中尾彬
中尾 彬(なかお あきら、1942年(昭和17年)8月11日[1][2] - )は、日本の俳優・声優・タレント・コメンテーター。千葉県木更津市出身[1][2]。古舘プロジェクト所属。
なかお あきら 中尾 彬 | |||||
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生年月日 | 1942年8月11日(81歳) | ||||
出生地 |
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身長 | 175 cm | ||||
血液型 | O型[1] | ||||
職業 | 俳優・声優・タレント・コメンテーター | ||||
ジャンル | 映画、テレビドラマ | ||||
活動期間 | 1964年 - | ||||
配偶者 |
茅島成美(1970年 - 1975年) 池波志乃(1978年 - ) | ||||
公式サイト | 所属事務所によるプロフィール | ||||
主な作品 | |||||
テレビドラマ 『暴れん坊将軍』 『炎立つ』 『秀吉』 『GTO』 『義経』 映画 『本陣殺人事件』 『白昼の死角』 『極道の妻たち』シリーズ 『ゴジラ』シリーズ 『ミンボーの女』 『アウトレイジ ビヨンド』 『翔んで埼玉』 | |||||
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前妻は茅島成美、現在の妻は池波志乃。義父は落語家10代目金原亭馬生、義祖父は5代目古今亭志ん生、義叔父は3代目古今亭志ん朝。姪の元夫は俳優の田宮五郎(田宮二郎の次男)。身長175センチメートル(cm)、血液型O型。
来歴 編集
生家は酒屋を営み、1958年に千葉県立木更津第一高等学校へ入学するとバレーボール部で主将を務め[3]、1960年に油彩画「石の花」が千葉県美術展に入選し、1961年に武蔵野美術大学油絵学科へ入学する[1]。
1962年に日活ニューフェイスの第5期に合格[1]して映画に出演する。絵画を捨てきれず翌年に大学を中退してフランスへ留学[1]するも留学期間を短縮する[4]。1964年に帰国して劇団民藝に研究生として入団し、中平康監督・加賀まりこ主演の日活映画『月曜日のユカ』に助演[1]する。期待の新人俳優として注目を浴びる。1970年に日活と民藝を離れてフリーとなってから、各映画会社やテレビで活動を始める。
1978年から『暴れん坊将軍』で初代徳川宗春役を演じ、当たり役となる。
1978年から絵画創作を再開して1978年に個展を2回開催した。フランスのル・サロン展で、1981年に「BUNRAKU・狂乱」が大賞、1982年に「COUNTRY・故郷」が国際賞、をそれぞれ受賞後は、定期的に個展を開催する[1]。
1993年、『ゴジラvsメカゴジラ』以降、Gフォース麻生司令官役でゴジラ平成VSシリーズにレギュラー出演[2]。2000年代のミレニアムシリーズでも3作品に出演した[2]。
1998年の『GTO』の内山田ひろし教頭役以降、現代劇の出演が増える。
2006年6月「韓国陶磁器および2007第4回京畿道世界陶磁ビエンナーレ」の広報親善大使に就任[5]
2007年3月31日早朝、毎日放送の生番組『知っとこ!』レギュラー出演のために滞在していた大阪市内のホテルで、高熱で体調不良を訴えて救急車で搬送され、急性肺炎および横紋筋融解症と診断された。ICUで絶対安静の状態だったが、4月3日夕方に一般病棟へ、5月に都内へ転院して5月15日に退院した。自宅療養の後に6月30日放送の『知っとこ!』に生出演した。
人物 編集
親交 編集
高校の先輩に千葉真一がおり、日本体育大学に在学中の千葉が教育実習で指導した生徒が中尾で、教師と教え子の関係である[3]。千葉の授業をよくサボっていた中尾は、芸能界で再会したときに「前田さん(千葉の本名)」と挨拶し、「理由もなく、単に反抗したかったんです」と非礼を陳謝した[3]。中尾が出演していたドラマ『二人の刑事』(TBS)を千葉が「観ているぜ」と言うと、中尾は「光栄です」と低頭している[3]。
