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埼玉上尾メディックス

上尾メディックスから転送)

埼玉上尾メディックス バレーボールチーム(さいたまあげおメディックス バレーボールチーム)は、埼玉県上尾市を拠点とし、上尾中央医科グループ協議会が運営する[1]女子バレーボールチームである。2019年10月現在、V.LEAGUE Division1(V1リーグ)に所属している。

埼玉上尾メディックス
原語表記 埼玉上尾メディックス
ホームタウン 埼玉県上尾市京都府
クラブカラー 青、白
創設年 2001年
所属リーグ V.LEAGUE Division1
チーム所在地 埼玉県上尾市
体育館所在地 埼玉県上尾市
代表者 中島里史
監督 吉田敏明
ホームページ 公式サイト
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概要編集

1978年、埼玉県上尾市上尾中央総合病院内でバレーボール部が設立されたのが始まりで、2001年4月に実業団バレーボールとして正式に発足[2]。2010年10月より、上尾中央総合病院が所属する上尾中央医科グループのバレーボールチームとなった[3]。2014年、V・プレミアリーグ(現在のV.LEAGUE Division1に相当)に初昇格[2]

チーム名『メディックス』は、医療従事者を意味するmedicよりつけられたもので、地域に貢献し愛し愛されるチームになる願いも込められている[3]

練習場所は上尾市内の体育館[3]。ホームゲームは上尾市の上尾市民体育館、深谷市の深谷市総合体育館(深谷ビッグタートル)などで開催され、サブホームタウンの京都でも開催される。

一般ファン向けにファンクラブが設立されている[4]。埼玉県のトップスポーツクラブの交流・連携組織『プライドドリームス埼玉』に加盟している[5]

チームマスコットキャラクターは、天界の女戦士『メディーア』と神獣ムササビ『クスクス』である[6]

歴史編集

バレーボール部の前身編集

 
上尾中央総合病院ソフトボール部 1971年当時

1965年に上尾中央総合病院ソフトボール部を設立。対外的に数多くの試合に出場する。同じ中央医科グループであり、同時期より活動を行っている戸田中央総合病院ソフトボール部とは幾度となく対戦するも、13年間どうしても勝つことが出来なかった為、やむなく上尾中央総合病院ソフトボール部は廃部となった。その後、上尾中央総合病院ソフトボール部はバレーボール部へと移行、選手のほとんどもバレーボール部員へと転身した[2]

バレーボール部として編集

1978年より上尾中央医科グループ内にて、福利厚生の一環としてバレーボール大会が開催されるようになり、上尾中央総合病院バレーボール部も出場する[2]。その後、上尾市バレーボール大会などに参加[2]

2001年4月に、松永敏を監督に迎え、実業団バレー部「上尾中央総合病院女子バレーボール部」として正式に発足[2]。2002年の第22回地域リーグで3位。2003年、第23回地域リーグでは準優勝を果たし、V1リーグ(現・Vチャレンジリーグ)に昇格。2003/04シーズン、初参戦の第6回V1リーグは6位に入る。第7回大会では5位に入った。

2005年5月、高野圭介を新監督に迎える。しかし、2005/06シーズンの第8回V1リーグは最下位となり、地域リーグとの入換戦を経験する苦しいシーズンとなった。しかし、2006/07V・チャレンジリーグ(V1リーグより改称)では自己最高の3位に入った。2007年にチーム名を「上尾メディックス」に変更。初の入替戦出場を目指してドミニカ共和国シダルカ・ヌネスを補強し戦力補強も進めたが、2007/08V・チャレンジリーグはセット率の差で3位となり、入替戦出場は成らず。2008/09V・チャレンジリーグもドミニカ共和国のアルタグラシア・マンブルを補強し、三洋電機レッドソアの監督を務めていた藤本幹朗をコーチングスタッフに迎えて臨んだものの、終盤戦のホームゲームでの大一番で奇しくもその三洋電機に敗れ、またもセット率の差で3位となり、チャレンジマッチ出場に届かなかった。2009年5月に高野監督が退任した。

