第39回毎日王冠
1988年10月9日に開催された第39回毎日王冠について記述する。
※年齢は全て旧表記にて表記
レース施行時の状況 編集
1988年1月に笠松競馬場から中央競馬へ移籍したオグリキャップは高松宮杯で古馬を降して優勝して重賞5連勝を達成し、第98回天皇賞(秋)の前哨戦としてこのレースへの出走を決定した。
その他にも当時の短距離戦線のトップホースであったニッポーテイオーに勝利した経験のあるダイナアクトレスとフレッシュボイス、さらに長期のヨーロッパ遠征から帰国した東京優駿優勝馬シリウスシンボリなど、当時の中央競馬の一流馬が数多く出走した。
主な出走馬 編集
※施行条件については毎日王冠も参照。
- 出走頭数:11頭
人気 | 枠番 | 馬番 | 競走馬名 | 性齢 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 8 | オグリキャップ | 牡4 | 河内洋 | 瀬戸口勉 |
2 | 7 | 9 | ダイナアクトレス | 牝6 | 岡部幸雄 | 矢野進 |
3 | 4 | 5 | ボールドノースマン | 牡5 | 柴田政人 | 稗田研二 |
4 | 5 | 7 | シリウスシンボリ | 牡7 | 加藤和宏 | 二本柳俊夫 |
5 | 4 | 4 | ランニングフリー | 牡6 | 菅原泰夫 | 本郷一彦 |
7 | 2 | 2 | フレッシュボイス | 牡6 | 田原成貴 | 境直行 |
レース結果 編集
レース展開 編集
レースは遅い流れで推移し、第4コーナーでは出走馬の多くが一団となった。直線ではまずダイナアクトレスとランニングフリーが先頭を争ったが、後方にいたオグリキャップが2頭を交わして先頭に立ち、優勝した。
結果(上位5頭のみ) 編集
着順 | 枠番 | 馬番 | 競走馬名 | タイム | 着差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 8 | オグリキャップ | 1.49.2 | |
2 | 5 | 7 | シリウスシンボリ | 1.49.4 | 1馬身1/4 |
3 | 4 | 5 | ボールドノースマン | 1.49.6 | 1馬身1/4 |
4 | 4 | 4 | ランニングフリー | 1.49.7 | クビ |
5 | 3 | 3 | ダイナアクトレス | 1.50.1 | 2馬身1/2 |
- 12.8-11.8-12.3-12.3-12.3-11.7-12-11.6-12.4
- 12.8-24.6-36.9-49.2-61.5-73.2-85.2-96.8-109.2
払戻 編集
単勝式 | 8 | 170円 |
複勝式 | 8 | 120円 |
7 | 210円 | |
5 | 150円 | |
枠連 | 5-6 | 930円 |