「アレクサンダー=ミシェル・メルキ」の版間の差分

レバノンのサッカー選手
削除された内容 追加された内容
新しいページ: 「{{サッカー選手 |名前=アレクサンダー=ミシェル・メルキ |画像=Alexander Michel Melki 20191201 (cropped).jpg |画像サイズ= |本…」
(相違点なし)

2020年12月4日 (金) 18:27時点における版

アレクサンダー=ミシェル・メルキAlexander Michel Melki, 1992年11月14日 - )は、スウェーデンセーデルテリエ出身のサッカー選手カタール・スターズリーグアル・ホールSCに所属。ポジションはセンターバック。レバノン系スウェーデン人であり、育成年代ではスウェーデン代表のアンダーカテゴリーに選出されていたものの、父方の祖父の母国であるレバノンA代表を選択した。メルキは左右のセンターバックのポジションを本職としながらも左右のサイドバックや守備的MFなど全ての守備的ポジションでプレーすることができるユーティリティープレイヤー[1]

アレクサンダー=ミシェル・メルキ
名前
本名 Robert Alexander Robert Michel Melki
愛称 アレックス
基本情報
国籍 レバノンの旗 レバノン スウェーデン
生年月日 (1992-11-14) 1992年11月14日(31歳)
出身地 セーデルテリエ
身長 183cm
体重 77kg
選手情報
在籍チーム カタールの旗 アル・ホールSC
ポジション DF (CB) /MF
背番号 22
利き足 右足
ユース
-2011 スウェーデンの旗 シリアンスカFC
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2011-2017 スウェーデンの旗 シリアンスカFC 99 (3)
2017-2018 スウェーデンの旗 AFCエシルストゥーナ 52 (0)
2019- カタールの旗 アル・ホールSC 33 (0)
代表歴2
2011 スウェーデンの旗 スウェーデン U19 2 (0)
2013 スウェーデンの旗 スウェーデン U21 6 (0)
2018- レバノンの旗 レバノン 10 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2020年12月4日現在。
2. 2020年12月4日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

生まれと育ちはスウェーデンだが、レバノン人の父方の祖父を持つことを理由に、2018年にレバノンA代表でのプレーを選択。2019年のAFCアジアカップにも出場。以前はサガン鳥栖ヴィッセル神戸でプレーし、現在はFC東京に所属するジョアン・オマリと共に守備ラインを形成することが多い[2]

メルキの父と同様シリアンスカFCで6年間プレーした後、2017年にAFCエシルストゥーナと契約。2019年にカタール・スターズリーグアル・ホールSCに移籍した。

経歴

スウェーデン人の母とシリア人の父ロバート・ミシェル・メルキの間にスウェーデンで生まれた。 出自の関係(祖父がレバノン人)でレバノンのパスポートも取得しており、レバノン代表としての公式戦出場資格を得ている。弟のフェリックス=ミシェル・メルキも同じプロサッカー選手として活躍している[3]

シリアンスカFC

メルキは7歳の時に地元のクラブであるスウェーデンのシリアンスカFCの育成部門に入団、サッカー選手としてのキャリアをスタートさせた。 2011年にプロ契約を結びトップチームに昇格。18歳7か月6日でスウェーデンのトップリーグであるアルスヴェンスカンでのデビューを果たした[4]。プロ初年度となった2011年シーズンではリーグ戦10試合に出場。プロ2年目となった2012年シーズンから先発としての地位を確立した。プロ5年目となった2015年からは同チームのキャプテンに任命された。

AFCエシルストゥーナ

シリアンスカFCとの契約が満了になった2017年に国内トップリーグ・アルスヴェスカンAFCエシルストゥーナと2年契約を結んだ。アルスヴェンスカンスーペルエッタンスウェーデンカップで合計55試合に出場した。2年目の2018年シーズンには弟のフェリックス=ミシェル・メルキが同クラブに移籍してきたため、再び兄弟揃って同じチームに所属することになった[5]

アル・ホールSC

2019年1月、カタール・スターズリーグアル・ホールSCに完全移籍。2020-21シーズンではカタール・スターズ・カップ(Qatari Stars Cup)で準優勝を果たした。東京ヴェルディジュビロ磐田でプレーした日本代表小林祐希の同僚である[6]

代表経歴

スウェーデン代表のアンダーカテゴリーに選出され同国U19やU21の代表チームでプレーしたものの、2018年にレバノンA代表を選択。2018年11月15日にレバノンA代表としての公式戦デビューを果たしフル出場した(対戦相手はウズベキスタンA代表[7]。 その1か月後には弟のフェリックス=ミシェル・メルキと共にAFCアジアカップ2019に招集された。

2022 FIFAワールドカップ予選の韓国A代表戦でメルキは「トッテナム・ホットスパーFCのFWソン・フンミンを無力化した」[8](試合結果は0-0の引き分け)と高く評価されレバノンのマン・オブ・ザ・マッチに選出された[9]

プレースタイル

複数のチームでキャプテンマークを付けたこともあり、コーチングを含めた統率力が高い。対人における守備や空中戦での強さを備え、的確なビルドアップや正確なロングフィードで攻撃にも参加する[10]。左右のセンターバックを本職としながらも左右サイドバックとしてのプレー経験も豊富でチーム状況によっては守備的MFのポジションでプレーしたこともある。全ての守備的ポジションでプレーできるポリバレントな選手である[11][12]

脚注

外部リンク