国道117号

日本の長野県から新潟県に至る一般国道

国道117号(こくどう117ごう)は、長野県長野市から新潟県小千谷市に至る一般国道である。

一般国道
国道117号標識
国道117号
地図
総延長 124.9 km
実延長 107.8 km
現道 099.9 km
制定年 1953年指定
起点 長野県長野市
中御所交差点(地図
主な
経由都市
長野県飯山市
新潟県十日町市
終点 新潟県小千谷市
三仏生交差点(地図
接続する
主な道路
記法
国道18号標識 国道18号
国道19号標識 国道19号
国道292号標識 国道292号
国道253号標識 国道253号
国道252号標識 国道252号
国道291号標識 国道291号
国道17号標識 国道17号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
国道117号起点
長野県長野市 中御所交差点
国道117号終点
新潟県小千谷市 三仏生交差点

概要編集

国道18号と並んで長野県北信地方と新潟県を結ぶ主要ルートの一つであり、こちらは大部分を千曲川・信濃川JR東日本飯山線と並行している。国道18号との重複区間が指定区間となっている。

路線データ編集

一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。

歴史編集

  • 1920年大正9年) - 同年施行の旧道路法に基づき、国道10号「東京市より秋田県庁所在地に達する路線」(現17号、18号、117号、8号経由)に指定される。
  • 1953年昭和28年)5月18日 - 二級国道117号長野小千谷線(長野市 - 新潟県北魚沼郡小千谷町[注釈 4])として指定施行[4]
  • 1965年(昭和40年)4月1日 - 道路法改正により一級・二級区分が廃止されて一般国道117号として指定施行[1]
  • 2001年(平成13年)11月30日 - 西小千谷バイパスが全線開通。
  • 2010年(平成22年)2月26日 - 青木島拡幅が全線開通[5]
  • 2011年(平成23年)10月15日 - 大倉バイパスが開通。
  • 2016年(平成28年)
    • 10月21日 - 替佐〜静間バイパスが全線開通。
    • 11月14日 - 千谷バイパスが全線開通。