「俳優になりたい」と考えて長谷川一夫の門を叩いたが、「高校を出たら、またここに来なさい」と諭されて「単に時間の猶予を与えられたのだ」と思ったが、現在は「『高校の勉強は最低限勉強しておくべきものだから、しっかり勉強しなさい』」という意味を持っていたと考えるようになった。
石坂浩二とは喧嘩友達、前田吟、峰岸徹、安岡力也とは駆け出しの頃から共にしてきた仲で、江守徹とはコンビで番組に出演したりするほどの仲。中尾自身は「同じ舞台に立っているのだから、(本番中は後輩や年下のタレントが自分に対して)どんな失礼なことがあっても気にならない」と語っている。
前妻は女優の茅島成美で、1970年に結婚した。一児を儲けるも、池波志乃と共演をきっかけに不倫関係となり1975年に離婚、1978年に池波と再婚した。
ダウンタウンとの共演が多いが、ウッチャンナンチャンの『ゲッパチ!UN アワーありがとやんした!?』で、南原清隆が中尾をマネたキャラ「中王彬」に扮し、後に南原に内緒で中尾本人が登場するというドッキリ企画を端緒に、バラエティー番組に進出した。
嗜好・特技 編集
『やっぱり猫が好き』での劇中で、「中尾彬百発(殴ったような顔)」と表現されたことがある。
演ずる場合は身につけるがネクタイが嫌いで、池波が「ねじねじ」と称するスカーフやマフラーなどを首元からぐるぐる巻き降ろすスタイルを好み、自他ともに認めるトレードマークである。1990年代前半に海外ロケの移動中に、飛行機の中でイライラしながらマフラーをよじっていると取れなくなり、そのままにしていたところ、「オシャレだな(レストランのシェフみたいで)」と共演していた神田正輝から褒められたことが端緒である。「ねじねじ」は300本、春夏秋冬、冠婚葬祭により使い分け、葬儀の際は黒のマフラーを着用する。夏季は「ねじねじ」がプリントされたTシャツを着用する。
趣味に万年筆収集があり、高い物は1本56万円、これまでに500万円以上費やして50本を入手した。2007年に病から退院後に島田紳助から退院祝いとして貰った、キャップのクリップ部分が「ねじねじ」でペン先に中尾の顔が描かれている万年筆を、金銭に変えがたいものとして大切にしている。
かつては台東区池之端の自宅マンション以外に千葉県と沖縄県にアトリエを所有していたが、終活で2016年までに全て売却した[6]。
料理も造詣が深く、地元木更津の老舗日本料理店「宝家」のパンフレットや献立に協力をしている[7]。
「中尾鍋」と呼ばれる、白菜と豚バラを使用した鍋料理を考案し、テレビ番組でたびたび紹介されている。
ガリガリ君が好きで、「日本一おいしいスイーツ」と評している。好きなフレーバーはマンゴー味。また、ハッピーターンも大好物。
2007年2月に脳梗塞で盟友の江守が倒れ、同年3月に自身が急性肺炎と相次いで大病を患ってから、飲酒と煙草を止めている。
1908年生まれの父親が101歳、祖父が106歳まで生きていて長命な家系のため安心していたが、2007年に自身が大病を患ってしまったことがある。
田苑酒造とコラボレーション企画で、全量四年樽貯蔵の麦焼酎“中尾AKIRA”をプロデュースした。
出演 編集
テレビドラマ 編集
- 魚住少尉命中(1963年、NHK) - 魚住少尉[注釈 1]
- 虹の設計(1964年 - 1966年、NHK)
- 若者たち(1966年、CX)
- 大河ドラマ(NHK)
- 三匹の侍(CX)
- 第5シリーズ 第22話「燃える」(1968年) - 加古
- 第6シリーズ 第22話「苦い米」(1969年) - 新吉
- ザ・ガードマン(TBS / 大映テレビ室)
- 第212話「消えた現金に手を出すな」(1969年)
- 第218話「サラリーマンは夜に勝負する」(1969年)
- 第320話「ボウリング場殺人事件」(1971年)
- 第332話「この夏女子大生がやった大冒険」(1971年)
- 銭形平次 (CX / 東映)
- 第161話「消えた千両箱」(1969年) - 幸太
- 第526話「あにとおとうと」(1976年) - 栄吉
- 二人の刑事(1970年、TBS)
- 乱れそめにし(1970年、THK)
- 女三四郎(1970年、大映テレビ)
- 鉄道100年 大いなる旅路(1971年、NTV) - 砂田恵吉
- 一心太助 (テレビドラマ)(1971年、CX)
