辻秀一
辻 秀一(つじ しゅういち、1961年〈昭和36年〉5月23日[1] - )は、日本のスポーツドクター、産業医、文筆家[2]。
東京都生まれ[2]。次女はクリエイティブ・ディレクターの辻愛沙子。
略歴 編集
13代続く医師の家系に生まれる[3]。1977年、栄光学園中学校卒業。1980年、栄光学園高等学校卒業[2]。
1986年、北海道大学医学部卒業[2]、慶應義塾大学病院内科入局。1991年から、慶應義塾大学スポーツ医学研究センター勤務。
1999年、「株式会社エミネクロス,エミネクロスメディカルクリニック」設立、主宰。日本医師会認定産業医に。
2011年、NPOスポーツランド設立[4]。2016年、ホワイト企業大賞企画委員就任。2019年、一般社団法人Di-Sports研究所設立[5]。
人物 編集
- 小学生時代は剣道少年、中学から大学まではバスケットボール部に所属。
- 実娘はクリエイティブ・ディレクターの辻愛沙子[6]。
著書 編集
- 『健康獲得大作戦 栄養・運動・休養があなたを救う』同文書院、1995
- 『スラムダンク勝利学』集英社インターナショナル 2000
- 『痛快!みんなのスポーツ学』集英社インターナショナル 2001
- 『子どもの「生きる力」を伸ばす3つの習慣』PHP研究所、2002
- 『人のためになる人ならない人 コーチ力が生み出す人間力・社会力』バジリコ、2002
- 『ほんとうの社会力 あなたの『力』を知る、伸ばす、楽しむ』日経BP社、2002
- 『快楽ダイエット 楽しくやせるコツ教えます』2003.PHPエル新書
- 『親と子の受験勝利学 合格力を高める45のアドバイス』グローバル教育出版、2003
- 『弱さを強さに変えるセルフコーチング』2003.講談社+α新書
- 『風の大地人生勝利学』小学館、2004
- 『心の力コーチング いつも勝てるライフスキルの育て方』講談社、2004
- 『ピアノの先生のためのコーチ力 生徒を最高に輝かせる』ヤマハミュージックメディア、2004
- 『武道・スポーツの真髄 ほんとうの価値の伝え方』日本武道館、2004
- 『お父さんはなぜ運動会で転ぶのか? いますぐできる運動不足解消メソッド』2006.PHP新書
- 『上達する人長続きする人 音楽を最高に楽しむためのセルフコーチ力』ヤマハミュージックメディア、2006
- 『フロー・カンパニー 飛躍し続ける個人と組織に生まれ変わる法則』ビジネス社、2008
- 『演奏者勝利学 演奏者のためのメンタル・トレーニング』ヤマハミュージックメディア、2009
- 『新「根性」論 「根性」を超えた「今どきの根性」』毎日コミュニケーションズ、2009.マイコミ新書
- 『「第二の脳」のつくり方 : すべてが上手くまわり出す「フロー理論」』祥伝社、2010
- 『漫画「銀のアンカー」に学ぶ就活脳の作り方』集英社インターナショナル、2010
- 『ゾーンに入る技術 「驚異の集中力」が最高の能力を引き出す!』フォレスト出版、2011
- 『「心に余裕がある人」になる自分の磨き方 一流の勝負師に学び、いつも平常心を保つ』ワニブックス、2012
- 『一瞬で心を「切り替える」技術』日本実業出版社、2012
- 『自分を「ごきげん」にする方法』サンマーク出版、2013
- 『心を磨く50の思考 ―誰でもできる「いい気分」のつくり方―』幻冬舎、2013
- 『禅脳思考』フォレスト出版、2014
- 『メンタル・トレーニングの第一人者が明かす 一生ブレない自分のつくり方 』大和出版、2014
- 『自分を敬え。超訳・自助論』学研プラス、2015
- 『人間関係が驚くほどうまくいく「応援思考」』清流出版、2015
- 『ハイパフォーマーは知っている 恐怖に負けない技術』かんき出版、2015
- 『感情にふり回されないコツ』フォレスト出版、2015
- 『なぜ、一流の人は「ポジティブ思考」をしないのか?』PHP研究所、2015
- 『リーダー1年目からの教科書』ぱる出版、2016
- 『さよなら、ストレス 誰にでもできる最新「ご機嫌」メソッド 』文藝春秋、2016
- 『PLAY LIFE PLAY SPORTS スポーツが教えてくれる人生という試合の歩み方 』内外出版社、2017
