲得メダル | ||
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日本 | ||
男子 レスリング・グレコローマンスタイル | ||
世界選手権 | ||
銅 | 2023 ベオグラード | 77kg級 |
アジア選手権 | ||
金 | 2024 ビシケク | 77kg級 |
U-23世界選手権 | ||
銅 | 2022 ポンテベドラ | 77kg級 |
来歴
編集3歳の時に高松クラブでレスリングを始めた[1][2]。なお、中学の時にはレスリング以外に相撲にも取り組み、相撲の全国大会に出場したこともあった[2][3]。高松北高校2年の時にはJOC杯カデットの部76㎏級で優勝するも、世界カデット選手権では5位だった[1]。3年の時には全国高校生グレコローマン選手権71㎏級で優勝した[1]。2019年に日体大へ進学すると、1年の時には全日本選抜選手権と全日本選手権で優勝するも、U-23世界選手権では5位にとどまった[1]。3年の時には全日本学生選手権と全日本大学グレコローマン選手権で優勝するも、全日本選手権と全日本選抜選手権ではそれぞれ2位だった[1]。4年の時には全日本選手権で2位だったが、全日本学生選手権で2連覇した[1]。U-23世界選手権では3位になった[1]。2023年には三恵海運の所属になると、全日本選抜選手権で優勝した[1]。世界選手権では準決勝で世界チャンピオンであるキルギスのアクジョル・マフムドフに5-7で敗れるも、3位決定戦に勝利した。なお、今大会でメダルを獲得したため、規定によりパリオリンピック代表に内定した[2][3]。2024年のアジア選手権では決勝で地元のマフムドフを破って優勝した[4]。
主な戦績
編集72㎏級での戦績
- 2018年 - JOC杯ジュニアの部 2位
- 2018年 - アジア・ジュニア選手権 3位
- 2018年 - 全国高校生グレコローマン選手権 優勝(71kg級)
- 2018年 - 全日本選手権 3位
- 2019年 - JOC杯ジュニアの部 2位(77kg級)
- 2019年 - 全日本選抜選手権 優勝
- 2019年 - アジア・ジュニア選手権 3位(77kg級)
- 2019年 - 全日本学生選手権 3位
- 2019年 - U-23世界選手権 5位
- 2019年 - 全日本選手権 優勝
- 2020年 - アジア選手権 5位
77㎏級での戦績
- 2021年 - 全日本選抜選手権 2位
- 2021年 - 全日本大学グレコローマン選手権 優勝
- 2021年 - 全日本学生選手権 優勝
- 2021年 - 全日本選手権 2位
- 2022年 - 全日本選抜選手権 3位
- 2022年 - 全日本学生選手権 優勝
- 2022年 - U-23世界選手権 3位
- 2022年 - 全日本選手権 2位
- 2023年 - 全日本選抜選手権 優勝
- 2023年 - ドイツグランプリ 2位
- 2023年 - 世界選手権 3位
- 2024年 - ザグレブ・オープン 3位
- 2024年 - アジア選手権 優勝
(出典[1])
脚注
編集外部リンク
編集- 日下尚 - International Wrestling Database (英語)