根田(ねだ[5])は、千葉県市原市五井地区にある大字及び町丁。現行行政地名は大字根田と根田一丁目から根田四丁目。郵便番号は290-0024。

根田
根田の位置(千葉県内)
根田
根田
根田の位置
北緯35度30分10.6秒 東経140度6分24.1秒 / 北緯35.502944度 東経140.106694度 / 35.502944; 140.106694
日本の旗 日本
都道府県 千葉県
市町村 市原市
地区 五井地区
面積
(2022年(令和4年)4月1日現在)[1]
 • 合計 0.49223 km2
人口
2022年(令和4年)4月1日現在)[2]
 • 合計 1,885人
 • 密度 3,800人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
290-0024[3]
市外局番 0436[4]
ナンバープレート 市原

概要 編集

千葉県市原市北西部の五井地区に位置する[6]。国分寺台土地区画整理事業実施区域に該当するため、国分寺台地区に分類されることもある[6]

本来の大字根田は、大きく2箇所に分離して存在していた大字で、現在の根田一丁目から根田四丁目と大字根田に該当する区域は、分離していた2箇所の旧大字根田のうち、北西部に位置していたものに当たる[6]。東部に存在していたものについては現存しておらず、町丁字名が国分寺台中央西国分寺台北国分寺台惣社となっている[6]

北は更級、東は加茂及び西国分寺台、南は惣社、西は村上と接している。

歴史 編集

地名の由来 編集

地名の由来は、「高くなった所」で丘陵を指したもの[7]

沿革 編集

江戸時代は根田村という郡本村の枝村であった。『上総国町村誌』には、 平将門が当地に祇園大社建てられたという伝説を載せ「今字祇園原に小祠在り、牛頭天王と称す」と記し、その神田があったという。また上総国分尼寺があり、尼坊跡、西門跡、大衆院跡、餞院跡、修理院跡などがあったことが確認されている[7]

  • 1963年(昭和38年)5月1日 - 市原郡5町合併により市原市が誕生し、所在が市原市となる[6]
  • 1971年(昭和46年) - 国分寺台土地区画整理事業開始[6]
  • 1998年(平成10年)5月1日 - 換地処分実施[6]

世帯数と人口 編集

2022年4令和月年)41日現在の世帯数と人口は以下の通りである[8]

町丁字 世帯数 人口
根田 137世帯 276人
根田一丁目 181世帯 384人
根田二丁目 117世帯 203人
根田三丁目 317世帯 608人
根田四丁目 172世帯 414人
合計 924世帯 1,885人

通学区域 編集

市立小学校市立中学校県立高等学校の通学区域は以下の通りである[9]

大字・町丁 番地 小学校 中学校 県立高校
根田 一部 市原市立国府小学校 市原市立五井中学校 第9学区
一部 市原市立国分寺台西小学校 市原市立国分寺台西中学校
根田一丁目 全域
根田二丁目 全域
根田三丁目 全域
根田四丁目 全域

施設 編集

交通 編集

鉄道 編集

JR東日本内房線の最寄りは五井駅小湊鉄道小湊鉄道線の最寄りは上総村上駅である。

バス 編集

小湊鉄道バス「宗田マタニティクリニック」もしくは「根田二丁目」

道路 編集

  1. 国道
    • なし
  2. 県道
    • なし
  3. 主な市道
    • 市役所通り
    • 更級通り

脚注 編集

  1. ^ 令和4年度市原市統計書データ”. 市原市 (2022年4月1日). 2023年8月16日閲覧。
  2. ^ 令和4年度千葉県市町村町丁字別世帯数人口”. 千葉県 (2022年4月1日). 2022年8月16日閲覧。
  3. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2017年11月7日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  5. ^ 地名・郵便番号案内 | 市原市ホームページ”. 2022年12月8日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g 国分寺台地区歴史”. 市原市. 2022年7月25日閲覧。
  7. ^ a b 地名編纂委員会 1984
  8. ^ 令和4年度千葉県市町村町丁字別世帯数人口市原市”. 千葉県. 2022年5月4日閲覧。
  9. ^ 小学校・中学校の所在地及び通学区域一覧”. 市原市 (2017年6月2日). 2017年11月8日閲覧。

関連項目 編集