中島 貞夫(なかじま さだお、1934年昭和9年)8月8日 - )は、日本映画監督脚本家作詞家

なかじま さだお
中島 貞夫
生年月日 (1934-08-08) 1934年8月8日(88歳)
出生地 日本の旗 日本千葉県
職業 映画監督脚本家作詞家
ジャンル 映画テレビドラマ
 
受賞
日本映画監督協会新人賞
1966年893愚連隊
毎日映画コンクール
特別賞

2022年
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略歴編集

人物編集

  • 映画を7本撮った後、1967年と早い時期に東映を退社してフリーになっている[1][2]。以降は東映から監督オファーされる立場の雇われ監督で、何の権限も持たされてはいないが、著書や発言などで、企画や主役を自分が決めたと発言することが多い人である。1995年に大阪大学で行われた講演で、中島は自身の企画した映画は(1995年までは)「『くノ一忍法』『893愚連隊』『鉄砲玉の美学』『狂った野獣』『瀬降り物語』の5本」と発言している[4]

フィルモグラフィー編集

監督作品編集

映画
テレビ

脚本作品編集

映画
テレビ

出演作品編集

映画

作詞編集

著書編集

  • 映像のスリット わが映画人生(1987年、芸艸堂
  • 映画ロマン紀行 京都シネマップ(1994年、人文書院
  • 中島貞夫・吉田馨『映画の四日間 中島貞夫映画ゼミナール』醍醐書房、1999年。 
  • 映画の四日間 part2(2002年、萌書房、吉田馨との共著)
  • 遊撃の美学 映画監督中島貞夫(2004年、ワイズ出版、河野真吾との共著)
  • NHK知るを楽しむ 歴史に好奇心 映画王国・京都 カツドウ屋の100年(2007年、日本放送出版協会

受賞編集

参考文献編集

  • 「日本映画テレビ 監督全集」(1988年、キネマ旬報社
  • 「浪漫工房 第十号 特集松方弘樹 いま最も映画を愛する男」(1997年、創作工房
  • 遊撃の美学 映画監督中島貞夫(2004年、ワイズ出版河野真吾との共著)
  • 読売新聞(2004年10月28日付夕刊、「中島貞夫監督インタビュー」)
  • 京都映画祭パンフレット
  • 中島貞夫『遊撃の美学 映画監督中島貞夫 (上)』ワイズ出版〈ワイズ出版映画文庫(7)〉、2014年。ISBN 9784898302835 

脚注編集

  1. ^ a b c d e f “【イベント】代官山シネマトークVOL.10 「時代劇は死なず ちゃんばら美学考」発売記念スペシャル版”. 代官山T-SITE (カルチュア・コンビニエンス・クラブ). (2017年). オリジナルの2018年3月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180301155709/http://real.tsite.jp/daikanyama/event/2017/09/vol10-2.html 2020年2月19日閲覧。 
  2. ^ a b 遊撃の美学 2014, pp. 154–156.
  3. ^ a b 文化通信社 編『映画界のドン 岡田茂の活動屋人生』ヤマハミュージックメディア、2012年、176頁。ISBN 9784636885194 
  4. ^ 映画の四日間 1999, pp. 65–67.
  5. ^ 中島貞夫監督に牧野省三賞”. 京都民報. 京都民報社 (2006年11月1日). 2015年5月12日閲覧。
  6. ^ 中島氏、萬木氏輝く 2012年度県文化功労者”. 四国新聞. 四国新聞社 (2012年10月27日). 2015年5月12日閲覧。
  7. ^ 第60回「映画の日」中央大会開催、金賞は「妖怪ウォッチ」「ベイマックス」”. 映画.com (2015年12月2日). 2015年12月2日閲覧。
  8. ^ 日本アカデミー賞公式ホームページ
  9. ^ 「第77回毎日映画コンクール」『ケイコ 目を澄ませて』最多5冠 沢田研二、岸井ゆきのら受賞”. ORICON NEWS. oricon ME (2023年1月19日). 2023年1月19日閲覧。

外部リンク編集