西武2000系電車

西武鉄道の電車

西武2000系電車(せいぶ2000けいでんしゃ)は、1977年昭和52年)に登場した西武鉄道通勤車両

2008年現在、多摩川線西武有楽町線新交通システムを採用しているレオライナー山口線を除く全線で使用されており[注釈 1]、西武では製造車両数が最も多い(436両)系列である。

1977年(昭和52年)に登場した車両と1988年(昭和63年)に登場した車両ではそれぞれ外観が異なっているが、電装品などは共通である。本項では前者を「2000系」、後者を「新2000系」として記述する。両車ともに新宿線の主力車両であり、西武を代表する車両でもある。

目次

2000系編集

  西武2000系電車
 
西武2000系2027編成(6両編成・更新車)
(2006年4月30日)
基本情報
製造所 西武所沢車両工場
主要諸元
編成 2・6・8両編成
軌間 1,067(狭軌) mm
電気方式 直流1,500V
架空電車線方式
最高運転速度 105 km/h
設計最高速度 110 km/h
起動加速度 2.6(MT比6M2T) km/h/s
車両定員 136人(座席48人)[先頭車]
*車椅子スペース非設置車
144人(座席54人)[中間車]
車両重量 40.0t(クモハ2401)
全長 20,000 mm
全幅 2,849.5 mm
全高 4,246 mm
台車 空気バネ台車
住友金属工業FS372A, FS072)
主電動機 直流複巻電動機
主電動機出力 130kW
駆動方式 中空軸平行カルダン
歯車比 85:16 (5.31)
制御装置 界磁チョッパ制御
日立製作所MMC-HTR-20D)VVVFインバータ制御
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ
保安装置 西武形ATS
テンプレートを表示

特徴編集

西武鉄道ではそれまで主に3扉車を投入していたが、駅間距離の短い新宿線用として乗降時分を短縮できる4扉車での製造となった。以前には国鉄63系譲渡車の初代401系が4両存在していたが、それ以来の4扉車の登場となった。先頭車の前面形状は、従来製造されていた湘南スタイルや切妻スタイルではなく、非常用貫通扉を設置した。これは当時計画されていた国鉄新宿駅への乗り入れのため、地下区間でも適合する規格を、ということで採用されたという説がある[要出典]。また、西武鉄道では初めて界磁チョッパ制御日立製作所製)、回生ブレーキ併用全電気指令式ブレーキ(HRD-1R)を採用した。このように、登場当時は西武鉄道の標準から外れた異端的な存在であった。

ドアエンジンは1996年のリニューアル工事で交換が順次行われ、101系同様の原型ドアエンジン最終編成だった2001年の2007F更新終了以降、全車両3000系と同じものを使用している。

客室側窓は下段上昇・上段下降の2段式で、上段はフリーストップ式。車側表示灯も従来の横2列から縦2段となる。この構造は新101系にも採用された。

主電動機出力は130kW。制御器と歯車比 (1:5.31) は自然冷却式主電動機の東京急行電鉄8000系8500系と共通する。台車は電動車は101系5000系の住友金属工業製空気バネ台車 FS372 を改良した FS372A、付随車(制御車)は前記2系列と同一の FS072 である。

主制御器はMMC-HTR-20D(弱め界磁起動1段、直列13段、並列11段、弱め界磁無段階)である。勾配抑速ブレーキは備えていない。当初は耐雪ブレーキの設備はなかったが、後述の田無事故を受け、全編成で備えられた。

電動発電機MG)は1977年当時の西武標準の日立製作所製を採用。6・8両編成用のものと2両編成用で異なる。6両編成に関しては1987年製造の2031F・2033Fでは、3000系で本格採用された新しいMGへ変更され、前者は新2000系でも採用の東洋電機製、後者はこちらも新2000系でも採用の新日立製のものへ変更されている。


沿革編集

本グループは1977年から1979年にかけて、一部の駅プラットホーム有効長が十分ではなかった新宿線用として6両編成17本(102両)が新製された。その状況は次のとおりで、製造はすべて西武所沢車両工場である。

  • 1977年 : 6本(2001編成 - 2011編成)
  • 1978年 : 5本(2013編成 - 2021編成)
  • 1979年 : 6本(2023編成 - 2033編成)

編成は、西武新宿方から

  1. クハ2001形(Tc1・2000番台奇数)
  2. モハ2101形(M1・2100番台奇数)
  3. モハ2101形(M2・2100番台偶数)
  4. モハ2101形(M3・2200番台奇数)
  5. モハ2101形(M4・2200番台偶数)
  6. クハ2001形(Tc2・2000番台偶数)

の4M2Tで、モハ2101形は百の位が同一奇数・偶数でMM'ユニットを組んでいる。例えば2001編成の車号は、次のとおりとなる。

  • 2001 - 2101 - 2102 - 2201 - 2202 - 2002

モハ2101形奇数車には主制御器とパンタグラフ2個、モハ2101形偶数車には電動発電機 (MG) と空気圧縮機 (CP) を搭載している。

1983年には、新宿線の一部の駅のホーム有効長が延伸された関係で8両編成でも運転できるよう、末尾2編成(2031編成・2033編成)の編成を解除し、電動車は6両編成4本(2001編成 - 2007編成)のM2とM3の間に組み込んで8両編成(M3-M4・モハ2101形2301 - 2308として組み込み)とした。8両編成の状況は、次のとおりである(この書体は、増結車)。なお、3000系や新2000系の8両編成とは車両番号の百位の配列が異なるが、編成中の機器配置は同一である。