路線状況編集

バイパス・道路改良編集

 
替佐〜静間バイパス
長野県飯山市大字蓮
長野県
青木島拡幅[5][6]
青木島拡幅は長野市青木島 - 下氷鉋間延長0.8 kmの拡幅事業である。
この区間は交通量が多く、2005年(平成17年)に渋滞損失時間が、県内919区間中第3位になるなど、顕著な渋滞地点になっていた。そのため、交通渋滞解消と、上信越自動車道長野インターチェンジへのアクセス向上を目的に3車線から4車線への拡幅が事業化された。2010年(平成22年)2月26日に全線開通した。
替佐〜静間バイパス
替佐〜静間バイパス(かえさ〜しずまバイパス)は、中野市大字豊津字東川端 - 飯山市大字蓮字北原に至る延長7.69 kmのバイパス道路である[7][8]。現道の幅員狭小・線形不良区間の解消および上信越自動車道豊田飯山ICへのアクセス、国道292号の混雑解消を目的に建設された[9]。1997年(平成9年)9月26日に豊田飯山ICから飯山市へのアクセスを目的に終点側の4.55 km[7]が開通した[9]。2016年(平成28年)10月21日に残区間が開通し、全線開通した[10][11]。本整備にあたって、中野市内では、土地収用が行われた[8]
  • 設計速度 - 50 km/h[7]
  • 幅員 - 12.75 m(完成2車線・片側歩道・車道幅員3.25 m)[7]
  • (中野市大字豊津 - 飯山市大字蓮)
  • 飯山バイパス(飯山市大字静間 - 同市大字飯山)
  • 小沼湯滝バイパス(飯山市大字飯山 - 同市大字瑞穂豊)
  • 市川バイパス(飯山市大字瑞穂豊 - 下水内郡栄村大字豊栄)
  • 栄道路(下水内郡栄村大字豊栄 - 同村大字北信)
新潟県
灰雨改良
灰雨改良(はいざめかいりょう)は、中魚沼郡津南町上郷大井平から同町赤沢に至る延長1.18 kmのバイパス道路である。大倉バイパス供用以降本路線で新潟県内唯一の幅員狭小区間であり、線形不良や崩土の堆積などの問題を抱える灰雨スノーシェッドを新トンネルにより通過すべく、2016年(平成28年)に事業着手された[12][13]
大倉バイパス
大倉バイパス(おおくらバイパス)は、中魚沼郡津南町芦ヶ崎地内の延長1.34 kmのバイパス道路である。現道の老朽化著しく、幅員狭小、線形不良である大倉スノーシェッドの区間を解消するために建設された。バイパスは885 mの大倉トンネルをもって現区間を通過することとし、1999年(平成11年)に事業着手し、2011年(平成23年)10月15日に開通した[14][15]
西小千谷バイパス
西小千谷バイパス(にしおぢやバイパス)は、小千谷市大字山本(山本交差点)から同市桜町(桜町交差点)に至る延長3.050 kmのバイパス道路である[16]。小千谷都市計画道路3・4・3西小千谷環状線の一部[17]として小千谷市街地における環状道路の一部を形成し、市街地から通過交通の排除による渋滞緩和と地域間交流や地域経済活性化を目的として1987年(昭和62年)に事業着手し、2001年平成13年)11月30日に全線が完成供用した[16]。西小千谷バイパスの終点側で連続して環状道路の一部を形成する桜町交差点(国道291号旧道交点)から千谷バイパス起点の千谷川四交差点は、市道として建設[18]ののち国道に編入され、2009年(平成21年)4月1日に旧道の国道指定が解除された[19]。なお、同区間は国道351号および一部が国道403号の重複区間となっている。
  • 開通状況[16]:山本交差点 -(1993年12月)- 上ノ山四交差点 -(1999年12月)- 上村交差点 -(2001年11月)- 若葉1丁目 -(1997年12月)- 桜町交差点
  • 旧道[16][18]:山本交差点 - 本町二交差点 - 元町交差点 - 千谷川四交差点
千谷バイパス
千谷バイパス(ちやバイパス)は、小千谷市千谷川4丁目(千谷川四交差点)から同市大字千谷(三仏生交差点)に至る延長1.790 kmのバイパス道路である。交通の円滑化や千谷工業団地への交通利便性向上などを目的として2006年(平成18年)に事業着手され、2015年(平成27年)4月に460 mが部分開通、2016年(平成26年)11月14日に部分開通区間を含む1.790 km全線が開通した[20][21][22]。西小千谷バイパス同様小千谷都市計画道路3・4・3西小千谷環状線の一部[17]として建設された[23]。なお、同区間は国道351号および国道403号の重複区間となっている。

道路の通称名編集

重複区間編集

 
国道403号(重複区間)からの分岐
長野県飯山市飯山福寿町(2012年8月)
写真の橋は中央橋旧橋
  • 国道18号(長野県長野市・大塚交差点 - 長野市・浅野交差点)
  • 国道406号(長野県長野市・東和田交差点 - 長野市・柳原北交差点)
  • 国道292号(長野県飯山市・伍位野交差点 - 飯山市・有尾交差点)
  • 国道403号(長野県飯山市・中央橋西交差点 - 下高井郡野沢温泉村虫生)
  • 国道405号(新潟県中魚沼郡津南町・大割野交差点 - 中魚沼郡津南町下船渡・津南駅入口交差点)
  • 国道252号(新潟県十日町市・北原交差点 - 十日町市・下条栄町交差点)
  • 国道403号(新潟県小千谷市・本町二丁目交差点 - 小千谷市・三仏生交差点(終点))
  • 国道351号(新潟県小千谷市・山本山大橋西交差点 - 小千谷市・三仏生交差点(終点))

道路施設編集

編集

  • 丹波島橋(長野市・犀川
  • 蟹沢大橋(長野市)
  • 豊野大橋(長野市)
  • 稲沢大橋(中野市)
  • 伍位野橋(中野市)
  • 常盤大橋(飯山市・千曲川
  • 湯沢川大橋(下高井郡野沢温泉村・湯沢川
  • 矢垂大橋(下高井郡野沢温泉村)
  • 東大滝橋(下高井郡野沢温泉村 - 下水内郡栄村・千曲川)
  • 白鳥大橋(下水内郡栄村)
  • 栄大橋(下水内郡栄村・中条川
  • 森大橋(下水内郡栄村)
  • 宮野原橋(中魚沼郡津南町・信濃川
  • 中津川橋(中魚沼郡津南町・中津川
  • 清津大橋(中魚沼郡津南町 - 十日町市・清津川
  • 十日町高架橋(十日町市)
  • 市之口橋(十日町市 - 小千谷市)
  • 魚沼橋(小千谷市・信濃川)
  • 山辺橋(小千谷市)

