神田小川町

東京都千代田区の町名
日本 > 東京都 > 千代田区 > 神田小川町

神田小川町(かんだおがわまち)は、東京都千代田区の地名。現行行政地名は神田小川町一丁目から神田小川町三丁目。郵便番号は101-0052[2]住居表示に関する法律に基づく住居表示は未実施である。

神田小川町
小川町駅
小川町駅
神田小川町の位置(東京23区内)
神田小川町
神田小川町
神田小川町の位置
北緯35度41分41.42秒 東経139度45分55.52秒 / 北緯35.6948389度 東経139.7654222度 / 35.6948389; 139.7654222
日本の旗 日本
都道府県 東京都
特別区 千代田区
地域 神田地域
人口
2017年(平成29年)12月1日現在)[1]
 • 合計 1,224人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
101-0052[2]
市外局番 03[3]
ナンバープレート 品川

地理 編集

千代田区の北部に位置する。北辺は、神田猿楽町神田駿河台神田淡路町にそれぞれ接する。東部は神田須田町に接する。南部は神田錦町神田司町神田美土代町にそれぞれに接する。西部は錦華通りと千代田通りに接しこれらを境に、神田神保町に接する(地名はいずれも千代田区)。

神田小川町は商業地域でビルや商店が多く立ち並んでいる。町域内の靖国通り沿いを中心にスポーツ用品店が多く並んでいることでも知られる。ほかに神保町に隣接していることもあり出版・書籍関連の企業も見られる。また、カレーの街としても知られ、神田界隈、特にこの小川町周辺には100店舗を超すカレー店が犇き合い、それぞれ個性的な店が出店している。

歴史 編集

江戸時代土浦藩土屋家や淀藩稲葉家などの武家屋敷があった。

世帯数と人口 編集

2017年(平成29年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
神田小川町一丁目 150世帯 263人
神田小川町二丁目 135世帯 219人
神田小川町三丁目 460世帯 742人
745世帯 1,224人

小・中学校の学区 編集

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[4]。なお、千代田区の中学校では学校選択制度を導入しており、区内全域から選択することが可能[5]

丁目 番地 小学校 中学校
神田小川町一丁目 全域 千代田区立昌平小学校 千代田区立麹町中学校
千代田区立神田一橋中学校
神田小川町二丁目 全域 千代田区立お茶の水小学校
神田小川町三丁目 全域

施設 編集

神田小川町一丁目 編集

地域東部。概ね外堀通り本郷通りの間に挟まれた区域。町域の中央部を東西に靖国通りが通っている。各種商店やオフィスビルが並んでいる。都営新宿線小川町駅丸ノ内線淡路町駅の地下鉄出口の前になる。

神田小川町二丁目 編集

地域中部。東部は本郷通りに接する。中央部を東西に靖国通りが通っている。ビルや商店が並ぶ地域。靖国通り沿いにはスポーツ用品店が目立つ。

神田小川町三丁目 編集

地域西部。北西部は錦華通りと、また南西部は千代田通りに接している。また地域内を南北に明大通り・東西に靖国通りが通っており、両道路は駿河台下交差点で交わっている。ビルや商店が集まっている。靖国通り沿いはスポーツ用品店が目立つ。

 
駿河台下交差点

交通 編集

町域内の中央部東西に靖国通りが通っている。靖国通りは東端の外堀通りと淡路町交差点で交わり、町域内の本郷通りと小川町交差点で交わり、明大通り(駿河台下交差点より北)・千代田通り(駿河台下交差点より南)と駿河台下交差点でそれぞれ交わっている。また町域内にはお茶の水仲通り・錦華通りが通っている。

都営新宿線・小川町駅と連絡駅でもある丸ノ内線・淡路町駅、千代田線新御茶ノ水駅の地下鉄の出入り口がある。また場所によって西部方向にある神保町駅や、北部方向にある御茶ノ水駅も利用可能で交通の便は良い。

年間イベント 編集

  • 神田スポーツ祭り(毎年10月最終金~日曜日)
  • 神田カレーグランプリ(毎年11月第1土・日曜日)

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ a b 町丁別世帯数および人口(住民基本台帳)”. 千代田区 (2017年12月6日). 2018年1月2日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年9月30日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月2日閲覧。
  4. ^ 区立小学校の通学区域”. 千代田区 (2017年8月17日). 2018年1月2日閲覧。
  5. ^ 区立中学校の通学区域と学校選択”. 千代田区 (2017年10月26日). 2018年1月2日閲覧。

外部リンク 編集