目代邦康
日本の自然地理学者
経歴編集
神奈川県生まれ[1]。東京学芸大学に学び、1998年に修士(教育学)を取得[1]。京都大学大学院理学研究科博士後期課程に進み[1]、2002年に「トップリングタイプの岩盤クリープによる山体重力変形の地形学的研究」により、京都大学から博士(理学)を取得[2]。
筑波大学陸域環境研究センター準研究員、産業技術総合研究所地質標本館テクニカルスタッフを経て、2008年からは、公益財団法人自然保護助成基金に勤務している[1]。
地形学、地生態学などの内容を、一般向け、子ども向けに解説する著作などで知られる。また、ジオパーク活動に関わる普及活動にも取り組んでおり、日本ジオパーク委員会や、日本地理学会ジオパーク対応委員会の委員を務めている[3]。
おもな著書編集
単著編集
- 寒い地域のくらし、旺文社、2005年 - 小泉武栄・監修
- 地層のきほん:見方のポイントがよくわかる、誠文堂新光社、2011年
- 地形探検図鑑:大地のようすを調べよう、誠文堂新光社、2011年
- 地形観察ウォーキングガイド:地形を楽しむコースマップ付き、誠文堂新光社、2012年
編著編集
- 地層ってなんだろう 1 (観察しよう)、汐文社、2013年
- 地層ってなんだろう 2 (実験しよう)、汐文社、2014年
- 地層ってなんだろう 3 (歴史をしらべよう)、汐文社、2014年
共著編集
出演編集
脚注編集
- ^ a b c d e “目代邦康”. 独立行政法人科学技術振興機構知識基盤情報部 (2014年9月29日). 2015年1月2日閲覧。
- ^ “トップリングタイプの岩盤クリープによる山体重力変形の地形学的研究 目代邦康”. 国立国会図書館. 2015年1月2日閲覧。
- ^ “日本地理学会ジオパーク対応委員会”. 日本地理学会. 2015年1月2日閲覧。
- ^ “日本列島誕生~大絶景に超低空で肉薄!~”. 日本放送協会. 2015年1月2日閲覧。