湯河原駅
神奈川県足柄下郡湯河原町宮下にある東日本旅客鉄道の駅
湯河原駅(ゆがわらえき)は、神奈川県足柄下郡湯河原町宮下にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東海道本線の駅である。駅番号はJT 20[1]。駅舎と駅前広場の設計は隈研吾[2][3]。
湯河原駅 | |
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駅舎(2020年8月) | |
ゆがわら Yugawara | |
◄JT 19 真鶴 (3.3 km) (5.5 km) 熱海 JT 21► | |
所在地 | 神奈川県足柄下郡湯河原町宮下670 |
駅番号 | JT20 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■東海道本線 |
キロ程 | 99.1 km(東京起点) |
電報略号 | ユハ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
5,162人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1924年(大正13年)10月1日 |
備考 |
概要
編集神奈川県最南端の駅である。湯河原温泉の最寄り駅となっており、特急「踊り子」が一部停車する。かつては、特急「東海」「スーパービュー踊り子」の一部も停車していた。
東京圏輸送管理システムによる東海道線の進路・信号・案内放送制御は当駅までとなっている。駅の所在する地点の海抜は、30.1 mとなっている。
歴史
編集- 1924年(大正13年)10月1日:熱海線真鶴駅 - 当駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1925年(大正14年)3月25日:熱海線当駅 - 熱海駅間が開通。
- 1934年(昭和9年)12月1日:熱海線所属から東海道本線所属に変更。
- 1982年(昭和57年)11月15日:貨物取扱を終了。有蓋車用の貨物ホームが設置されていた。
- 1985年(昭和60年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 1995年(平成7年)11月20日:自動改札機を設置し、供用開始[5]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」供用開始。
- 2017年(平成29年)10月1日:駅前広場整備工事が完成[2]。
駅構造
編集島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。駅舎とホームは地下通路で連絡している。上下線それぞれに電留線が各1本あり、以前は夜間に翌日の「湘南ライナー」4号に使用される185系が留置されていた。
Suica対応自動改札機・指定席券売機・みどりの窓口設置駅。小田原・伊豆統括センター管理の社員配置駅。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 東海道線 | 下り | 熱海・伊東・沼津方面 |
2 | 東海道線 | 上り | 小田原・横浜・東京・宇都宮・高崎方面 |
上野東京ライン |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
改修前の駅舎(2007年11月)
-
改札口(2019年6月)
-
ホーム(2019年6月)
-
駅前広場(2020年8月)
利用状況
編集2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は5,162人である。
1995年度(平成7年度)以降の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1995年(平成 | 7年)8,367 | [* 1] |
1998年(平成10年) | 7,891 | [* 2] |
1999年(平成11年) | 7,714 | [* 3] |
2000年(平成12年) | [JR 1]7,448 | [* 3] |
2001年(平成13年) | [JR 2]7,327 | [* 4] |
2002年(平成14年) | [JR 3]7,129 | [* 5] |
2003年(平成15年) | [JR 4]7,103 | [* 6] |
2004年(平成16年) | [JR 5]7,023 | [* 7] |
2005年(平成17年) | [JR 6]6,869 | [* 8] |
2006年(平成18年) | [JR 7]6,714 | [* 9] |
2007年(平成19年) | [JR 8]6,664 | [* 10] |
2008年(平成20年) | [JR 9]6,579 | [* 11] |
2009年(平成21年) | [JR 10]6,292 | [* 12] |
2010年(平成22年) | [JR 11]6,065 | [* 13] |
2011年(平成23年) | [JR 12]5,976 | [* 14] |
2012年(平成24年) | [JR 13]6,071 | [* 15] |
2013年(平成25年) | [JR 14]6,101 | [* 16] |
2014年(平成26年) | [JR 15]5,996 | [* 17] |
2015年(平成27年) | [JR 16]5,986 | [* 18] |
2016年(平成28年) | [JR 17]5,922 | [* 19] |
2017年(平成29年) | [JR 18]6,032 | |
2018年(平成30年) | [JR 19]5,992 | |
2019年(令和元年) | [JR 20]5,833 | |
2020年(令和 | 2年)[JR 21]4,100 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 22]4,517 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 23]5,008 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 24]5,162 |
駅周辺
編集- 公共機関・施設
- 湯河原町役場
- 湯河原町ヘルシープラザ
- 万葉公園足湯施設「独歩の湯」
- 日帰り温泉施設「こごめの湯」
- さつきの郷
- 湯河原町総合運動公園
- 美術館・博物館・植物園