- 荒野の素浪人 第13話「無残 愛と死の峠」(1972年、NET / 三船プロ) - 山崎平太
- シークレット部隊 (1972年、TBS / 大映テレビ)
- 第1話「黄金の七人!嵐の大脱走」 - 船員
- 第10話「女の悲劇はスポーツカーから」
- 特別機動捜査隊 (NET / 東映)
- 第570話「ホノルル特急002便」(1972年) - 片桐
- 第579話「三船班ハワイへ飛ぶ」(1972年) - 石戸
- 第583話「初笑いトバッチリ三船班」(1973年) - 中尾[注釈 2]
- 第602話「香港から来た女」(1973年) - 一郎
- 第654話「矢崎班緊急出動せよ」(1974年) ※友情出演
- 地獄の辰捕物控 第15話「憎しみの果てに朝が来る」(1973年、NET / 東映) - 喜太郎
- 体の中を風が吹く(1973年、NHK)
- 水戸黄門(TBS / C.A.L)
- ポーラテレビ小説・薩摩おごじょ(1973年、TBS) - 滝村道明
- 必殺シリーズ(ABC / 松竹)
- トリプル捜査線 第10話「復讐鬼・白昼の大脱走」(1973年、CX / 大映テレビ)
- 非情のライセンス 第1シリーズ 第37話「兇悪のビーナス」(1973年、NET / 東映) - 五代雄一郎
- 旗本退屈男 第23話「旅みやげ梅一輪」 (1974年、NET / 東映)
- アイフル大作戦 第56話「卒業式・サヨナラ涼子という女」(1974年、TBS / 東映)
- おしどり右京捕物車 第13話「砲」(1974年、ABC / 松竹) - 長安
- 子連れ狼 第2部 第23話「生前香典」(1974年、NTV / ユニオン映画) - 雲
- 夜明けの刑事(TBS / 大映テレビ)
- 第3話「隣の家の秘密」(1974年)
- 第42話「夫はポルノに殺された!」(1975年)
- 第65話「注文はセーラー服の女子高校生だ!!」(1976年) - 山形史郎
- 第77話「ひき逃げされた高校生のナゾ!!」(1976年) - のりお
- 伝七捕物帳(NTV / ユニオン映画)
- 第48話「恋の十手になみだ雨」(1974年) - 英吉
- 第87話「夢に涙の子守唄」(1975年) - 平作
- 第104話「無実の獄門」(1976年) - 時次郎
- 第142話「人情妻恋花火」(1977年) - 卯之吉
- 座頭市物語 第26話「ひとり旅」(1975年、CX / 勝プロ) - 情報屋
- 剣と風と子守唄 第12話「殿様暗殺の日」(1975年、NTV / 三船プロ) - 松平忠明
- Gメン'75 第22話「警視庁殺人課」(1975年、TBS / 東映) - 警視庁外事課刑事・志賀健二
- 晩秋(1975年、YTV)
- ライオン奥様劇場・良人の貞操(1975年、CX / 宝塚映画)
- TOKYO DETECTIVE 二人の事件簿 第28話「男は二度死んだ」(1975年、ABC / 大映テレビ)
- 燃える捜査網 第4話「お前はお前 俺は俺」(1975年、NET / 東映) - 笠井刑事
- 夫婦旅日記 さらば浪人 第9話「信濃路の夢」(1976年、CX / 勝プロ) - 弥七
- 隠し目付参上 第14話「半年先の天下を見たか」(1976年、MBS / 三船プロ) - 榊兵馬
- 人魚亭異聞 無法街の素浪人 第19話「華麗なる目撃者」(1976年、NET / 三船プロ) - 有馬左十郎
- 俺たちの旅 第39話「ニッポンの将来はどうなりますか?」(1976年、NTV / ユニオン映画) - 熊沢洋一
- いろはの"い" 第22話「友情」(1977年、NTV / 東宝) - 牧田実
- 同心部屋御用帳 江戸の旋風(第3シリーズ) 第5話「本所おいてけ堀」(1977年、CX / 東宝)
- 桃太郎侍 第39話「嘘つき小僧が飛んで来た」 (1977年、NTV / 東映) - 新助
- 砂の器(1977年、CX / 俳優座映画放送) - 関川重雄
- 暴れん坊将軍シリーズ(ANB / 東映) - 尾張大納言宗春※準レギュラー
- 吉宗評判記 暴れん坊将軍
- 第1話「春一番! 江戸の明星」(1978年)
- 第4話「遥かなる遠き日の母」(1978年)
- 第9話「義賊、江戸を走る」(1978年)