  1. クハ2001形(Tc1・2000番台奇数)
  2. モハ2101形(M1・2100番台奇数)
  3. モハ2101形(M2・2100番台偶数)
  4. モハ2101形(M3・2300番台奇数。2131 → 2301 / 2231 → 2303 / 2133 → 2305 / 2233 → 2307)
  5. モハ2101形(M4・2300番台偶数。2132 → 2302 / 2232 → 2304 / 2134 → 2306 / 2234 → 2308)
  6. モハ2101形(M3→M5・2200番台奇数)
  7. モハ2101形(M4→M6・2200番台偶数)
  8. クハ2001形(Tc2・2000番台偶数)

この際、M4車となった4両は MG, CP を撤去されている。

制御車は半数を方向転換してクハ2401形 (2031 → 2410 / 2032 → 2412 / 2033 → 2414 / 2034 → 2416) とした上で、新製の制御電動車クモハ2401形 (2409, 2411, 2413, 2415) と2両編成4本(2409編成 - 2415編成)を組成した。同時に2両編成4本(2401編成 - 2407編成)が新製されている。

この2両編成の電装品は 1C4M 構成である点以外はモハ2101形のMM'ユニットと同様であり、クハ2401形にMG, CPが装備されている。またクハ2401形のうち新製車の2402, 2404, 2406, 2408 の台車は電動車と同一のFS372A形であり、編入車も1985年に3000系のクハ3001 - 3004から転用したFS372Aに交換されている。

1986年には田無事故により2017編成・2023編成・2407編成・2415編成が被災し、2017編成中の2017, 2117, 2118, 2217、2023編成中の2224, 2024、2415編成 (2415, 2416) の8両が廃車となった。1989年、2017編成のうち残った2両 (2218, 2018) が2代目の2224, 2024と改番の上で2023編成の残存車と新2023編成を組成し、運用に復帰した。

また、1987年には田無事故の代替車として6両編成2本(2031編成・2033編成。いずれも2代目)、翌1988年には2両編成2本(2417編成・2419編成)が新製されている。これらは、通風器が押し込み式に変更(従来車はグローブ式)されるなど、設計変更が行われている。

2000系が初めて池袋線で運転されたのは1990年平成2年)1月である[注釈 2]。編成は2011編成6両と2405編成2両を連結した8両が使用され、池袋線では初めての新2000系2065編成の導入(後述)を前に、データ収集のため一か月程度ダイヤ限定で池袋 - 小手指 (ダイヤ乱れで飯能へも入線)間で運転された。

以降池袋線での定期運転実績はなく、臨時列車としても1997年(平成9年)10月の横瀬車両基地での車両展示・撮影会の際に池袋 - 西武秩父間を運転された列車の一部(8両中2両)に使用[注釈 3]された以外、運転されることは皆無であったが[注釈 4]2009年11月23日に定期運転では19年ぶり、臨時列車では12年ぶりに池袋線で運転された。使用されたのは2005編成であった[1]

2012年以降は2両編成がごく短期間ずつながら度々池袋線に貸し出され、運用されることがある[2]

2両の増結編成や組み替え、1986年(昭和61年)の田無事故に伴う廃車、さらに2015年から30000系による置き換えにより、廃車が発生しており、2017年7月現在、8両編成3本(24両)・6両編成5本(30両)・2両編成8本(16両)の計70両が在籍し、全車が新宿線に配置されている。

更新工事など編集

1988年度から1991年度にかけては新2000系の登場に伴い仕様統一のため、全車に側面行先表示器を設置した。同時に前面表示器の字幕を白地黒文字から黒地白文字へ順次交換した。さらに表示窓ガラスを支持するHゴムについては、新2000系登場前の1985年から新2000系登場後である1991年までにかけ、劣化防止のため、白色から黒色へ交換した。また、新2000系と併結可能にするため、先頭車両連結器の自動連結対応器へ交換・分割運用列車使用時の車内放送の分割放送対応工事を施した[注釈 5]つり革に関しても、1983年から1992年頃までにかけて、いわゆる「おにぎり型つり革」と称されたオリジナルの三角形のつり革から、3000系同様の丸いつり革への交換を実施している[注釈 6]。1987年から1989年にかけて、田無事故の教訓から耐雪ブレーキを装備している。

車両更新工事は1996年から2015編成を最初に、2006年まで10年間かけて実施された。外観では前面下部への排障器(スカート)の取り付け、パンタグラフの削減、2000年以降実施された車両は行先・種別表示器を20000系と同様のLED式へ取り替えた。旧2000系の未更新車は、2419編成が2006年12月に更新入場(翌2007年3月に出場)したことにより消滅した。

  • また2004年以降の施工車は、最初に検査入場を行った2001編成より従来のパンタグラフをシングルアーム式パンタグラフに変更し、以後全編成に拡大した[注釈 7]
  • その他、工事にあたってワイパーを空気圧式から電動式に換装[注釈 8]警笛の電気笛化や[注釈 9]長時間停車時の車内保温対策として3/4ドアカット機構の追加、さらに側面ドア窓の支持方式がHゴムの車両については1996年度 - 1997年度更新車は701系・1997年度 - 2006年度更新車は101系廃車発生品の抑え金具式ドアへの交換も行われている。
  • 一部の編成は、旧型空気圧縮機(6・8両編成がHB-2000、2両編成がAK-3)からHS-10(2両編成)・HS-20(6・8両編成)への換装が行われた[注釈 10]
  • 転落防止外幌が2001年から2004年にかけて全車の連結面に装備された。
  • 2005年度からドア付近へのつり革増設工事が実施されている。
  • 下段上昇が可能だった客室側窓が2015年11月頃から下段窓の開ける際のつまみが撤去され、下段窓は開閉ができなくなった。