トンネル編集

  • あさがみトンネル(下高井郡野沢温泉村)
  • 横倉トンネル(下水内郡栄村)
  • 青倉トンネル(下水内郡栄村)
  • 大倉トンネル(中魚沼郡津南町・大倉バイパス

道の駅編集

地理編集

通過する自治体編集

交差する道路編集

実延長区間で接続する道路を記載

ギャラリー編集

脚注編集

[脚注の使い方]

注釈編集

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ 2005年4月1日に十日町市ほか3町1村が合併して十日町市発足。
  3. ^ a b c d e f g 2018年4月1日現在
  4. ^ 1954年3月10日に2村を編入して小千谷市発足。

出典編集

  1. ^ a b 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年10月27日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況   (XLS)”. 道路統計年報2019. 国土交通省道路局. 2020年5月31日閲覧。
  3. ^ 一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年10月28日閲覧。
  4. ^   ウィキソースには、二級国道の路線を指定する政令(昭和28年5月18日政令第96号)の原文があります。
  5. ^ a b 道路改築事業 一般国道117号 長野市 青木島拡幅 (PDF)”. 道路整備効果等の紹介. 長野県. 2020年10月8日閲覧。
  6. ^ 青木島拡幅(一般国道117号) (PDF)”. 新規事業採択時評価(平成15年度新規事業個所). 国土交通省. 2020年10月8日閲覧。
  7. ^ a b c d 北信建設事務所道路事業による整備効果 (PDF)”. 長野県. 2020年5月14日閲覧。
  8. ^ a b 一般国道117号改築工事(替佐〜静間バイパス)に係る事業認定理由について (PDF)”. 国土交通省関東地方整備局建政部計画管理課. 2020年5月14日閲覧。
  9. ^ a b 再評価結果(平成16年度事業継続箇所) (PDF)”. 平成15年度再評価(平成16年度予算)結果 箇所一覧. 国土交通省. 2020年5月14日閲覧。
  10. ^ 市長フォトレポート(平成28年10月)”. 飯山市. 2020年5月14日閲覧。
  11. ^ 広報飯山 No.689 平成28年11月号”. 飯山市. 2020年5月14日閲覧。
  12. ^ 資料2 土木部 公共事業新規箇所評価結果 (PDF)”. 平成28年度新規事業に係る公共事業新規箇所評価結果(追加). 新潟県土木部監理課企画調整室. pp. 2-9 (2016年10月28日). 2019年9月16日閲覧。
  13. ^ 【十日町】一般国道117号灰雨改良に着手します”. 新潟県十日町地域振興局 地域整備部. 2019年9月16日閲覧。
  14. ^ 交通円滑化国道117号大倉バイパス (PDF)”. 2016年11月22日閲覧。
  15. ^ 再評価結果(平成21年度事業継続箇所) (PDF)”. 2016年11月22日閲覧。
  16. ^ a b c d 一般国道117号西小千谷バイパスの整備効果 (PDF)”. 新潟県長岡地域振興局地域整備部道路課. 2014年1月16日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2012年10月27日閲覧。
  17. ^ a b 小千谷市都市計画道路・用途地域図”. 小千谷市. 2019年9月16日閲覧。
  18. ^ a b スーパーマップル新潟県 p.53 p.113
  19. ^ 道路の区域変更と供用開始(平成21年新潟県告示第496号)『新潟県報』定期第24号 (PDF) (2009年3月31日). p. 563
  20. ^ 一般国道117号千谷バイパス”. 新潟県長岡地域振興局地域整備部道路・都市整備課 (2015年7月16日). 2016年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月22日閲覧。
  21. ^ 一般国道117号千谷バイパスが開通しました”. 新潟県長岡地域振興局地域整備部道路・都市整備課 (2016年11月14日). 2016年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月22日閲覧。
  22. ^ 千谷バイパスの供用について (PDF)”. 新潟県長岡地域振興局地域整備部道路・都市整備課 (2016年9月15日). 2016年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月22日閲覧。
  23. ^ 北陸地方整備局 平成18年度事業計画 記者発表資料 (PDF)”. 国土交通省北陸地方整備局. 2012年10月27日閲覧。

参考文献編集

  • 『スーパーマップル-1/1万新潟県道路地図』昭文社 (2001年5月1版1刷). ISBN 4-398-62815-0

関連項目編集

外部リンク編集