2009年に、元アメリカ代表監督である吉田敏明を監督に招聘し、全日本メンバーの庄司夕起らプレミアリーグ在籍選手を多く補強した。2009/10シーズンは準優勝し、初のチャレンジマッチ出場を果たす。しかし、チャレンジマッチでは、トヨタ車体クインシーズに1勝1敗ながらセット率の差で敗れ、プレミアリーグ昇格は成らなかった。

2010年9月1日、埼玉県のトップスポーツクラブの交流・連携組織『プライドドリームス埼玉』に正会員として加盟した[7][8]。10月1日より、上尾中央医科グループの女子バレーボール部として活動することとなった[9]

2010/11シーズンは、V・チャレンジリーグが東日本大震災の影響によりチャレンジリーグが途中で打ち切りとなり、暫定で1位にいた上尾が初優勝となったものの、V・チャレンジマッチも中止となり、またしてもプレミアリーグ昇格はならなかった。しかし、2011年5月の黒鷲旗全日本選抜大会では、プレミアリーグのパイオニアレッドウィングスを降すなど健闘し、初の準々決勝進出を果たした。2011/12シーズンは、V・チャレンジリーグで準優勝を果たすも、V・チャレンジマッチでトヨタ車体から1セットも取れずに連敗し、昇格ならず。2012/13シーズンは、V・チャレンジリーグで優勝を果たすも、V・チャレンジマッチでパイオニアレッドウィングスに連敗し、またもV・プレミアリーグ昇格はならなかった。

2014年3月、Vチャレンジリーグにおいて準優勝し、Vチャレンジマッチ(入替戦)に出場。プレミア7位のJTに連勝して、プレミア昇格の権利を得[10]、同年5月の理事会でプレミア昇格が正式決定した[11]

V・プレミアリーグ編集

プレミアリーグ初陣となった2014/15シーズンは、荒木絵里香ケリー・マーフィーら世界のトップクラスを補強し[12]、昇格後初戦の2014年11月16日、対トヨタ車体戦において3-0で勝利し、プレミアリーグの初陣を飾った[13]。勢いをかったチームは3位に食い込む大健闘を見せた[14]。翌2015/16シーズンはほぼ補強なしのメンバーで臨んだが最下位に沈み[15]VチャレンジマッチでもJTマーヴェラスに敗れてわずか2シーズンでVチャレンジリーグIに降格した[16][17]

2016年10月の国体で初優勝し、プレミア再昇格にむけて幸先のよいスタートを切った[18]。VチャレンジリーグI2016/17シーズンを20勝1敗で準優勝してV・チャレンジマッチに進出し岡山シーガルズと対戦した。初戦は1-3で敗れたものの第二戦でストレート勝ちしてセット率の差で、再昇格となった[19][20]

V.LEAGUE Division1編集

2018/19シーズンより、V・プレミアリーグに替わって開催される新生V.LEAGUEのDivision1に所属することとなった[21]

2018年6月、チーム名を埼玉上尾メディックスバレーボールチームに改称した[22]

2019/20シーズンより京都府でもセカンドホームタウンとして活動することとなり[23]、京都でもバレーボールイベント参加やホームゲーム開催などをすることとなった[24][25][26]

成績編集

主な成績編集

VプレミアV.LEAGUE Division1
  • 優勝 なし
チャレンジリーグ、チャレンジリーグI(実業団リーグ/V1リーグ)
黒鷲旗全日本選抜大会
  • 優勝なし
  • 準優勝なし
国民体育大会成年女子

