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長期捜査(ちょうきそうさ)とは、捜査が長期化すること。

目次

概要編集

長期捜査となる事件の多くは未解決事件となる場合が多いが、事件発生から長い年月をかけて、容疑者を特定し逮捕する事件も少なくない。

2010年には未解決事件を専門に扱う警視庁特命捜査対策室が発足して長期捜査となっている事件を最新技術を使って再捜査して、実際に逮捕している。

主に、別の事件で逮捕された容疑者が、自供し、芋づる式に事件が発覚する場合が多い。

主な長期捜査事件編集

以下では日本国内で発生した刑事事件で、捜査の期間が5年以上かかった例について記載する。なお、指名手配されて逮捕まで時間のかかった事件については「逃亡」を参照。また、公訴時効成立直前に犯人起訴された事件については「公訴時効#公訴時効成立直前に起訴された事件」を、公訴時効成立後に犯人が自首した事件については「公訴時効#公訴時効成立後に犯人が発覚・自首・身柄拘束された事件」をそれぞれ参照。

日本で発生した事件で容疑者の特定が5年以上かかった事件
事件 発生 逮捕 期間 備考
新居浜小6女児殺害事件[1] 1984年 1999年 15/約15年
城丸君事件 1984年 1998年 15/約15年 無罪確定。
佐賀女性7人連続殺人事件 1989年 2006年 15/最長で約15年 無罪確定。
流山女性殺害事件 1997年 2012年 15/約15年 犯行当時17歳。
大阪北区ホテル客室女性殺害事件 1994年 2008年 14/約14年
碧南市パチンコ店長夫婦殺害事件 1998年 2012年 14/約14年 同事件で死刑判決を受けた被告人・堀慶末は闇サイト殺人事件(2007年)にも関与し、本事件解決以前に無期懲役(求刑:死刑)が確定していた。
廿日市女子高生殺人事件 2004年 2018年 14/約14年
熊谷養鶏場宿舎放火殺人事件 1989年 2002年 13/約13年
神戸トランクルーム遺体事件 2000年 2012年 12/約12年
東京都中野区暴力団組員殺害事件[1] 1999年 2010年 11/ 約11年 現在裁判中。
勝田清孝事件 1972年 1983年 11/最長で約11年 2000年に死刑執行。
大阪連続バラバラ殺人事件 1985年 1995年 10/最長で約10年 2017年に死刑執行。
亘理町自衛官殺害事件[1] 2000年 2010年 10/約10年 最長で無期懲役確定。
八街タクシー運転手刺殺事件 2002年 2012年 10/約10年
池袋本町三丁目アパート内殺人事件 2001年 2010年 09/約9年 特命捜査対策室初の摘発事件。
ホテル日本閣殺人事件 1952年 1960年 09/約9年 一人は一審無罪、最高裁で有罪確定。
新潟少女監禁事件 1990年 2000年 09/約9年 懲役14年。
厚木市下依知金田陸橋付近路上女性殺人事件 2001年 2011年 09/約9年 無期懲役確定。
草加市フィリピン人バラバラ殺人事件 1999年 2008年 08/約8年 この事件について1999年に死体損壊・死体遺棄罪有罪判決が下る(殺人罪での立件は不可能とされた)。
その後別の殺人事件で逮捕・起訴され、その際に1999年の事件についても殺人罪で逮捕・起訴され、共に有罪判決が下る。
藤沢放火殺人事件 1993年 2001年 08/約8年 一審は無罪、最高裁で懲役15年に確定。
仙台風俗店経営者強盗殺人事件[1] 2004年 2010年 06/約6年 最長で無期懲役確定。
宇土市院長夫人殺害事件 2004年 2011年 07/約7年 死刑確定。2016年に死刑執行。
坂本弁護士一家殺害事件 1989年 1995年 06/約6年 2018年に死刑執行。
久留米同僚殺害事件 1997年 2002年 06/約5年 一人は2016年に死刑執行。
トリカブト保険金殺人事件 1986年 1991年 05/約5年 無期懲役確定。

脚注編集

  1. ^ a b c 同一犯が含まれる。

関連項目編集