球磨村

熊本県球磨郡の村

球磨村(くまむら)は、熊本県の南部にある球磨郡に属する。

くまむら ウィキデータを編集
球磨村
球泉洞の石の滝
球磨村旗 球磨村章
球磨村旗 球磨村章
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 熊本県
球磨郡
市町村コード 43513-9
法人番号 4000020435139 ウィキデータを編集
面積 207.58km2
総人口 1,748[編集]
推計人口、2024年5月1日)
人口密度 8.42人/km2
隣接自治体 八代市人吉市水俣市球磨郡山江村葦北郡芦北町
鹿児島県伊佐市
村の木
村の花 山桜
他のシンボル 村の鳥:カワセミ
村の魚:
球磨村役場
村長 松谷浩一
所在地 869-6401
熊本県球磨郡球磨村大字渡丙1730番地
北緯32度15分08秒 東経130度39分03秒 / 北緯32.25214度 東経130.65092度 / 32.25214; 130.65092座標: 北緯32度15分08秒 東経130度39分03秒 / 北緯32.25214度 東経130.65092度 / 32.25214; 130.65092
地図
村役場位置

外部リンク 公式ウェブサイト

球磨村位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

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地理

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球磨川(一勝地駅付近)

熊本県の南部、熊本市から南へ約70kmの場所に位置する村。村域の約9割が山林で、球磨川が村内を東西に流れている。

  • 山岳:国見山(一勝地、標高969m)[1]

地名

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  • 一勝地(旧一勝地村)
  • 三ヶ浦(旧一勝地村)
  • 大瀬(旧神瀬村)
  • 神瀬(旧神瀬村)
  • 渡(旧渡村)

行政

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村長:松谷 浩一(まつたに こういち)

隣接する市町村

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歴史

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地域

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人口

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球磨村の人口は令和2年7月豪雨の影響により、2020年10月国勢調査による人口が2,438人と5年前の同調査による人口3,698人と比べて34.07%の減少となり、日本全国の市町村では最大の減少率となった[3]

 
球磨村と全国の年齢別人口分布(2005年) 球磨村の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 球磨村
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
球磨村(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 8,592人
1975年(昭和50年) 7,717人
1980年(昭和55年) 6,984人
1985年(昭和60年) 6,726人
1990年(平成2年) 6,150人
1995年(平成7年) 5,665人
2000年(平成12年) 5,201人
2005年(平成17年) 4,786人
2010年(平成22年) 4,249人
2015年(平成27年) 3,698人
2020年(令和2年) 2,433人
総務省統計局 国勢調査より


教育

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義務教育学校

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村立

交通

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空港は鹿児島空港が最寄り。

鉄道

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一勝地駅

中心となる駅:一勝地駅

令和2年7月豪雨の影響により村内全区間が不通となっており、正規のバス代行輸送も実施されていない。一勝地駅・渡駅と人吉駅を結ぶ代行タクシーはあるが平日の朝夕各1往復のみの運行である。

路線バス

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  • 産交バス - 村内で1路線を運行する。
    • 神瀬福祉センターたかおと前 - 球泉洞前 - 球磨村役場 - 一勝地駅 - 石水寺入口
  • 球磨村福祉バス

石水寺入口は人吉市・球磨村境界付近の人吉市側にある。石水寺入口にて人吉市中心部方面へのバスに乗り継ぐことは可能であるが、これ以外に他市町村とを結ぶバス路線はない。

道路

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国道および主要地方道

村内にはいかなる形態の高速道路も通っていない。最寄りのインターチェンジは九州自動車道人吉ICもしくは南九州自動車道芦北IC

観光スポット

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熊野座神社
  • 球泉洞 - 総延長4800mを誇る日本でも屈指の巨大な鍾乳洞。一般向けコースと探検コースがある。
  • 球泉洞森林館(エジソンミュージアム) - 森林に関する資料や発明王トーマス・エジソンにまつわる展示品がある。
  • 球磨川下り - 日本三大急流を下る。人吉 - 渡、渡発船場 - 球泉洞下の2コースがある。近年では、ラフティングも人気急上昇中である。
  • 神瀬石灰洞窟・熊野座神社 - 国名勝。九州の名水百選・熊本県名水百選の「長命水」で有名。縁結びや安産にご利益があるとされる。
  • 柴立姫神社 - 父娘の悲しい伝説がある。子宝、安産、婦人病などにご利益があると有名。

出身者

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脚注

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  1. ^ 国見山 - 国土地理院地図
  2. ^ 「球磨・坂本村に災害救助法」『日本経済新聞』昭和40年7月4日 15面
  3. ^ 令和2年国勢調査による「熊本県人口(速報値)」の概要” (pdf). 熊本県企画振興部統計調査課 (2021年6月25日). 2021年8月29日閲覧。

外部リンク

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