年度別成績編集

大会名 順位 参加チーム数 試合数 勝率
V1リーグ 第6回 (2003/04) 6位 7チーム 12 2 10 0.167
第7回 (2004/05) 5位 8チーム 14 8 6 0.571
第8回 (2005/06) 8位 8チーム 14 2 12 0.143
V・チャレンジリーグ 2006/07シーズン 3位 8チーム 14 9 5 0.643
2007/08シーズン 3位 8チーム 14 10 4 0.714
2008/09シーズン 3位 10チーム 18 14 4 0.778
2009/10シーズン 準優勝 12チーム 16 12 4 0.750
2010/11シーズン 優勝 12チーム 20 19 1 0.950
2011/12シーズン 準優勝 12チーム 22 20 2 0.909
2012/13シーズン 優勝 10チーム 18 17 1 0.944
2013/14シーズン 準優勝 10チーム 18 17 1 0.944
V・プレミアリーグ 2014/15シーズン 3位 8チーム 21 12 9 0.571
2015/16シーズン 8位 8チーム 21 6 15 0.286
V・チャレンジリーグI 2016/17シーズン 準優勝 8チーム 21 20 1 0.952
V・プレミアリーグ 2017/18シーズン 7位 8チーム 21 7 14 0.333
V・LEAGUE Division1 2018/19シーズン 7位 11チーム 20 11 9 0.550
2019/20シーズン 12チーム

選手・スタッフ編集

選手編集

2019年10月版[27][28]

背番号 名前 シャツネーム 国籍 P 備考
2 冨永こよみ TOMINAGA   日本 S
3 アライジャダフニ・サンティアゴ SANTIAGO   フィリピン MB
4 堀江美志 HORIE   日本 OH
5 山崎のの花 YAMAZAKI   日本 S
6 山口珠李 YAMAGUCHI   日本 OH
7 山岸あかね YAMAGISHI   日本 L
8 吉野優理 YOSHINO   日本 OH
9 三浦茉実 MIURA   日本 MB
10 佐藤優花 SATO   日本 OH
11 青柳京古 AOYAGI   日本 MB
12 岩澤実育 IWASAWA   日本 L
13 井上美咲 INOUE   日本 S 主将
14 椎名真子 SHIINA   日本 OH
15 若松歩実 WAKAMATSU   日本 OH
16 佐々木海空 SASAKI   日本 OH
17 カタリナ・シュシュニャル KETI   クロアチア OP
18 権田寛奈 GONDA   日本 MB
19 仁井田桃子 NIIDA   日本 OH
23 大室璃紗 OMURO   日本 L

スタッフ編集

2019年10月版[27][28]

役職 名前 国籍
部長 中島里史   日本
GM 肥留川正弘   日本
監督 吉田敏明   日本
特任コーチ 原桂子   日本
コーチ 蓑輪貴幸   日本
コーチ 丹羽篤志   日本
アスレティックトレーナー 嶋崎愛   日本
トレーナー 馬晋   中国
マネージャー 小山潮李   日本
マネージャー 松山志帆   日本
アナリスト 神谷澪   日本
通訳 西田純子   日本
チームシェフ 有泉由紀   日本
リクルート担当 松本洋   日本
事務局 平安座あきな   日本
ドクター 大塚一寛   日本
その他 綱川二三男   日本

在籍していた主な選手編集

マスコットキャラクター編集

2018年3月に、公式キャラクターとして、女神アテナに仕える天界の女戦士と神獣ムササビが登場し、名前を公募する事となり[29]、公募の結果、女戦士が『メディーア』、神獣ムササビが『クスクス』と名付けられた[6]

同年6月にチーム名が現在の『埼玉上尾メディックス』となった際に、チームロゴにも新たに『メディーア』と『クスクス』が描かれた[22]