2006年2月に車齢の若い田無事故代替新造車のトップを切って2031編成が車体更新工事を受けて出場した。工事の主な内容は以下の通り。

2004年以降の施工車と同様のもの

  • 座席のバケットシート化[注釈 11]
  • スタンションポールの設置
  • 両先頭車に車いすスペースの設置(一部編成を除く)
  • 化粧板の交換(9000系と同じもの)
  • 床材の交換[注釈 12]
  • 空気圧縮機の交換
  • パンタグラフのシングルアーム化

2000系では初めて施工されたもの

  • 車体側面の車両番号表記をプレート化(同時に"モハ"・"クハ"等の表記が消えた)
  • 車外床下の消火器を車内に移動
  • 優先席付近のつり革の低位置化
  • 化粧板の交換(白色系に変更)
  • 床材の交換[注釈 13]
  • LED式車内案内表示器の設置(千鳥配置)
  • ドアチャイムの設置
  • ドア開閉予告ランプの設置
  • 自動放送装置の設置
  • 本川越・拝島方先頭車のスカートへの連結面注意放送用スピーカーの設置[注釈 14]

また、ドアチャイムを設置した更新車については視力弱者にドアの位置を知らせるため約3秒おきに「ポーン」というチャイムが鳴るようになっていて、同様の装備が10000系新2000系のリニューアル車と新101系のワンマン仕様車にある。なお、今回の工事では補助電源については電動発電機 (MG) を存置した。その後同様の更新メニューで2417編成→2033編成→2419編成の順に出場した。

2031編成は出場以降しばらく国分寺線地区で運用されていたが、2006年4月より新宿線地区でも運用され始めた。

  • また、2006年度より既に更新工事を受けた編成も検査入場時に車両設備の再更新(座席のバケット化、スタンションポール設置、ドア一部締め切り装置設置など)が行われている(2005編成・2011編成・2013編成・2015編成が更新済である)。
  • 2008年4月には、同年6月14日のダイヤ改正の準備として、新2000系で行われていた幕の交換が、2000系でも始まった。
更新車外観
更新車車内

編成の状況編集

2017年7月10日現在の状況は次のとおりである。

編成表編集

凡例
  • CONT:主制御器
  • MG:電動発電機
  • CP:空気圧縮機
8両編成
 
 
形式 クハ2001
(Tc1)
モハ2101
(M1)
モハ2101
(M2)
モハ2101
(M3)
モハ2101
(M4)
モハ2101
(M5)
モハ2101
(M6)
クハ2001
(Tc2)
備考
機器配置   CONT MG, CP CONT   CONT MG, CP  
車両番号 2001
(奇数)
2007
2101
(奇数)
2107
2102
(偶数)
2108
2301
(奇数)
2307
2302
(偶数)
2308
2201
(奇数)
2207
2202
(偶数)
2208
2002
(偶数)
2008
新製当時は2300番台のモハがない6両編成
2300番台のモハは初代2031編成・2033編成からの編入車
6両編成
 
 
形式 クハ2001
(Tc1)
モハ2101
(M1)
モハ2101
(M2)
モハ2101
(M3)
モハ2101
(M4)
クハ2001
(Tc2)
備考
機器配置   CONT MG, CP CONT MG, CP  
車両番号 2009
(奇数)
2015
2109
(奇数)
2115
2110
(偶数)
2116
2209
(奇数)
2215
2210
(偶数)
2216
2010
(偶数)
2016
 
2017 2117 2118 2217 2218 2018 モハ2218・クハ2018を除く4両は田無事故により廃車
モハ2218・クハ2018は2023編成へ編入
2019
(奇数)
2033
2119
(奇数)
2133
2120
(偶数)
2134
2219
(奇数)
2233
2220
(偶数)
2234
2020
(偶数)
2034
2023Fのモハ2224・クハ2024は田無事故廃車による2017編成からの編入車
2031編成・2033編成は2代目
2両編成
 
 
形式 クモハ2401
(Mc1)
クハ2401
(Tc2)
備考
機器配置 CONT MG, CP
車両番号 2401
(奇数)
2413
2402
(偶数)
2414
クハ2410・2412・2414は初代2031編成・2033編成からの編入車
2415 2416 田無事故により廃車
クハ2416は初代2033編成からの編入車
2417
2419
2418
2420
 

編成ごとの形態編集

太字は全車クーラー取り替え

編成 両数 パンタ
グラフ
LED式
行先
表示器
設備
更新
[注釈 15]
転落防止
注意用
放送装置
通風器 吊手増設 その他・備考
2001編成 8両 シングル
アーム[注釈 16]
丸型 側扉窓複層ガラス[注釈 17]
2003編成
2005編成 [注釈 18] 2017年、1番目に廃車
2007編成 側扉窓ガラス金枠押さえ式
2009編成 6両 シングル
アーム
丸型 2015年、2番目に廃車
2011編成 [注釈 18] 2016年、6番目に廃車
2013編成 [注釈 18] 2015年、3番目に廃車
2015編成 [注釈 18] 側扉窓ガラス金枠押さえ式
2019編成 2017年、8番目に廃車
2021編成
2023編成 2015年、1番に廃車
2025編成 2015年、5番目に廃車
2027編成
2029編成 側扉窓複層ガラス
2015年、4番目に廃車
2031編成 [注釈 19] [注釈 20] 箱型 1987年製後期車
2033編成 [注釈 19] [注釈 20]
2401編成 2両 シングル
アーム
丸型
2403編成 [注釈 21] 2両編成で唯一の幕車
2405編成
2407編成
2409編成
2411編成
2413編成 最後のAK-3搭載車であった
2417編成 [注釈 20] 箱型 1988年製後期車
2419編成 [注釈 20]

