茨城県立水戸商業高等学校

茨城県水戸市にある高等学校

茨城県立水戸商業高等学校(いばらきけんりつ みとしょうぎょうこうとうがっこう)は、茨城県水戸市新荘三丁目に所在する公立商業高等学校[1]。通称「水商」(すいしょう)。

茨城県立水戸商業高等学校
地図北緯36度23分14.8秒 東経140度27分13秒 / 北緯36.387444度 東経140.45361度 / 36.387444; 140.45361座標: 北緯36度23分14.8秒 東経140度27分13秒 / 北緯36.387444度 東経140.45361度 / 36.387444; 140.45361
過去の名称 茨城県立商業学校
茨城県立水戸商業学校
国公私立の別 公立学校
設置者 茨城県
校訓 至誠一生ヲ貫キ 勤勉事ニ当リ 敬愛物ニ接シ 剛毅百難ヲ排シ 協同其美ヲ済ス
設立年月日 1902年3月12日
創立記念日 5月15日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 商業科
情報ビジネス科
国際ビジネス科
学期 2学期制
学校コード D108220100060 ウィキデータを編集
高校コード 08125G
所在地 310-0036
茨城県水戸市新荘三丁目7番2号
外部リンク 公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示
茨城県立水戸商業高等学校の位置(茨城県内)
茨城県立水戸商業高等学校

設置学科 編集

  • 商業科
  • 情報ビジネス科
  • 国際ビジネス科

概要 編集

1902年4月1日開校の県立商業高等学校で部活動が非常に盛んである。硬式野球部は、春夏合わせて15回の甲子園出場を誇り、1999年第71回選抜高等学校野球大会では準優勝の実績もある高校野球の古豪である。2001年第73回選抜大会出場以来、甲子園から遠ざかっていた[注 1]が、2008年第80回選抜大会にて7年ぶりの出場を果たした[2]

サッカーでは、1979年の全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会優勝[3]、1983年準優勝、1979年の第58回全国高等学校サッカー選手権大会ベスト4などの成績を収めている。

1904年4月6日落成の旧水戸商業高校本館玄関部分(国登録文化財)が同窓会館として保存されている[4]

初代校長は大友泰一朗。

1904年4月20日、現在の地に移転。

本校は茨城県内の高等学校で唯一、国家資格の基本情報技術者試験(FE)の午前科目免除制度の認定校に選ばれている[5][6]

制服 編集

男子は黒の詰襟学生服(右襟に校章・左襟学年章,ボタンは校章入り)にズボン。 ソックスは白・紺・黒。夏は白無地のワイシャツを着用。

女子は華紺サージの上着(ダブル2つ釦)、ベスト(シングル3つ釦)、スカート(箱ひだ8本)と白無地(ショールカラー)の襟付き前開きブラウスに青いリボン型ネクタイを結ぶ。校章は台座付き胸章式。夏はベスト、スカートを着用。

靴下について、色は白・黒・紺。女子は夏・冬服の時を問わず、オーバーニーハイソックスをはく人もいるが、それ以外に黒のストッキングタイツをはくこともできるし、薄手の生地の靴下をはくこともできる。

著名な出身者 編集

野いばら館 編集

のいばら館(明治37年完成の旧水戸商業高校本館玄関部分/現同窓会館で1996年国登録文化財)。1902年明治35年)創立の水戸商業高等学校のシンボルとなっている建物。年に1回毎年11月の約1週間公開されているので、その期間に予め学校に連絡すれば見学可能。外観だけなら道路から見ることができる。

施設概要 編集

  • 文化財分類:登録有形文化財(建造物)[4]
  • 竣工:1904年(明治37年)
  • 登録年月日:1996年(平成8年)12月20日
  • 構造及び形式等:木造平屋建、銅板葺、建築面積350m2
  • 設計:駒杵勤治(茨城県技師)
  • 施工:大倉土木

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 2001年をもって、1988年から野球部監督を務め続けていた橋本實が勇退した。

出典 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集