- 『メンタルトレーナーが教える子どもが伸びる スポーツの声かけ』池田書店、2017
- 『ゾーンを引き寄せる 脳の習慣』祥伝社、2017
- 『フロー・カンパニー』ビジネス社、2017
- 『「与える人」が成果を得る』ワニブックス、2017
- 『先生の“ごきげん思考”で、授業はうまくいく!』誠文堂新光社、2018
- 『先生、ウジウジ・イライラから一瞬で立ち直る方法を教えてください!』朝日新聞出版、2018
- 『「集中」と「リラックス」 一瞬で”脳”を切り替える技術』大和出版、2019
共編著 編集
- 『感じて動く』佐渡裕著 辻聞き手.ポプラ社、2006
翻訳 編集
- スーザン・カリッシ『知っておきたい子どもの健康ポイント』北里研究所病院スポーツクリニック 監修 共訳.ベースボール・マガジン社、1998
- 『ナンシー・クラークのスポーツ栄養ガイドブック』橋本玲子共訳.女子栄養大学出版部、1998
- アメリカン・スポーツ・エデュケーション・プログラム編『バスケットボール』阿部理共訳.ベースボール・マガジン社、1998.コーチングforジュニア
- NATA (全米アスレティックトレーナーズ協会) 編『スポーツ選手の摂食障害』監訳.大修館書店、1999
- ジュディ・M.ルター, リン・ジャフィー『ボディワイズ・ウーマン 女性のための知的フィットネス・ライフのすすめ』監訳.大修館書店、1999
- American Council on Exercise『中高齢者エクササイズ実践指導ブック』川久保清,田中喜代次共監訳.文光堂、2000
- リチャード・B.クレイダー、アンドリュー・C.フライ,メアリー・L.オトゥール編著『スポーツのオーバートレーニング』川原貴監訳 河野一郎共訳、大修館書店、2001
- デニス&デボラ&デイナ・ウェートリー『幸せをずっと待ちつづける女性すぐにめぐり合える女性』田中ウルヴェ京共訳.PHP研究所、2003
- バリー・グリーン,ティモシー・ガルウェイ『演奏家のための「こころのレッスン」 あなたの音楽力を100%引き出す方法』監訳 丹野由美子訳.音楽之友社、2005
- アンドリュー・マシューズ『たった今から、ハッピーになる! 人生を変える心の法則』監訳 飯岡美紀訳.ダイヤモンド社、2005
- マーク B.アンダーセン編『競技力アップのスポーツカウンセリング 実践例から学ぶ』布施努共訳.大修館書店、2008
関連人物 編集
【個人】(敬称略)(五十音順)
- 秋山拓巳(プロ野球選手・阪神タイガース所属投手)
- 天沼知恵子(女子プロゴルファー)
- 有村智恵(女子プロゴルファー)
- 飯野汰一(順天堂大学駅伝部)
- 大井一輝(慶應義塾大学アーチェリー部)
- 小川直久(プロサーファー)
- 勝みなみ(女子プロゴルファー)
- 黒羽根利規(プロ野球選手・日本ハムファイターズ所属キャッチャー)
- 西郷真央(女子プロゴルファー)
- 白崎浩之(プロ野球選手・横浜DeNA所属内野手)
- 園田俊(ライフセーバー日本代表)
- 大門千紗(日本大学ボート部)
- 都倉賢(Jリーガー・コンサドーレ札幌所属)
- 飛田浩明(Bリーガー・ファイティングイーグルス名古屋所属)
- 柳あさこ(射撃選手)
【チーム】
- V・ファーレン長崎(Jリーグ)
- 関西電力ボート部
- 学習院大学チアリーディング部
- 慶應義塾大学女子ゴルフ部
- 東洋大学アイスホッケー部
- 慶應義塾高校フェンシング部
- 女子ラクロスクラブチーム ミストラル
脚注 編集
- ^ 辻秀, 一 (2010-01-13). スポーツドクターが教える自分の“最高”を引き出すメソッド. ビジョネット
- ^ a b c d “PROFILE(プロフィール)|スポーツドクター辻秀一 オフィシャルサイト”. エミネクロス. 2019年9月2日閲覧。
- ^ “辻 秀一さん|スポーツ心理学で人も社会も「ごきげん」に。QOLとスポーツへの思い、内科医からの転身。|another life.(アナザーライフ)”. another life.(アナザーライフ)|自分の物語を生きる. 2023年5月9日閲覧。
- ^ NPOスポーツランド
- ^ Di-Sports研究所公式サイト
- ^ 株式会社arca