- 第20話「人情あやめ河岸」(1978年)
- 暴れん坊将軍III
- 第1話「吉宗初暴れ! 少女涙の訴え状」(1988年)
- 第13話 SP「将軍が消えた!? 吉宗暗殺の渦巻く紀州和歌山」(1988年)
- 第42話「御庭番を愛した女」(1988年)
- 第59話 SP「みちのく血判状! 魔性の谷の決戦!!」(1989年)
- 第97話 500回SP「将軍琉球へ渡る 天下分け目の決闘」(1989年)
- 暴れん坊将軍IV
- 第1話 SP「ご生母、謎の失踪! 吉宗、江戸城決戦春一番!!」(1991年)
- 第20話「愛しき炎の剣!」(1991年)
- 第26話 SP「江戸城反乱! 連判状に仕掛けられた罠!!」(1991年)
- 第51話 SP「隠された壱千万両 家康の埋蔵金を追え!」(1992年)
- 暴れん坊将軍V 第32話「紀州から来た刺客」(1993年)
- 暴れん坊将軍VI 第1話 SP「吉宗潜入! 謀略の城 偽将軍宣下を阻止せよ!」(1994年)
- 暴れん坊将軍VII
- 第1話「江戸っ子神輿が吉宗を呼ぶ!」(1996年)
- 第14話「尾張宗春の謀叛」(1996年)
- 吉宗評判記 暴れん坊将軍
- 明日の刑事 第32話「九十九里に散る女の涙」(1978年、TBS / 大映テレビ)
- 達磨大助事件帳 第18話「雪に散る子守り唄」(1978年、ANB / 前進座 / 国際放映) - 半次郎
- 大空港 第1話「海外逃亡を阻止せよ」(1978年、CX / 松竹) - 多岐亘
- 東京メグレ警視シリーズ 第23話「警視と善良な人びと」(1978年、ABC / テレパック)
- チェックメイト78 第2話「小さな孔を覗く警部」(1978年、ABC /テレパック)
- 土曜ワイド劇場(ANB)
- 魚たちと眠れ 洋上女子大学殺人事件(1978年、ANB / 大映テレビ) - 桐山久晴
- 江戸川乱歩の美女シリーズ(ANB / 松竹)
- 「化粧台の美女」(1982年4月) - 横堀京介
- 「妖しい傷あとの美女」(1985年3月) - 平田一郎
- 松本清張の事故(1982年6月、大映テレビ)
- 窓の中の殺人 離婚した女 嫌いな前夫が私を犯す…(1983年12月)
- 混浴露天風呂連続殺人(1988年11月) - 西尾勇次
- 探偵・神津恭介の殺人推理(1990年5月) - 水谷良平
- さすらいの女弁護士 山岸晶(2010年7月) - 黒沢
- 遺品の声を聴く男(2013年5月) - 長谷川伸之
- 西遊記 第8話「悟空危うし! 鱗青魔王の逆襲」(1978年、NTV / 国際放映) - 鱗青魔王
- 西遊記II 第17話「泣くな八戒!瞳の中の愛」 - 朱俊英
- 若さま侍捕物帳 第11話・第18話(1978年、ANB / 前進座 / 国際放映)
- 太陽にほえろ! 第319話「年上の女」(1978年、NTV / 東宝) - 矢倉浩
- 半七捕物帳 第2話「刀傷 吉良の脇差」(1979年、ANB / 歌舞伎座テレビ)
- そば屋梅吉捕物帳 第10話「おんな狩り」(1979年、12ch / 国際放映) - 大場又十郎
- 銀河テレビ小説(NHK)
- 冬の祝婚歌(1980年) - 清家洋太郎
- 探偵物語 第25話「ポリス番外地」(1980年、NTV / 東映ビデオ) - 牛島課長
- 大激闘マッドポリス'80 第1話「マフィアからの挑戦」(1980年、NTV / 東映) - ヒットマン・神崎勝
- 悪党狩り 第19話「大江戸恨み節」(1980年、12ch / 松竹) - 佐平
- 旅がらす事件帖 第4話「俺もお前もはぐれ鳥」(1980年、KTV / 国際放映) - 仁蔵
- 特捜最前線 第189話「犯罪紳士録に載っている男!」(1980年12月、ANB / 東映) - 西村茂(偽弁護士・関田)
- 闇を斬れ 第3話「夜伽女の怨みぶし」(1981年、KTV / 松竹) - 綾小路公友
- 警視庁殺人課 第7話「白昼のスナイパー」(1981年、ANB / 東映)
- 江戸の用心棒 第11話「謎の剣客」(1981年、CX / 東宝 / 映像京都) - 長江長左衛門
- 時代劇スペシャル 紫頭巾 黄金の秘密(1982年、CX / 東映) - 田沼意知