新2000系編集

  西武新2000系電車
 
デザインがモデルチェンジされた2000系は
「新2000系」と呼ばれることが多い。
基本情報
製造所 西武所沢車両工場東急車輛製造
主要諸元
編成 2・4・6・8両編成
軌間 1,067(狭軌) mm
電気方式 直流1,500V
架空電車線方式
最高運転速度 105 km/h
設計最高速度 110 km/h
起動加速度 2.6(MT比6M2T) km/h/s
車両定員 136人(座席48人)[クモハ2451]
車両重量 40.0t(クモハ2451)
全長 20,000 mm
全幅 2,849.5 mm
全高 4,246 mm
台車 住友金属工業FS372A, FS072
主電動機 直流複巻電動機
主電動機出力 130kW
駆動方式 中空軸平行カルダン
歯車比 85:16 (5.31)
制御装置 界磁チョッパ制御(日立製作所MMC-HTR-20D)
モハ2197とモハ2198のみGTO-VVVFインバータ制御
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ
保安装置 西武形ATS
テンプレートを表示

1988年(昭和63年)には、2000系の車体に変更を加えた車両が登場した。これらは新2000系2000N系と呼ばれることもある。これらが増備されるまで、西武の通勤車は前面の湘南スタイル・非貫通構造、3扉車が主流で、前面貫通扉を持つ4扉車の2000系は一部線区の異端車といった存在だったが、新2000系の大量新造で一気に西武のフラッグシップ的存在となった。

特徴編集

  • 前面は、下部に排障器(スカート)が装着され(登場当初は装備なし→直後に装着され、その後は当初から装着した状態で新製)、窓および種別・行先表示器の周りが黒く縁取られた。パノラミックウィンドウの傾斜はなくなった。
  • 車体側面は、従来車では省略されていた戸袋窓が復活し、客室側窓は天地寸法を拡大した一枚下降窓となり、落成時から行先表示器が設けられた。
  • 車内でのAMFMラジオ聴取用のアンテナ・電波増幅器が後期の8両編成のみ取り付けられている。
  • ドアエンジンを低騒音のものへ変更した(一部編成を除く)。

沿革編集

最初に製造されたのは従来車には存在しない4両編成だった。そして池袋線の4扉化を推進するため、同線にも大量に投入され、1992年(平成4年)6月までの短期間に314両が製造された。新宿線系統へ初めて導入されたのは4両編成の2501編成(1988年)、池袋線系統へ初めて導入されたのは8両編成の2065編成(1990年)である。そのうち、2097編成の一部車両(モハ2197・モハ2198)は、三菱電機製のGTO素子によるVVVFインバータ制御とされた。

新2000系は製造時期によって仕様が若干異なり、大別すると前期形、中期形、後期形の3タイプとなる。

前期形(2501編成 - 2529編成、2051編成 - 2057編成[注釈 22]、2451編成・2453編成)は側扉窓と戸袋窓が角の丸い小型で、製造当初ではドア付近のつり革が増設されていなかったため、今後の更新工事において随時増設される。この中で最初期の2501編成 - 2519編成、2051編成、2451編成は前面の貫通扉窓も小型とされた。この前期形は全車新宿線系統に新製配置されたが、後に2451編成・2453編成が池袋線に転属している。

中期形(2531編成 - 2545編成、2059編成 - 2067編成)は側扉窓が角ばった大型、戸袋窓が角の丸い大型となり、そのうち2531編成 - 2539編成・2545編成は(後に2541編成・2543編成も)2004年2月に検査出場した2545編成を皮切りに、約1年ほどでそれら各編成の補助電源装置を静止形インバータ (SIV) に換装され、電動空気圧縮機もレシプロ駆動からスクリュー駆動に換装された[注釈 23]。8両編成では、行先表示器のLED化やパンタグラフの削減工事が実施された車両もある。

後期形(2047編成・2049編成・2055編成・2069編成 - 2097編成、2455編成 - 2465編成)は側扉窓が角の丸い小型に戻り、戸袋窓が角の丸い大型となっていて、このタイプは全車両の補助電源装置が静止形インバータとなり、またドアエンジンは4000系で採用された従来と同じ空気式ではあるが、客室床上の座席内部に搭載するタイプからドア上部の鴨居部に搭載するDP45ST形に変更され、開閉動作にも違いが見られる。2055編成・2097編成はベンチレーターがステンレス製になっている。中期形と同様に、8両編成では行先表示器のLED化やパンタグラフの削減工事が実施された車両もある。

1989年(平成元年)1月に製造された2055編成(初代、6両編成)は、8両固定編成車両の増備による番号枯渇を回避するために1991年(平成3年)9月に車両番号が-10され2045編成となり、新たに8両編成の2055編成(2代目)が1992年(平成4年)12月 - 1993年3月にかけて製造された。この2代目2055編成は数字上からは分からないが、2097編成より後に製造されており、これが新2000系の最終編成となっている。

