比立内駅
秋田県北秋田市阿仁比立内にある秋田内陸縦貫鉄道の駅
比立内駅(ひたちないえき)は、秋田県北秋田市阿仁比立内にある、秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線の駅である。国鉄時代は旧阿仁合線の終着駅であった。委託駅員が配置されていたが現在は無人駅である。
比立内駅 | |
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駅舎 | |
ひたちない Hitachinai | |
◄岩野目 (2.7 km) (3.7 km) 奥阿仁► | |
所在地 | 秋田県北秋田市阿仁比立内 |
所属事業者 | 秋田内陸縦貫鉄道 |
所属路線 | ■秋田内陸線 |
キロ程 | 46.0 km(鷹巣起点) |
電報略号 | ヒチ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
26人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1963年(昭和38年)10月15日[1][2] |
備考 | 無人駅 |
歴史
編集- 1963年(昭和38年)10月15日:国鉄阿仁合線の駅として北秋田郡阿仁町に開業[1][2]。阿仁合線の終着駅となる[2]。
- 1980年(昭和55年)9月20日:貨物取り扱い廃止[3](専用線発着車扱貨物は存続)[2]。
- 1981年(昭和56年)3月10日:専用線発着車扱貨物が廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸北線の駅となる[2]。
- 1989年(平成元年)4月1日:当駅から松葉駅まで延伸開業し、線名が秋田内陸線になる[2]。
- 2022年(令和4年)1月29日:駅舎内にコワーキングスペースとコミュニティ広場「阿仁比立内がっこステーション」がオープンする。
- 2023年(令和5年)
駅構造
編集のりば
編集のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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駅舎側 | ■秋田内陸線 | 上り | 鷹巣方面 |
反対側 | 下り | 角館方面 |
- 付記事項
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冬のプラットホーム
-
待合室
利用状況
編集1日乗降人員推移 [6][7] | |
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年度 | 1日平均人数 |
2016年 | 36 |
2017年 | 31 |
2018年 | 26 |
駅周辺
編集- 国道105号
- 道の駅あに
- 比立内郵便局
- 北秋田市立義務教育学校阿仁学園前期課程(北秋田市立大阿仁小学校その他との統廃合)*令和5年度現在、本校舎改築中につき、一時的に旧大阿仁小学校校舎を使用しているが、改築完了後は阿仁合に移転の予定。
- 秋田県道308号河辺阿仁線
- 北秋田市阿仁総合窓口センター大阿仁出張所
バス路線
編集路線バス(秋北バス)比立内駅前バス停
- 北秋田市民病院前 - 打当線(平日のみ運行)
その他
編集隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集- ^ (上り列車は「駅舎側」と記したホームしか入線することができない)
出典
編集- ^ a b “駅のお化粧もすます 阿仁合線、阿仁合-比立内間 またれる15日の開通” 秋田魁新報 (秋田魁新報社): p3. (1963年10月12日 夕刊)
- ^ a b c d e f g h 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、555頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “横堀など県内5駅 貨物取り扱い廃止” 秋田魁新報 (秋田魁新報社): p15. (1980年9月20日 朝刊)
- ^ 石塚佳治「旧国鉄阿仁合線 比立内駅「地域元気に」60周年祝う」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2023年10月20日、22面。
- ^ 小松田直嗣「比立内駅に漬物加工所 内陸線 新がっこステーション開業」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2023年11月2日、16面。
- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 統計情報リサーチ、2020年8月30日閲覧
- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2021年3月9日閲覧
- ^ お得な切符 - 秋田内陸縦貫鉄道
関連項目
編集外部リンク
編集- 路線図(各駅情報) - 秋田内陸縦貫鉄道