東京クーデター・Xデー日曜日

東京クーデター・Xデー日曜日』(とうきょうクーデター・Xデーにちようび)は、1980年2月23日に「土曜ワイド劇場」枠(21時2分 - 22時51分)で単発テレビドラマとして放送された[1][2]。主演:中村敦夫、監督:中島貞夫[1]

東京クーデター・Xデー日曜日
ジャンル テレビドラマ
脚本 神波史男・奥山貞行(奥山耕平)
監督 中島貞夫
出演者 中村敦夫
音楽 津島利章
オープニング 歴代オープニングを参照
製作
制作 東映芸能ビデオテレビ朝日
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1980年2月23日 - 1980年2月23日
放送時間土曜 21:02 - 22:51
放送枠土曜ワイド劇場
放送分109分
回数1回
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概要 編集

主演の中村演じる千波貞之が塾長の右翼結社「千郷塾」の塾生ら[3]右翼系の農本主義者が199X年2月に"蜂起"してテレビ局を占拠するストーリー[2]。右翼団体の興国社社主・村瀬英幸が東映芸能ビデオに企画を持ち込み[4]、東映芸能ビデオがテレビ朝日に話を持って行き、制作が決まった[4]。話が広がると大きな問題となり、国会でも取り上げられた[4]。当時、ソ連にシッポを振ってモスクワオリンピックの独占放送を獲得したテレビ朝日が、右翼の激しい抗議に晒され、音を上げたため、右翼をなだめるために放送を決めたとされる[4]

放送当日の各新聞テレビ欄には、本作の箇所に「未来恐怖サスペンス」のサブタイトルが付いていた。

キャスト 編集

スタッフ 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c d 中島貞夫『遊撃の美学 映画監督中島貞夫 (下)』ワイズ出版〈ワイズ出版映画文庫(9)〉、2015年、446頁。ISBN 9784898302880 
  2. ^ a b c 神波史男「追悼・奥山耕平 『再び落ちる鳥よ』」『シナリオ』2011年11月号、日本シナリオ作家協会、95頁。 
  3. ^ 週刊TVガイド 1980年2月29日号 p.46
  4. ^ a b c d 「This Week テレビ朝日の"右翼ドラマ"騒動」『週刊文春』1980年2月28日号、文藝春秋、26頁。