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肝斑 (かんぱん、Chloasma)とは、皮膚にできる色素斑(しみ)の一つ。形状が肝臓に似ていることからこの名がついた。

肝斑
分類および外部参照情報
ICD-10 L81.1

目次

症状編集

境界明瞭な色素斑で、眼の外側にできやすい。下顎、上口唇(鼻の下)にもできることがある。左右対称である。

時期編集

基本的には30歳代-40歳代の女性。黄色人種に多い。

原因編集

原因はまだはっきりとわかっていない。 妊娠経口避妊薬が誘引になったり、更年期ピルを内服中にあらわれることがある。閉経すると自然に治ることも多いことから、プロゲステロンなどの女性ホルモンが影響するといわれている。また、顔をさわるクセのある人に出やすい傾向がある。洗顔やスキンケア、マッサージなどで顔をゴシゴシしないように注意したほうがよい。なお、名前は前述のとおり形状が肝臓に似ているためについたので肝臓の機能は無関係である。

治療編集

通常のメラニン斑によるシミに適用されるレーザー治療や光治療(フォトフェイシャル)は、肝斑には逆効果であるため注意が必要である。レーザートーニングは、肝斑治療を可能にした最新のレーザー治療。アメリカ製QスイッチNd:YAGレーザー「メドライト」が本家本元といわれている。ビタミンCは皮膚色素沈着として保険収載されているが、他は自由診療となる。

関連項目編集