HJ重工業(エイチジェイじゅうこうぎょう、朝鮮語HJ중공업)は、大韓民国造船業建設業企業

HJ重工業
HJ Shipbuilding & Construction
種類 株式会社
市場情報 KRX, A097230
本社所在地 大韓民国の旗 韓国
釜山広域市影島区太宗路 233(蓬莱洞5街)(船舶部門)
ソウル特別市龍山区漢江大路71キル 4 (葛月洞)(建設部門)
設立 1937年
業種 輸送用機器建設業
事業内容 船舶・製鉄設備・物流設備・橋梁集合住宅
代表者 趙南鎬(会長)
アン・ジンギュ(社長)
資本金 5114億4232万5000ウォン(2015年12月)
売上高 3兆1154億7312万1166ウォン(2015年)
営業利益 -793億7042万1563ウォン(2015年)
純利益 -2609億2549万4652ウォン(2015年)
総資産 5兆9146億3709万3088ウォン(2015年12月)
従業員数 2,632人(2015年12月)
外部リンク https://www.hjsc.co.kr/main/
テンプレートを表示
韓進重工業
各種表記
ハングル HJ중공업
漢字 HJ重工業
発音 エイチジェイジュンゴンオプ
日本語読み: えいちじぇいじゅうこうぎょう
韓国式ローマ字 Hjjunggongeop
テンプレートを表示

日本統治時代の1937年に設立された朝鮮重工業は第二次世界大戦後の1950年に半官半民の大韓造船公社となり、1968年に極東海運に買収された。1988年に会社整理手続が始まり、1989年韓進グループが買収し韓進重工業として操業を始める[1][2]。その後、独占規制公正取引法により2005年に別グループとして韓進グループから独立した。2021年12月、社名をHJ重工業に変更した。

概要

編集

造船

編集

造船部門は、前身となった朝鮮重工業により1937年に設立された。釜山広域市影島区にある影島造船所は、大韓民国で最も古い造船所である[3]。これ以外にも、2007年12月にフィリピンスービック湾自由貿易地区に70万に及ぶ造船所を建設しており、合計2つの造船所を運営している[4]。2007年度上半期の受注残量が14位(191万CGT)を記録した[5]

2010年代の造船不況では経営不振に陥る中、2018年にはフィリピンスービック湾工場で、世界最大級のコンテナ船(20600TEU級(20フィートコンテナ換算))を竣工させる話題もある[6]一方、韓国海軍が運用する独島級揚陸艦を建造した際の不正疑惑も報道されている[7]

2019年1月8日、スービック湾の造船工場を運営してきた韓進重工業のフィリピン法人が、現地の裁判所に会社更生法適用を申請。負債総額は約4億ドル[8]

建設

編集

建設部門は1967年から浚渫工事を、1992年から2001年まで仁川国際空港の建設に参加し、永宗大橋を建設した。マンション部門は2006年から「へモロ(해모로)」というブランド名で建設を始めている。

鉄道

編集

アジア通貨危機後に実施した構造改革のため、鉄道製造事業を現代ロテムと統合させた

国内の競合他社

編集

脚注

編集

外部リンク

編集