- 火曜サスペンス劇場(NTV)
- おりんさん(1983年、THK) - 兵隊寅
- 木曜ファミリーワイド / 松本清張の蒼い描点(1983年、CX / 大映テレビ) - 村谷亮吾
- 長七郎江戸日記スペシャル 「長七郎立つ!江戸城の対決」・「母は敵か?!正雪の陰謀」(NTV / ユニオン映画) - 由比正雪
- ただいま絶好調! 第9話「突撃! フォーカス」(1985年、ANB / 石原プロ)
- 禁じられたマリコ(1985年、TBS / 東宝)
- 愛の嵐 第1 - 38話(1986年、東海テレビ制作・フジテレビ系) - 三枝伝右衛門
- このこ誰の子? 第10話「名古屋の出来事」、第11話「運命のめぐり合い」(1986年 - 1987年、CX / 大映テレビ) - 高階
- アリエスの乙女たち(1987年、CX/大映テレビ)
- ドラマ女の手記「不倫の請求書」(1987年、TX)
- ザ・ドラマチックナイト / 松本清張の地方紙を買う女(1987年10月、CX / 大映テレビ)
- 次郎長三国志(1991年、TX) - 日柳燕石
- 武田信玄(1991年、TBS) - 村上義清
- 刑事貴族3 第1話「9人の優しい日本人」(1991年、NTV / 東宝)
- 新春時代劇スペシャル / 寛永風雲録(1991年、NTV) - 徳川頼宣
- 鬼平犯科帳 第3シリーズ 第2話「剣客」(1991年、CX / 松竹) - 石坂太四郎
- 天下の副将軍水戸光圀 徳川御三家の激闘(1992年、TX) - 柳沢吉保
- 風林火山(1992年、NTV) - 甘利虎泰
- 四匹の用心棒 (5) かかし半兵衛無頼旅(1993年、ANB / 東映) - 由良形部
- 闇を斬る!大江戸犯科帳 第14話「筆頭老中への陰謀」(1993年、NTV / ユニオン映画) - 勝山九十郎 / しろがね屋治兵衛(二役)
- 大忠臣蔵(1994年、TBS) - 小林平八郎
- 横浜心中(1994年、NTV) - 島津隆造
- 夜に抱かれて(1994年、NTV)
- 愛と罪と(1995年、THK)
- クリスマスキス〜イブに逢いましょう(1995年、TX)
- 鍵師 ‐権藤社長
- 金曜エンタテイメント / おばさんデカ 桜乙女の事件帖
- 編笠十兵衛(1997年、TX) - 大石内蔵助
- 家政婦は見た!(1997年) - 荒川乱流
- GTO(1998年、関西テレビ) - 内山田ひろし
- 月下の棋士(2000年、ANB)
- 20歳の結婚(2000年、TBS) - 中願寺小三郎
- ハゲタカ(2007年、NHK) - 飯島亮介
- どんど晴れ(2007年、NHK) - 梶原亮介
- 正月時代劇 / 雪之丞変化(2008年1月3日、NHK)
- サスペンス特別企画 / インターホン症候群の女・他人の生活を覗きたがる主婦の秘密(2008年3月、EX)
- NHKスペシャル / 最後の戦犯(2008年12月7日、NHK)
- あんみつ姫2(2009年1月、CX) - 阿久田偉観
- 裸の大将放浪記『火の国・熊本編〜女心が噴火するので』(2009年10月24日、CX) - 伊津野孝一郎
- 坂の上の雲(2010年12月 - 2011年12月、NHK) - 日高壮之丞
- TAROの塔(2011年2月、NHK) - 東郷青児
- 最後の晩餐 〜刑事・遠野一行と七人の容疑者〜(2011年5月14日、EX) - 横手信吾
- 塚原卜伝(2011年10月 - 11月、NHK BSプレミアム) - 伊勢盛時
- 使命と魂のリミット(2011年11月5日・12日、NHK) - 島原総一郎
- 月曜ゴールデン / 松本清張没後20年スペシャル・寒流(2013年1月14日、TBS) - 福光喜太郎
- ドキュメンタリー・ドラマ ヒロシマ 復興を夢みた男たち(2013年3月16日、NHK)- 藤田若水(元広島市長)
- 琉神マブヤー4 第十一話(2013年12月14日、琉球放送) - 本人
- ドクターX〜外科医・大門未知子〜(2014年10月 - 12月、EX) - 黒部徹也
- グ・ラ・メ!〜総理の料理番〜 第1話(2016年7月22日、EX) - 梶原権造
- 金曜プレミアム・誘拐ミステリー超傑作 法月綸太郎 一の悲劇(2016年9月23日、CX) - 門脇了壱
