新潟県道・長野県道95号上越飯山線

日本の新潟県と長野県の道路

新潟県道・長野県道95号上越飯山線(にいがたけんどう・ながのけんどう95ごう じょうえついいやません)は、新潟県上越市から長野県飯山市に至る主要地方道新潟県道長野県道)である。

主要地方道
新潟県道95号標識
長野県道95号標識
新潟県道95号 上越飯山線
長野県道95号 上越飯山線
主要地方道 上越飯山線
路線延長 18.2202km(長野県側)
8.1613km(新潟県側)
制定年 1976年
起点 新潟県上越市大字島田字諏訪田【北緯37度5分8.2秒 東経138度16分7.7秒 / 北緯37.085611度 東経138.268806度 / 37.085611; 138.268806 (県道95号起点)
終点 長野県飯山市大字飯山【北緯36度52分3.8秒 東経138度22分20.9秒 / 北緯36.867722度 東経138.372472度 / 36.867722; 138.372472 (県道95号終点)
接続する
主な道路
記法
国道18号標識 国道18号
都道府県道85号標識
新潟県道85号上越高田インター線
都道府県道30号標識
新潟県道30号新井柿崎線
国道117号標識 国道117号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

概要 編集

新潟県上越市から市内板倉区を通り、光ヶ原高原・鍋倉高原などの景勝地を経由して、長野県飯山市を結ぶ主要地方道。

沿線には光ヶ原牧場(グリーンビレッジ)・光ヶ原高原キャンプ場・大神楽展望台・戸狩温泉戸狩温泉スキー場など、観光施設等が点在する。県境付近は天候が良ければ、遠く佐渡島能登半島を望める絶景ポイント。

なお、新潟・長野両県境の関田峠(標高1,100m)付近は冬季閉鎖となる(迂回路は国道292号線飯山街道)。

路線データ 編集

歴史 編集

県道上越飯山線の途中にある県境・関田峠越えの道は、戦国時代に上杉謙信が信州へ進軍の際に通ったとされ、江戸時代には信濃・越後交流の重要な交通路ともなった[1]

年表 編集

路線状況 編集

関田峠付近は、新潟県側を除いてセンターラインがない曲がりくねった山岳道路で、舗装林道のような様相をしている[1]。関田峠は豪雪地帯のため、例年11月上旬から5月下旬までの期間は、冬季閉鎖により通行することができない[1]

重複区間 編集

地理 編集

関田峠越えの道は木々の緑が山深いところを通っているが、山頂付近は下界を眺められる視界が開けた区間が長い[1]。特に、新潟県側から妙高市上越市の市街地、日本海を見下ろす眺望に優れている[1]

通過する自治体 編集

交差する道路 編集

上越市 編集

飯山市 編集

沿線の施設など 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c d e 中村淳一編 2018, p. 75.
  2. ^ 昭和51年建設省告示第694号
  3. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十1日建設省告示第千二百七十号、建設省

参考文献 編集

  • 中村淳一編 編『日本の絶景ロード100』枻出版社、2018年4月20日。ISBN 978-4-7779-5088-1 

関連項目 編集

外部リンク 編集