配置数の多い新宿線では、新旧の2000系が2・4・6・8両を組み合わせて4・6・8・10両編成で運行され、新宿線に乗ればまず見掛ける存在である。西武園線東村山 - 西武園の4両編成運用列車には自ずと新2000系が使用される。なお、多摩湖線の4両編成での運用は多摩湖線国分寺 - 西武遊園地の全区間がワンマン運転化されて消滅したが、入線する場合もある(1996年・2005年、後者は新101系更新入場による処置)。ちなみに萩山での分割・併合に関しては2013年3月16日改正をもって終了しており、駅構内での分割・併合はみられない。

また、池袋線所属車であっても抑速ブレーキを装備しないことや回生ブレーキの特性上による問題点から、通常の営業運転は池袋 - 飯能間および豊島線狭山線に限定され、基本的に飯能 - 吾野間と西武秩父線には入線していなかったが、2007年12月2日に吾野変電所および正丸変電所に環境配慮型蓄電装置が導入されたことでその問題は解決され、2010年3月のダイヤ改正からは土曜・休日の池袋 - 西武秩父間直通の快速急行に充当された。ただし、ダイヤ改正以前も毎年12月3日埼玉県秩父市で開催される秩父夜祭や同市にある羊山公園芝桜が見頃になる4月上旬 - 5月上旬には臨時列車として入線していた。

2015年4月6日から、2075編成に『暗殺教室』のラッピングが施され、『殺せんせーラッピング電車』として池袋線系統で運転されている[3]

更新・工事編集

 
一部改良が施された初期型車両
(2014年2月17日)
 
客用扉付近滑り止め付床材の色が黄色となった中期型車両
(2014年2月17日)

4両編成のクモハ2401形(2500番台奇数車)はパンタグラフを2個装備していたが、後に全編成撤去され、編成中のクモハ2401形-モハ2101形(2500番台偶数車)のユニットはモハ2101形(2600番台奇数車)から受電する方式に変更されている。2012年以降、2463編成を皮切りに屋根上のベンチレータ撤去工事が行なわれ、2017年7月現在は2451-2465、2501-2519、2523、2525、2529、2531-2541編成に施工している。なお、2531編成・2533編成は、行先・種別表示器のLED化とクモハ2401形のパンタグラフ跡完全撤去も併せて行なわれた。2533編成は施工後しばらく新宿線車両所に在籍したが、2531編成の工事完了と同時に新101系の代替を目的として池袋線車両所へ転出した。また2000系の更新工事と前後して当形式にも長時間停車時の車内保温対策として3/4ドアカット機構が追加されている。

2002年から8両編成でパンタグラフの削減(モハ2101形奇数車の池袋・本川越寄りのものを撤去、2063編成、2089編成、2095編成を除く)と行先・種別表示器のLED化が実施されている。なお、中期車の8両編成は2006年3月の2059編成を皮切りに2063編成を除く4本に、前期車の8両編成である2057編成も2059編成とほぼ同時期に施工されている。

2003年度から前期車と中期車の4両編成車については空気圧縮機をスクリュー式又はスクロール式に、電動発電機を静止形インバータに換装[注釈 24]が施工された。2006年に2531編成が空気圧縮機・電動発電機の換装工事を施工している。

2003年から2004年にかけて転落防止外幌が全車の連結面に装備された。2005年度からはドア付近へのつり革増設が実施されている。

2007年2月に検査出場した2505編成では、各部の改良が行なわれた。この工事の内容は、以前から実施されているつり手増設工事の他、スタンションポールの設置・ドア付近の床への警戒色の追加・非常通報装置の交換・消火器の床下→室内への移設・優先席部分のつり革の低位置化・本川越方先頭車スカートへの連結面注意放送用スピーカーの設置などで、引き続き2007年度には2507編成・2509編成にも施工された。

2008年3月には、2045編成の行先・種別表示器がフルカラーLED式に交換された。この工事は2016年現在、後述する東急車輛でのリニューアル施工車のほか、8両編成は大半の編成で施工されている。なお、2008年4月頃から2008年6月14日のダイヤ改正に備えて幕式・LED式両方に種別・行先にローマ字表記を追加し、各駅停車の種別表示が「普通」から「各停」に変更がされているが、フルカラーLED改造1号編成となった2045編成と後述の2047編成では、交換時から「各停」表示にされている。

リニューアル工事編集

 
東急車輛で大規模なリニューアル工事を受けた新2000系2071編成。

新2000系においても、経年20年に達する車両より車内のリニューアル工事とバリアフリー化、車体劣化部の補修などの改造工事を開始した[4]。最初の施工となる2047編成は2007年12月に東急車輛に入場し、翌2008年3月出場した。全体的には30000系に準じたリニューアル内容とされている。工事内容については以下に示す。 