- BG〜身辺警護人〜 第4話(2018年2月8日、EX) ‐ 崎山敬一郎(特別出演)
- 下町ロケット 第3話(2018年10月28日、TBS) - 重田登志信(特別出演)
- 名探偵・明智小五郎 第1夜(2019年3月30日、EX) - 宇田川道玄(頭取)
- 法医学教室の事件ファイル 47(2020年5月24日、EX)太賀龍蔵
映画 編集
- 夢がいっぱい暴れん坊(1962年、日活)
- 月曜日のユカ(1964年、日活)
- 太陽西から昇る(1964年、日活)
- 結婚相談(1965年、日活)
- 明日は咲こう花咲こう(1965年、日活)
- 愛と死の記録(1966年、日活)
- 逃亡列車(1966年、日活) - 松本一等兵
- 娘の季節(1968年、日活)
- 幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形(1970年、東宝) - 高木浩
- 赤頭巾ちゃん気をつけて(1970年、東宝)
- 内海の輪(1971年、松竹) - 主演・江村宗三
- 本陣殺人事件(1975年、ATG) - 主演・金田一耕助
- 西陣心中(1977年、ATG) - 矢野
- 帰らざる日々(1978年、日活) - 中村志郎
- 白昼の死角(1979年、東映) - 九鬼善司
- 日本の黒幕(1979年、東映) - 団耕太郎
- 幸福号出帆(1980年、東映セントラルフィルム) - 萩原達
- ザ・ウーマン (1980年、友映) - 飯尾藤十郎
- 燃える勇者(1981年、東映) - 天坊
- 悪霊島(1981年、東映) - 刑部守衛
- 蔵の中(1981年、東映) - 磯貝三四郎
- 誘拐報道(1982年、東映) - 森安泰明
- 伊賀忍法帖(1982年、東映 / 角川映画) - 松永弾正
- 嵐を呼ぶ男(1983年、東宝)
- 双子座の女(1984年、にっかつ)
- バロー・ギャングBC(1985年、東映) - 唐沢先生
- 春の鐘(1985年、東宝)
- 花園の迷宮(1988年、東映) - 秋元市太郎
- 極道の妻たち 最後の戦い(1990年、東映) - 四代目中松組組長 田所亮次
- 浪人街(1990年、松竹) - 小幡七郎右衛門
- 首領になった男(1991年、東映) - 木下尊光
- 代打教師 秋葉、真剣です!(1991年、東映) - 校長・田口
- 極道戦争 武闘派 (1991、東映) - 深沢厳
- ミンボーの女(1992年、東宝) - 伊場木
- 七人のおたく(1992年、東映) - 高松一
- 民暴の帝王(1993年、東映) - 茂木信夫
- ゴジラシリーズ(東宝)
- ゴジラvsメカゴジラ(1993年) - 麻生司令官
- ゴジラvsスペースゴジラ(1994年) - 麻生司令官
- ゴジラvsデストロイア(1995年) - 麻生司令官
- ゴジラ×メカゴジラ(2002年) - 五十嵐隼人総理
- ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(2003年) - 五十嵐隼人総理
- ゴジラ FINAL WARS(2004年、東宝) - 旧・轟天号艦長
- 首領を殺った男(1994年、東映) - 各務達也
- やくざ道入門(1994年、バンダイビジュアル) - 渡辺
- 東雲楼 女の乱(1994年、東映) - 有働喜代治
- 湘南純愛組!シリーズ(1994年 - 1997年、日本映像)
- ヤンキー烈風隊 (1995年、パル企画) - 関東花岡連合会長 花岡虎造
- 斬り込み(1995年) - 阿久津組組長 阿久津征二
- 極道の妻たち 危険な賭け(1996年、東映) - 坂松組幹部 市元裕兵
- 難波金融伝ミナミの帝王 銃撃の復讐(1997年) - 若山重信
- 東京龍 トーキョードラゴン (1997年、エース・ピクチャーズ) - 矢崎昭二
- 劇場版金田一少年の事件簿 上海魚人伝説(1997年、東宝) - 藤堂壮介
- バブルと寝た女たち(1998年、円谷映像) - 大森七郎
- 極道の妻たち 決着(1998年、東映) - アケノ組 川西(名越組長の知人)
- 必殺! 三味線屋・勇次(1999年、松竹) - 富喜屋藤兵衛