- 町立湯河原美術館
- 西村京太郎記念館
- 人間国宝美術館
- 木村美術館
- 神社仏閣
- 金融機関・郵便局
- 医療
- 独立行政法人 地域医療機能推進機構 湯河原病院(旧湯河原厚生年金病院)
- 一般財団法人 生活保健協会 湯河原中央温泉病院
- 医療法人社団 中山会 湯河原胃腸病院
- 教育
- 横浜商科大学 学術研修所(セミナーハウス)[8][9]
- 湯河原町立湯河原中学校
- 湯河原町立湯河原小学校
- 湯河原町立吉浜小学校
- 湯河原町立東台福浦小学校
- その他施設
バス路線
編集「湯河原駅」停留所にて、箱根登山バス、伊豆箱根バス、東海バス、湯河原町コミュニティバスの路線バスが発着する。
のりば | 運行事業者 | (系統・)行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | (降車専用) | ||
2 |
|
不動滝・奥湯河原 | 伊豆箱根バスの奥湯河原行きは「湯03」として運行 |
3 | 箱根登山バス | ||
4 | ゆずり葉団地上 | ||
伊豆箱根バス | 湯01:箱根関所跡・元箱根港 | 当面の間運休中 | |
湯河原町コミュニティバス | 真鶴駅 | ||
5 |
|
真鶴駅 | |
東海バス | A51:熱海駅 |
駅弁
編集「JTB時刻表 2024年3月号」には湯河原駅の駅弁の掲載は無い。かつては、主な駅弁として下記を販売していた。
- 小鯵押寿司
- 鯛めし
- おたのしみ弁当
- うなぎ、金目鯛と銀鮭のあいのせ御膳
- デラックスこゆるぎ弁当
- こゆるぎ茶めし
- 東華軒のよくばり弁当 誉
- 東華軒のよくばり弁当 伝統
- 金目鯛西京焼弁当
- 金目鯛炙り寿司
- 箱根山麓豚弁当カルビ&ロース
- 熱海漁彩弁当
隣の駅
編集脚注
編集記事本文
編集- ^ a b “JR東日本:駅構内図(湯河原駅)”. JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社. 2020年5月8日閲覧。
- ^ a b “湯河原駅前広場整備工事が完了しました!”. 湯河原町 (2017年10月20日). 2019年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月14日閲覧。
- ^ 『るるぶ情報版 箱根熱海湯河原小田原』(2019)、JTBパブリッシング、ISBN 978-4-533-13630-6。86頁。
- ^ “あすから新駅舎で営業 東海道本線湯河原駅”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1985年1月24日)
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '96年版』ジェー・アール・アール、1996年7月1日、182頁。ISBN 4-88283-117-1。
- ^ 統計要覧 - 湯河原町
- ^ 神奈川県県勢要覧
- ^ http://www.shodai.ac.jp/university/history/index.html 沿革
- ^ 平成 27年度自己点検評価書 (PDF)
利用状況
編集- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- 神奈川県県勢要覧
- ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 (PDF) - 17ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成12年度)- 220ページ
- ^ a b 神奈川県県勢要覧(平成13年度) (PDF) - 222ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成14年度) (PDF) - 220ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成15年度) (PDF) - 220ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成16年度) (PDF) - 220ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成17年度) (PDF) - 222ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成18年度) (PDF) - 222ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成19年度) (PDF) - 224ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成20年度) (PDF) - 228ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成21年度) (PDF) - 238ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成22年度) (PDF) - 236ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成23年度) (PDF) - 236ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成24年度) (PDF) - 232ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成25年度) (PDF) - 234ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成26年度) (PDF) - 236ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成27年度) (PDF) - 236ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成28年度) (PDF) - 244ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成29年度) (PDF) - 236ページ
関連項目
編集- 日本の鉄道駅一覧
- 日本の都道府県の東西南北端の駅の一覧
- 東海道線 (JR東日本) - 運転系統についてはこちらを参照。
外部リンク
編集- 駅の情報(湯河原駅):JR東日本