外観
車外では行先・種別表示器フルカラーLED化を実施した[注釈 25]。前面では車掌台側の窓下部に車両番号表記を設置し、側面は旧社章を取り外し、側面車両番号をプレート式に変更した。側面では従来設置していた戸袋窓が廃止された。中間車床下では床下消火器箱を撤去し、客室内の妻面に収納したほか、先頭車では同様の個所へ新たに消火器箱を設置した。
前面スカート部では裏側に乗客の転落事故を防止するため、連結面注意放送用スピーカーが設置された。警笛については1系統を空気笛から電子警笛に置き換えが実施された。パンタグラフはシングルアーム式に換装している。
車内
化粧板を全面的に交換し、床敷物ついては30000系と同様のグレーのゴム床材に交換した。ドア付近では視覚障害者への配慮として黄色とすることで目立たせた。このゴム床材は素材自体が滑りにくいことや万が一の火災発生時に有毒ガスの発生がしないという安全性が高いものである。
座席表地は一般座席を青系統、優先席は紫系統の不燃性モケットを採用したバケットシートに交換した。30000系に続いてクッション素材にSばねを採用することで座り心地の向上も図っている。側窓のロールアップカーテンは模様入りの新しいものと交換した。乗務員室仕切り窓では遮光幕を化粧板と同じ模様のものに交換している。
天井の冷房吹き出し口は結露防止のためアルミ材から不燃性のFRP製に交換した。また、戸袋窓の廃止に伴い窓のあった個所には広告枠を新設した。
座席袖仕切は大形品に交換され、スタンションポールは7人掛け座席間に新設したものとともに通路側に弧を描いた形状として握りやすいものとなっている。特に優先席部のスタンションポールには黄色の滑り止め加工品とし、またこの付近のつり革を100mm下げることで使いやすさの向上も図っている。
先頭車には車椅子スペースを新設し、合わせて安全手すりと車内非常通報装置を設置した。この非常通報装置は従来の通報式から乗務員と相互通話が可能な対話式としており、各車両に2台が設置されている。各ドアにはドアチャイムとドア開放時告知チャイム[注釈 26]と扉開閉案内器を設置したほか、LED式車内案内表示器を千鳥配置で新設した。放送装置には自動放送装置を設置した。
空調装置の更新に伴い、冷房装置は冷媒代替フロンを使用したCU721形に更新した[注釈 27]。空調制御器はマイコン制御式とし、除湿運転機能と冬季の急速暖房のために予備暖房機能が備えられているものである。
更新車の画像一覧
更新されたモハ2156の車内(2014年2月17日撮影) 
バリアフリー化の図られた優先席 
新たにTc1車に設置された車椅子スペース(2014年2月17日撮影) 
2069編成のみ床材のデザインが異なる。(2014年2月17日撮影) 
フルカラーLED化された方向幕(2014年2月17日撮影) 
ドア上部に新設された案内表示器(上段)と扉開閉案内器(下段) 
戸袋窓の廃止された車体側面 

なお、この工事は東急車輛で引き続き以下の編成にも施工されている。

  • 2081編成(2008年5月入場、9月出場)
  • 2055編成(2008年9月入場、12月出場)
  • 2093編成(2008年12月入場、2009年3月出場)

過去に試用工事が行われた車両編集

台車の試用

クモハ2529・モハ2530は2001年4月に、モハ2158は同年11月に本来のFS372A(クハ2401形2462・2464・2466からの転用品)に戻されている[6]

シングルアームパンタグラフの試用

  • モハ2189 - 1996年から1998年の間、PT7116形シングルアームパンタグラフを試用していた。その後西武では本系列の更新時などにも採用されているが、2089fも2016年にシングルアームパンタグラフの換装と、編成のパンタグラフ削減工事を受けた。

台車の転用編集

田無事故で廃車となった車両の台車は、クハ2017・2024(初代)のものがクハ2059・2060に、モハ2117・2118のものがモハ2161・2162に、モハ2217・2224(初代)のものがモハ2159・2160に、2415編成のものがモハ2540・2254に、それぞれ新造に際し転用されている。

また上記台車の試用に際し、2529編成のクモハ2529・モハ2530、2057編成のモハ2157の台車が換装されているが、この時に発生した台車はモハ2261・2262・2361に転用されている。

2055編成・2057編成・2061編成 - 2097編成(2073編成・2085編成を除く)、2531編成 - 2545編成のクハ2001形の台車は、701系クハ1701形からの廃車発生品が転用されている。また、クハ2462・2464・2466は上記台車試用終了に際し台車を供出しており、代替品には101系クハ1101形からの廃車発生品が転用されている。

編成の状況編集

2017年7月8日現在の状況は、次のとおりである[7]

編成表編集

凡例
  • CONT:主制御器
  • MG:電動発電機
  • SIV:静止形インバータ
  • CP:空気圧縮機
  • ANT:ラジオ用アンテナ
8両編成
 

 
形式 クハ2001
(Tc1)
モハ2101
(M1)
モハ2101
(M2)
モハ2101
(M3)
モハ2101
(M4)
モハ2101
(M5)
モハ2101
(M6)
クハ2001
(Tc2)
備考
機器配置   CONT MG or SIV
CP
CONT   CONT MG or SIV
CP
ANT
(2055編成、2069編成以降)
車両番号 2055
(奇数)
2097
2155
(奇数)
2197
2156
(偶数)
2198
2255
(奇数)
2297
2256
(偶数)
2298
2355
(奇数)
2397
2356
(偶数)
2398
2056
(偶数)
2098
2055編成は2代目
6両編成
 
 
形式 クハ2001
(Tc1)
モハ2101
(M1)
モハ2101
(M2)
モハ2101
(M3)
モハ2101
(M4)
クハ2001
(Tc2)
備考
機器配置   CONT MG or SIV
CP
CONT MG or SIV
CP
 
車両番号 2045
(奇数)
2053
2145
(奇数)
2153
2146
(偶数)
2154
2245
(奇数)
2253
2246
(偶数)
2254
2046
(偶数)
2054
2045編成は初代2055編成
4両編成
 

 
形式 クモハ2401
(Mc1)
モハ2101
(M2)
モハ2101
(M3)
クハ2001
(Tc2)
備考
機器配置 CONT MG or SIV
CP
CONT  
車両番号 2501
(奇数)
2545
2502
(偶数)
2546
2601
(奇数)
2645
2602
(偶数)
2646
 
