篠目駅

山口県山口市阿東篠目にある西日本旅客鉄道の駅

篠目駅(しのめえき)は、山口県山口市阿東篠目細野にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山口線である。

篠目駅
駅舎(2008年8月)
しのめ
Shinome
仁保 (8.7 km)
(3.4 km) 長門峡
地図
所在地 山口県山口市阿東篠目細野
北緯34度16分44.40秒 東経131度33分43.85秒 / 北緯34.2790000度 東経131.5621806度 / 34.2790000; 131.5621806座標: 北緯34度16分44.40秒 東経131度33分43.85秒 / 北緯34.2790000度 東経131.5621806度 / 34.2790000; 131.5621806
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 山口線
キロ程 28.9 km(新山口起点)
電報略号 ノメ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
4人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1917年大正6年)7月1日[1][2]
備考 無人駅
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歴史 編集

駅構造 編集

島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な地上駅。下り線西側山口寄りに駅舎があり、駅舎とホーム間は構内踏切で連絡している。無人駅

のりば 編集

ホーム 路線 方向 行先
反対側(1) 山口線 上り 山口新山口方面
駅舎側(2) 下り 津和野益田方面

※実際には上記ののりば番号は無い。上記番号は列車運転指令上の番線番号である。

給水塔 編集

当駅では一際目を引くレンガ造りの「給水塔」が残っている。これは大正6年7月1日、山口線山口駅 - 当駅間延伸時に終着駅として開設した際、蒸気機関車への給水のために設置されたものである。殆どがディーゼル列車となり、「SLやまぐち号」も使用していないため、現在はポンプ機能等は備えていないがフォトスポットとなっている。

利用状況 編集

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[6]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 37
2000
2001 25
2002 25
2003 23
2004 20
2005 16
2006 13
2007 14
2008 12
2009 8
2010 9
2011 8
2012 9
2013 9
2014 11
2015 9
2016 13
2017 14
2018 10
2019 7
2020 5
2021 5
2022 4

駅周辺 編集

阿東地区南西端近くの山間部に位置しており、駅前は小集落となっている。駅北東約600mの山口線沿いに阿東町立篠目小学校があったが、1999年度限りで廃校となった。駅の西側約1kmの場所を国道9号が通っている。

その他 編集

隣の駅 編集

臨時快速SLやまぐち号」の隣の停車駅は列車記事を参照。

西日本旅客鉄道(JR西日本)
山口線
仁保駅 - 篠目駅 - 長門峡駅

脚注 編集

  1. ^ a b c d 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 7号、12頁
  2. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、286-287頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 「山口線を大幅合理化 長門峡駅を無人化に」『中國新聞』昭和46年7月2日山口版.8面
  4. ^ 「通報 ●山口線大歳駅ほか76駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1984年1月30日、32面。
  5. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 7号、15頁
  6. ^ 山口県統計年鑑 - 山口県
  7. ^ 込山富秀『「青春18きっぷ」ポスター紀行』講談社、2015年5月26日、120-121頁。ISBN 978-4-06-219279-8 

参考文献 編集

  • 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「山口線・美祢線・宇部線・小野田線・岩徳線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第7号、朝日新聞出版、2009年8月23日。 

関連項目 編集

外部リンク 編集