- 梟の城(1999年、東宝) - 徳川家康
- 極道の妻たち 赤い殺意(1999年、東映ビデオ) - 高須組若頭 根元紘一
- 極道の妻たち 地獄の道づれ(2001年、東映ビデオ) - 柴山会理事長 茂田光機
- 木更津キャッツアイ 日本シリーズ(2003年、アスミック・エース) - 30年後のバンビ
- アキレスと亀(2008年、東京テアトル / オフィス北野) - 倉持利助
- 牙狼〈GARO〉 〜RED REQUIEM〜(2010年) - 来栖謙一
- 犬とあなたの物語 いぬのえいが「あきら!」 - 中尾彬(本人役)
- アウトレイジ ビヨンド(2012年、ワーナー・ブラザース映画 / オフィス北野) - 山王会幹部 富田
- 龍三と七人の子分たち(2015年、ワーナー・ブラザース映画 / オフィス北野) - はばかりのモキチ
- ヒロイン失格(2015年、ワーナー・ブラザース映画) - 中尾彬 ※本人役で特別出演
- 翔んで埼玉(2019年、東映) - 東京都知事 壇ノ浦建造
- 時には昔の話を/森山周一郎 声優と呼ばれた俳優(2022年、ユーステール)[9]
オリジナルビデオ 編集
- ドロップ・アウト しなやかな女豹(1992年、松竹ホームビデオ)
OVA 編集
ゲーム 編集
- みんなのGOLFポータブル2(2007年) - ナカオさん 役
- JUDGE EYES:死神の遺言(2018年) - 源田龍造 役[10]
- LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶 (2021年)- 源田龍造 役
配信ドラマ 編集
- サンクチュアリ -聖域-(2023年5月4日、Netflix) - 熊田 役[11]
吹き替え 編集
- カンフー・パンダ(タイ・ラン役)
- 刑事バレッタ(ロバート・ブレイク)
- 太陽がいっぱい(モーリス・ロネ)※日本テレビ版
- ドラゴン怒りの鉄拳(ブルース・リー)
- バニシングin60″(エイドリアン・ペイス〈H・B・ハリッキー〉)※日本テレビ版
- 遥かなる西部(ロバート・コンラッド)
- 郵便配達は二度ベルを鳴らす(ジャック・ニコルソン)
- 冷血(ロバート・ブレイク)※NET版
バラエティ 編集
- やじうまテレビ!(テレビ朝日)(2012年4月10日 - 2013年9月24日)火曜日コメンテーター
- グッド!モーニング(テレビ朝日)(2013年10月2日 - )水曜日コメンテーター→火曜コメンテーター
- バイキング (フジテレビ) 火曜日不定期ゲスト
- 知っとこ!(毎日放送系・2012年3月まで)
- 知ってた?(毎日放送・放送終了)
- ちちんぷいぷい(毎日放送・金曜準レギュラー)
- 痛快!エブリデイ(関西テレビ)
- ニョッキン7(岡山放送)不定期出演
- ゲッパチ!UN アワーありがとやんした!?(フジテレビ)
- 脳内エステ IQサプリ(フジテレビ)
- ザ・ベストハウス123(フジテレビ)
- 愛する二人別れる二人(フジテレビ)
- ダウンタウンDX(よみうりテレビ系・不定期)
- スタイルプラス(東海テレビ・不定期)
- びっくり法律旅行社(NHK)
- 地球感動配達人 走れ!ポストマン(毎日放送系)
- 国民的ことばバラエティー みんなでニホンGO!(NHK)チュートリアルと友に司会。
- 時短生活ガイドショー(TBS)
- おウチに帰ろう!(TBS)
- 愛しのメロンパン(テレ朝チャンネル)司会
- ワンダー×ワンダー(NHK)
- 土曜スペシャル(テレビ東京)
- まかないメシ食べまくり!!(日本テレビ)
- いまどき娘とハッスルオヤジ(テレビ東京)
- 女神のキセキ(テレビ東京)
- ためしてガッテン(NHK)
- ひるブラ(NHK)
- ジェネレーション天国(フジテレビ)
- オモクリ監督(フジテレビ「お化け屋敷の経営会議」
- 中尾彬!美食の花道(静岡第一テレビ)
- グッド!モーニング(テレビ朝日)(2013年10月2日 - )水曜日コメンテーター→火曜コメンテーター
- 千客万来!中尾家deごはん(2020年4月5日 - 2020年11月1日、BS-TBS)
- オールスター感謝祭
- 人気者でいこう!