2両編成
 

 
形式 クモハ2401
(Mc1)
クハ2401
(Tc2)
備考
機器配置 CONT MG or SIV
CP
車両番号 2451
(奇数)
2465
2452
(偶数)
2466
 

編成ごとの形態編集

凡例

太字は全車クーラー取り替え

  • 製造所
    • 所沢工:西武所沢車両工場
    • 東急:東急車輛製造
8両編成編集
編成 製造所 タイプ 所属線区 LED式
行先
表示器
室内
設備
改良
補助
電源
装置
吊手増設 その他・備考
2055編成 所沢工 後期形 新宿線 [注釈 30] [注釈 31] SIV  
2057編成 前期形 MG [注釈 21]
2059編成 中期形 [注釈 32][注釈 33]
2061編成
2063編成 東急 池袋線 [注釈 21]
2065編成 所沢工 新宿線 [注釈 32][注釈 33]
2067編成
2069編成 東急 後期形 池袋線 [注釈 31] SIV
2071編成 池袋線 [注釈 31]
2073編成 所沢工 池袋線 [注釈 21]
2075編成 [注釈 31]
2077編成 東急 [注釈 30] [注釈 31]
2079編成 [注釈 31]
2081編成 新宿線 [注釈 30] [注釈 31] [注釈 21]
2083編成 [注釈 30]
2085編成 池袋線 [注釈 30]
2087編成
2089編成 [注釈 30]
2091編成 [注釈 31]
2093編成 新宿線 [注釈 30] [注釈 31]
2095編成 [注釈 30]
2097編成 所沢工 池袋線 2197のみVVVF

2016年9月27日に廃車、横瀬で解体

  • 2055編成・2097編成は、屋根上の通風器がステンレス製無塗装となっていた(他の編成はグレーに塗装)。2097編成は廃車、2055編成は通風器を撤去したため、2000系では見られなくなった。
6両編成編集
編成 製造所 タイプ 所属線区 LED式
行先
表示器
室内
設備
改良
補助
電源
装置
吊手増設 その他・備考
2045編成 所沢工 前期形 新宿線 [注釈 30] MG [注釈 21] 全車ベンチレーター撤去 
2047編成 東急 後期形 [注釈 30] [注釈 31] SIV
2049編成
2051編成 前期形 MG 前面貫通窓小型、ベンチレーター撤去
2053編成 所沢工 EB装置搭載、ベンチレーター撤去
4両編成編集
編成 製造所 タイプ 所属線区 LED式
行先
表示器
室内
設備
改良
補助
電源
装置
吊手増設 その他・備考
2501編成 東急 前期形 池袋線[8] MG 前面貫通窓小型、

全車ベンチレーター撤去

2503編成
2505編成 新宿線 [注釈 32][注釈 33]
2507編成 [注釈 32]
2509編成 [注釈 32]
2511編成 [注釈 32]
2513編成 池袋線 [注釈 32][注釈 33]
2515編成 新宿線 [注釈 32]
2517編成
2519編成 [注釈 21]
2521編成  2523,2525,2529編成はベンチレーター撤去
2523編成 [注釈 32][注釈 33]
2525編成 [注釈 32][注釈 33]
2527編成 [注釈 21]
2529編成 [注釈 32][注釈 33]
2531編成 中期形 新宿線 [注釈 30] SIV[注釈 34] 全車のベンチレーター、およびクモハの

不要屋根上機器全撤去[9]

2533編成 [注釈 30]
2535編成 新宿線
2537編成 [注釈 21]  
2539編成 [注釈 21]
2541編成 [注釈 21]
2543編成 [注釈 21]
2545編成 [注釈 21]
  • 4両編成の前期形車両の一部は、電動空気圧縮機の電源が直流から交流に変更されている。
  • 4両編成の中期形車両はコンプレッサーをスクリュー式またはスクロール式に交換したほか、前期形でも同形態の車両がある。
2両編成編集
編成 製造所 タイプ 所属線区 LED式
行先
表示器
室内
設備
改良
補助
電源
装置
吊手増設 その他・備考
2451編成 東急 前期形 新宿線 SIV 前面貫通窓小型
2453編成  
2455編成 後期形 SIV
2457編成
2459編成 池袋線
2461編成
2463編成
2465編成

前期形はSIVへの取り替えと同時にコンプレッサーのスクロール化を実施した。

置き換え廃車編集

西武鉄道からの正式な発表はないが、一部鉄道雑誌では2015年度の6両編成5本(30両)を皮切りに新型車両(30000系・40000系)に置き換える予定で、先述の田無事故を除く廃車では初めて廃車が開始された[10]

2015年10月より6両編成で廃車が発生し、2023Fが廃車第1号となった。続いて2009F、11月には2013Fが、12月には2029F及び2025Fが廃車解体となった[11]

2016年9月には、2097Fが廃車解体となった。新2000系初の廃車だが、編成中の1両がVVVF車だったことが廃車を早めた大きな要因とされる。このうち、クハ2098の前頭部は、京急800形デハ812-6、東急7700系デハ7702と共に、藤久ビル東5号館に保存されている[12]

脚注編集

[ヘルプ]

