インソムニア (2002年の映画)

2002年公開のクリストファー・ノーラン監督作品

インソムニア』(原題:Insomnia)は、2002年アメリカ映画。1997年に製作された同名ノルウェー映画のリメイク。インソムニアとは英語で不眠症を意味する。

インソムニア
Insomnia
監督 クリストファー・ノーラン
脚本 ヒラリー・セイツ
製作 ブロデリック・ジョンソン
ポール・ジャンガー・ウィット
アンドリュー・A・コソーヴ
エドワード・マクドネル
製作総指揮 ジョージ・クルーニー
キム・ロス
チャールズ・ジェイ・ディー・シュリッセル
スティーヴン・ソダーバーグ
トニー・トーマス
出演者 アル・パチーノ
ロビン・ウィリアムズ
ヒラリー・スワンク
音楽 デヴィッド・ジュリアン
撮影 ウォーリー・フィスター
配給 アメリカ合衆国の旗 ワーナー・ブラザース
日本の旗 日本ヘラルド
公開 アメリカ合衆国の旗 2002年5月24日
日本の旗 2002年9月7日
上映時間 118分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $46,000,000[1]
興行収入 世界の旗 $113,758,770[1]
アメリカ合衆国の旗 $67,355,513[1]
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ストーリー 編集

白夜アラスカの田舎町ナイトミュートで、17歳の少女が撲殺される事件が発生し、応援としてロス市警からドーマー刑事と相棒のハップ・エッカートが派遣される。一方、ロサンゼルスでは、内務監察部による、過去のドーマーの捜査に対する調査が進んでいた。エッカートは、内務監査部から証言を求められていた。手がかりを残さない犯人をおびき寄せるためドーマーは罠を仕掛け、犯人を山小屋におびき出すことに成功する。しかし、深い霧の中での追跡で、彼は犯人と誤ってエッカートを射殺してしまう。だが、警察での取調べで、ドーマーは、自分がエッカートを撃ったとはいわず、撃たれたエッカートを発見したと証言した。このエッカートが死亡した事故については、地元の刑事エリ・バーが調査することになった。自責感と日の沈まない白夜に悩まされ、不眠症に陥ったドーマーのもとに、犯人が電話をかけてきた。自分が犯した少女殺しと、ドーマーのエッカート射殺について取引をしようというのだ。ドーマーはやむなく犯人と直接対決するために、犯人が会合場所として指定したフェリーへ向かうのだった。フェリーのなかで、犯人とドーマーは、今後について話あうのだが、犯人は、殺された少女のボーイフレンドのランディ・ステッツを犯人にしたてあげよう、と提案する。ドーマーは、それには反対するが、フェリーのなかでの会話を、犯人が隠しもったマイクロテープレコーダーに録音されてしまう。

キャスト 編集

役名 俳優 日本語吹替
ソフト版 テレビ朝日 テレビ東京
ウィル・ドーマー アル・パチーノ 樋浦勉 菅生隆之 野沢那智
ウォルター・フィンチ ロビン・ウィリアムズ 寺杣昌紀 岩崎ひろし 江原正士
エリー・バー ヒラリー・スワンク 本田貴子 朴璐美
レイチェル・クレメント モーラ・ティアニー 野沢由香里 塩田朋子 高島雅羅
ハップ・エックハート マーティン・ドノヴァン 相沢正輝 寺杣昌紀 小杉十郎太
フレッド・ダガー ニッキー・カット 宗矢樹頼 田中正彦 加藤亮夫
チャーリー・ニューバック署長 ポール・ドゥーリイ 藤本譲 島香裕 稲垣隆史
ランディ・ステッツ ジョナサン・ジャクソン 川島得愛 鉄野正豊 日野聡
タニヤ・フランケ キャサリン・イザベル 高橋理恵子 石塚理恵 内川藍維
演出 安江誠 高橋剛
翻訳 高間俊子
調整 藤樫衛 黒崎裕樹
制作 グロービジョン テレビ東京
グロービジョン
初回放送 2005年3月13日
21:00-22:54
日曜洋画劇場
2006年6月15日
21:00-22:54
木曜洋画劇場

脚注 編集

  1. ^ a b c Insomnia” (英語). Box Office Mojo. 2022年8月25日閲覧。

外部リンク 編集