- HAMASHO(読売テレビ)(1998年)「バカ観光」にゲスト出演
ドキュメント 編集
- NHKスペシャル「アフリカンドリーム」(NHK、2010年4 - 6月) - ナレーション
- NEXT JAPAN -熱き求導者-(毎日放送) - ナレーション
PV 編集
CM 編集
- NEC「らくらくゴジラチェアプレゼント」(1995年) - 麻生司令官 役
- 黄桜「辛口一献」
- ヤマサ醤油「昆布つゆ」(2005年 - ) - 江守徹と共演
- 味の素「パルスイート」
- エプソン「プリンタでじぶんを出そう」
- エイチ・アイ・エス「いい旅研究室プロジェクト」(2008年)
- 菊之露酒造「菊之露」(沖縄県内のみ)
- 大塚食品「MATCH」(2010年) - 南明奈と共演
- ほっともっと「めんたい高菜弁当」(2011年) - ナレーション
- 日本サプリメント「豆鼓エキスつぶタイプ」
- 森永製菓「カレ・ド・ショコラ」(2019年)
- 株式会社REGATE「買取福ちゃん」(2021年 - 、) - 妻・池波志乃と共演[12]
その他 編集
- ふるさと切手千葉県版
- テレビ文学館(1989年、NHK)田宮虎彦『足摺岬』を朗読
- 桑田佳祐『東京』プロモーションビデオ(2002年)
- おきなわのホームソング「ニーブイ カーブイ」(2008年2月、琉球放送)
- はかま満緒の話しのネタ(2010年2月15日、ラジオ日本) - ゲスト
- 千葉県木更津市立八幡台小学校校歌 - 補作
- 中尾彬 沖縄時間(RBCiラジオ)
- スカパー!アダルト放送大賞(2013年 - 2017年、スカパー!プレミアムサービス) - 司会
受賞歴 編集
- 2015年度
- 第25回東京スポーツ映画大賞・助演男優賞(『龍三と七人の子分たち』) ※近藤正臣、品川徹、樋浦勉、伊藤幸純、吉澤健、小野寺昭、安田顕とともに受賞[13]。
- 2017年度
- 2023年度
- 第3回Men's Beauty アワード・Beautyライフスタイル部門[15]
脚注 編集
注釈 編集
出典 編集
- ^ a b c d e f g h “タレント 中尾彬”. 古舘プロジェクト. 2012年5月7日閲覧。
- ^ a b c d 超常識 2016, p. 125, 「Column ゴジラ映画 俳優FILE」
- ^ a b c d 「モーレツ体操教師と生徒 千葉真一 + 中尾彬」『週刊明星』第23巻、集英社、1970年6月14日。
- ^ ""終活"中の中尾彬が語る「60歳くらいまでは、気に入らないこともいっぱいやったほうがいい。そうすると、だんだん不純物が沈殿して澄んでくる」人間力インタビュー". 日刊大衆. 双葉社. 30 October 2022. 2022年10月30日閲覧。
- ^ “第4回京畿道世界陶磁ビエンナーレ 広報親善大使に中尾彬さん就任”. 民団新聞 (2006年6月21日). 2021年9月5日閲覧。
- ^ “中尾彬、志乃夫妻の終活…思い出の写真1万点超を焼却「邪魔なだけ」”. デイリースポーツ. (2017年3月14日) 2019年2月4日閲覧。
- ^ “創業明治30年 宝家 おもてなし”. 2020年3月15日閲覧。
- ^ “魚住少尉命中 「NHKアーカイブス」バックナンバー2001年7月”. NHKアーカイブス. NHK. 2015年7月15日閲覧。
- ^ “時には昔の話を~森山周一郎 声優と呼ばれた俳優~”. 映画ナタリー (2022年10月21日). 2023年5月28日閲覧。
- ^ “木村拓哉さんも登壇した「JUDGE EYES:死神の遺言」の完成披露会をレポート”. 4Gamer.net. Aetas株式会社 (2018年9月11日). 2018年9月11日閲覧。
- ^ “田口トモロヲ、岸谷五朗、松尾スズキらがNetflix「サンクチュアリ -聖域-」に参加”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年2月25日) 2023年2月25日閲覧。
- ^ “中尾彬&池波志乃夫妻を起用した「買取福ちゃん」 新テレビCMが放映開始!”. @Press (2021年6月23日). 2021年8月11日閲覧。
- ^ “ビートたけしが「龍三と七人の子分たち」に4冠授ける、東スポ映画大賞発表”. 映画ナタリー. ナターシャ (2016年1月26日). 2016年1月27日閲覧。
- ^ “スカパー!アダルト放送大賞2017を詳細レポート!”. デラべっぴんR. p. 2 (2017年3月5日). 2017年3月6日閲覧。
- ^ “中尾彬、19歳俳優に破天荒な助言「いっぱい借金しなさい。いつか返せるから」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2023年8月19日) 2023年8月19日閲覧。
参考文献 編集
- 『ゴジラの超常識』[協力]東宝、双葉社、2016年7月24日(原著2014年7月6日)。ISBN 978-4-575-31156-3。
外部リンク 編集
- 古舘プロジェクトによる公式プロフィール
- 中尾彬 - テレビドラマデータベース
- 中尾彬 - 日本映画データベース
- 中尾彬 - allcinema
- 中尾彬 - KINENOTE
- 中尾彬 - MOVIE WALKER PRESS
- 中尾彬 - IMDb(英語)
- 中尾彬 - NHK人物録