注釈編集

  1. ^ 西武多摩湖線は不定期での運用。
  2. ^ 新製直後の池袋駅での展示、プロ野球などイベント開催時の狭山線直通臨時列車が所沢 - 西所沢間を走行する事例は除く。
  3. ^ ちなみに、この時初めて西武秩父線を走行している。
  4. ^ 武蔵丘車両検修場への入出場、プロ野球などイベント開催時の狭山線直通臨時列車が所沢 - 西所沢間を走行する事例は除く。
  5. ^ 4両編成と6両編成の連結時の、4両側へ流れる放送と6両側へ流れる放送の放送分割。ダイヤの都合上、2+2の4両と6両による10両編成の場合もあったが、その際には分割放送機能は停止していた。
  6. ^ ただし、1987年・1988年増備の2031F・2033F・2417F・2419Fの4本のみ、3000系・新2000系登場後の製造のため最初から丸いつり革で落成している。
  7. ^ 2005F・2007F・2411Fなど一部例外あり
  8. ^ 塗装なし→黒塗装に変更
  9. ^ ただし更新時期などの関係上、2001F・2005F・2011F・2015F・2019F・2021F・2025F・2029Fの計8編成については施工されていない。
  10. ^ なお、AK-3搭載車は2011年3月現在でクハ2414が最後の1両となっていたが、同年4月に換装された。AK-3を搭載していた101系も既に搭載車はなく、E31形電気機関車も廃車済であるため、これによって西武において長年標準形空気圧縮機として活躍してきたAK-3搭載車は消滅した。
  11. ^ モケット色は優先席が紫系、一般席が青系に変更
  12. ^ 新2000系や9000系と同色。
  13. ^ 薄い濃淡のグレーを配している。
  14. ^ このスピーカーの設置された先頭車が編成の中間に入ると、停車中に連結面の隙間への転落防止注意を喚起する放送が流れる
  15. ^ 座席のバケット化・スタンションポール/車椅子スペース設置・警笛の電気笛化
  16. ^ 8両編成は、パンタグラフをモハ1両あたり1基に削減、母線回路引き通しとなっている
  17. ^ モハ2301・モハ2302を除く
  18. ^ a b c d 先頭車の車椅子スペースは未設置
  19. ^ a b 20000系と同様に、走行中は側面行先表示を消灯する。
  20. ^ a b c d 工事内容は2031編成に準ずる。
  21. ^ a b c d e f g h i j k l m 乗務員室後方の長手方向には増設なし
  22. ^ 2055編成は初代(現、2045編成)。
  23. ^ これらに伴い運転台の表示灯類に多少の変化がみられている。
  24. ^ 前期車は対象外。
  25. ^ 東急車輛出場時は従来の幕式のままでこの改造は自社線内に甲種輸送された後、西武車両で行っている。
  26. ^ 視覚障害者にドアの位置を知らせるもので、開放時に約3秒おきに「ポーン」というチャイムがなる。これは10000系や新101系のワンマン仕様車などに設置されている。
  27. ^ 西武鉄道では、今後冷房装置をすべて代替フロンを使用したものに換装する予定。
  28. ^ 10000系ニューレッドアローにて本格採用された。ただし、10112FのみFS372系を採用。
  29. ^ ボルスタレス台車は6000系にて本格採用された。
  30. ^ a b c d e f g h i j k l フルカラーLED
  31. ^ a b c d e f g h i j 車内リニューアル車(バリアフリー化)
  32. ^ a b c d e f g h i j k スタンションポール設置、ドア付近の床への警戒色の追加、優先席部分の吊手の低位置化など
  33. ^ a b c d e f g ドアチャイム(2000系更新車とは異なり、ドア付近腰掛下に設置)搭載
  34. ^ 東芝製SIV装備編成。当初は701系流用品の日立製MG装備、2003年から2005年にかけて検査時に交換。

出典編集

  1. ^ 【西武】2000系が池袋線運用に入る(RMニュース)http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2009/11/2000_3.html
  2. ^ 【西武】2000系2407編成が池袋線運用に就く(RMニュース)http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2012/01/20002417.html 【西武】2000系2417編成が池袋線で運用(RMニュース)http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2012/04/20002407.html 【西武】2000系2419編成が池袋線運用に(RMニュース)http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2012/04/20002419.html
  3. ^ 東京都屋外広告物条例による許可期間等の表示
  4. ^ 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」2008年10月臨時増刊号鉄道車両年鑑「西武鉄道新2000系バリアフリー化工事」(西武鉄道 (株) 鉄道本部車両部検修課 斉藤好弘 著 )参照。
  5. ^ a b 『鉄道ピクトリアル』2002年4月臨時増刊号「特集:西武鉄道」P.227
  6. ^ 『鉄道ピクトリアル』2002年4月臨時増刊号「特集:西武鉄道」P.228
  7. ^ 「西武鉄道車両編成表」 『鉄道ダイヤ情報』2011年9月号 、交通新聞社
  8. ^ 「私鉄DATA FILE」『鉄道ダイヤ情報』2011年1月号、交通新聞社。2010年8月17日付で転属。新2000系4両編成では初の配置。
  9. ^ 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」2013年12月臨時増刊号「西武鉄道 現有車両プロフィール2013」。
  10. ^ 交通新聞社2015年11月14日発行「トラベルMOOK 西武鉄道の世界」35P・37P・電気車研究会2016年2月1日発行「鉄道ピクトリアル No.914 2016年2月号」西武鉄道ニュース・100P参照
  11. ^ 交通新聞社2015年11月14日発行「トラベルMOOK 西武鉄道の世界」35P・37P・電気車研究会2016年2月1日発行「鉄道ピクトリアル No.914 2016年2月号」西武鉄道ニュース・100P参照
  12. ^ 「ビルに電車を置きたい!」 男の夢、池袋で実現 西武・京急・東急が揃い踏み 乗りものニュース 2017年7月21日

参考文献編集

外部リンク編集