関連項目編集

脚注編集

  1. ^ 役員紹介/社員一覧/組織図”. Vリーグ機構. 2017年11月15日閲覧。
  2. ^ a b c d e f メディックスの歴史”. 埼玉上尾メディックス. 2019年12月14日閲覧。
  3. ^ a b c 埼玉上尾メディックス”. Vリーグ機構. 2019年12月14日閲覧。
  4. ^ 埼玉上尾メディックス オフィシャルファンクラブ”. 埼玉上尾メディックス. 2019年12月14日閲覧。
  5. ^ プライドリームス埼玉”. プライドリームス埼玉. 2019年12月14日閲覧。
  6. ^ a b 埼玉上尾メディックス マスコットキャラクター”. 埼玉上尾メディックス. 2018年4月12日閲覧。
  7. ^ 「プライドリームス埼玉」上尾メディックス 正会員加盟のお知らせ”. 大宮アルディージャ (2010年8月31日). 2013年10月24日閲覧。
  8. ^ プライドリームス埼玉に加盟しました。”. 上尾メディックス (2010年9月13日). 2013年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年10月24日閲覧。
  9. ^ 上尾中央総合病院からAMGバレーボールチームに変わります。”. 上尾メディックス (2010年10月1日). 2012年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年10月24日閲覧。
  10. ^ 2013/14V・チャレンジマッチ(入替戦) 試合結果のお知らせ”. Vリーグ機構 (2014年4月6日). 2014年4月6日閲覧。
  11. ^ デンソーエアリービーズ、上尾メディックス V・プレミアリーグ昇格決定について”. Vリーグ機構 (2014年5月22日). 2014年5月22日閲覧。
  12. ^ チーム登録選手”. Vリーグ機構. 2015年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月16日閲覧。
  13. ^ 試合結果速報”. Vリーグ機構. 2014年11月16日閲覧。
  14. ^ 2014/15V・プレミアリーグ女子大会 V・ファイナルステージ ファイナル試合結果”. Vリーグ機構. 2016年7月30日閲覧。
  15. ^ 2015/16V・プレミアリーグ女子 V・レギュラーラウンド最終結果のお知らせ”. Vリーグ機構. 2016年7月30日閲覧。
  16. ^ 2015/16V・チャレンジマッチ 最終結果のお知らせ”. Vリーグ機構 (2016年3月6日). 2019年12月14日閲覧。
  17. ^ JTマーヴェラス、PFUブルーキャッツのV・プレミアリーグ昇格決定のお知らせ”. Vリーグ機構 (2016年3月16日). 2017年3月13日閲覧。
  18. ^ 第71回国民体育大会「初優勝!!」 〜これをバネにして〜”. 埼玉上尾メディックス. 2016年10月15日閲覧。
  19. ^ 【レポート】上尾、デンソーがチャレンジマッチ勝利! JT、FC東京は残留! 〜V・チャレンジマッチ(3/12)〜”. Vリーグ機構 (2017年3月3日). 2017年3月13日閲覧。
  20. ^ デンソーエアリービーズ、上尾メディックス V・プレミアリーグ昇格決定について”. Vリーグ機構 (2017年4月12日). 2017年3月13日閲覧。
  21. ^ 2018-19 V.LEAGUEの編成について”. Vリーグ機構 (2018年3月24日). 2019年12月15日閲覧。
  22. ^ a b チーム名称・チームロゴ 変更のお知らせ”. 埼玉上尾メディックス (2018年6月20日). 2018年7月1日閲覧。
  23. ^ 埼玉上尾メディックス表敬訪問”. 京都府バレーボール協会 (2019年10月2日). 2019年12月15日閲覧。
  24. ^ 京都新聞創刊140周年記念「KYOTO Sports Day 2019」-みんなでカラダを動かそうーバレーボール教室ならびにエキシビジョンマッチ参加のお知らせ”. 埼玉上尾メディックス (2019年8月30日). 2019年12月15日閲覧。
  25. ^ KYOTO Sports Day 2019のイベントを終えて”. 埼玉上尾メディックス (2019年9月28日). 2019年12月15日閲覧。
  26. ^ 11/23(土)・24(日) 京都大会ホームゲームイベント情報”. 埼玉上尾メディックス (2019年11月20日). 2019年12月15日閲覧。
  27. ^ a b メンバー・スタッフ”. 埼玉上尾メディックス. 2019年11月17日閲覧。
  28. ^ a b 埼玉上尾メディックス”. Vリーグ機構. 2019年11月17日閲覧。
  29. ^ 上尾メディックスマスコットキャラクター誕生!名前募集!”. あげポタ (2018年3月5日). 2019年12月14日閲覧。

外部リンク編集