楠原 千秋(くすはら ちあき、1975年11月1日 - )は、日本のプロビーチバレー選手(元インドアバレーボール選手)。

楠原 千秋
Chiaki Kusuhara
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1975-11-01) 1975年11月1日(48歳)
出身地 愛媛県松山市
ラテン文字 Chiaki Kusuhara
身長 175cm
体重 68kg
血液型 AB型
選手情報
利き手
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来歴 編集

愛媛県松山市出身。もともと運動好きであったため、松山市立三津浜小学校3年生の時からバレーボールを始める。強豪校の松山市立三津浜中学校3年生の時には、JOC杯メンバーに選出される[1]扇城高校(現・東九州龍谷高校)に進み、国体優勝を経験。東京学芸大学3年次にビーチバレーを始め、1996年にぴあカップ優勝。インドアでも1997年、インカレ優勝・MVPを獲得(当時の監督は上尾メディックス現監督の吉田敏明)。体育の教員を目指していたが、単位不足により断念。

大学卒業後ダイキに入社。ビーチバレーに本格転向。アジア大会では1998年2002年の2大会連続で銅メダル獲得。

2004年、徳野涼子とのペアでアテネオリンピックに出場。予選敗退。

2005年より湘南ベルマーレスポーツクラブに所属。移籍当初は浦田聖子と組んでいたが、2006年から佐伯美香とのペアでワールドツアーに参戦。

2008年、佐伯とのペアで北京オリンピックに出場。予選敗退。

2009年3月、湘南ベルマーレを退団しフリーに。一度は第一線から退く決意を固めたが、「ロンドン五輪には出ない」などの条件付きで浦田聖子と2年ぶりにペアを再結成。国内最年長の選手としてツアーを転戦。2010年は三木庸子とペアを組む。

2010年のシーズンを最後に一線からの引退の意向を示し、2011年は当初サテライト大会での活動をしていたものの、9月に浅尾美和とのペア結成を表明しツアーに復帰。

球歴・受賞歴 編集

  • 所属チーム履歴
松山市立三津浜小学校松山市立三津浜中学校扇城高等学校(現・東九州龍谷高等学校)東京学芸大学ダイキヒメッツ(1998-2005年)→湘南ベルマーレ(2005-2008年)

主な戦歴 編集

インドア 編集

1991年
  • 石川国体少年女子 準優勝
1992年
  • 山形国体少年女子 優勝
1997年

ビーチバレー 編集

1996年 
  • ぴあカップ 優勝
1998年
  • バンコクアジア大会 3位
2001年
  • グランドスラム オーストリア大会 4位
2002年
  • 釜山アジア大会 3位
2004年
  • ワールドツアー ギリシャ大会 5位
  • アテネオリンピック出場 予選敗退
2006年
  • ワールドツアー タイ大会 9位
  • ドーハアジア大会 5位
2008年
  • 北京オリンピック出場 予選敗退

脚注 編集

  1. ^ 月刊バレーボール 2010年1月号 60-61ページ

外部リンク 編集