鹿又
宮城県石巻市の大字
鹿又（かのまた）は、宮城県石巻市にある大字。郵便番号は986-1111[3]。
鹿又 | |
|---|---|
 | |
  鹿又 | |
| 北緯38度28分54.312秒 東経141度16分7.575秒 / 北緯38.48175333度 東経141.26877083度 | |
| 国 |
 日本 |
| 都道府県 |
 宮城県 |
| 市町村 |
 石巻市 |
| 地域 | 河南地域[1] |
| 地区 | 鹿又地区[1] |
| 設置 | 1955年（昭和30年）3月21日 |
| 人口 | |
| • 合計 | 5,042人 |
| 等時帯 | UTC+9 (JST) |
| 郵便番号 |
986-1111[3] |
| 市外局番 | 0225[4] |
| ナンバープレート | 宮城 |
概要 編集
石巻市の中央部に位置しており、域内は国道45号、JR石巻線が走っている。鹿又駅を中心に栄えており、様々な施設が密集している。北部・東部は旧北上川がながれており、南部は石巻市市街地（蛇田など）に接し、東部は田園風景が広がっている。
地価 編集
歴史 編集
古くは河俣・鹿股と呼ばれており、鹿股宿が置かれ、1932年（昭和7年）まで北上川の渡船場であったことから、広淵・和淵・石巻・大森への交通の要所であった。
「鹿又村」も参照
施設 編集
- 石巻市立鹿又小学校：緊急避難所・避難所
- 宮城県石巻北高等学校：緊急避難所・避難所
- 河鏡山光明寺
- 八雲神社
- 八幡神社
- 鹿又郵便局
- 旧北上川
- 嘉右衛門堀
交通 編集
道路・橋梁 編集
- 三陸沿岸道路
- 国道45号
- 宮城県道191号鹿又広渕線
- 宮城県道257号河南登米線
- 天王橋：国道45号上にある橋梁。
バス 編集
鉄道 編集
小字 編集
- 青木前
- 秋葉前
- 穴口前
- 石合
- 伊勢前
- 一本柳
- 内田
- 梅木内田
- 梅木川原
- 梅木屋敷
- 扇平
- 大巻下
- 大巻前
- 板橋
- 受取
- 大口
- 御蔵田
- 嘉右衛門
- 嘉右衛門堀
- 欠山
- 学校前
- 久六堀
- 切替
- 切留
- 小金袋
- 小口
- 佳景
- 黄金
- 観音裏
- 三軒谷地
- 締切
- 下待井
- 下谷地
- 下谷地裏
- 下谷地前
- 新内田
- 新高田
- 新田町浦
- 新土手前
- 新八幡前
- 新道下
- 曽波神川原
- 曽波神前
- 志賀
- 新栄
- 新切留
- 天王前
- 道的前
- 土手外
- 土手前
- 高砂
- 豊田
- 中埣
- 中ノ待井
- 中山
- 西黄金
- 中道
- 八幡下
- 八幡前
- 蛭沼土手前
- 蓬莱
- 東黄金
- 町浦
- 南待井
- 本屋敷
- 向江
- 谷地中裏
- 谷地中前
- 矢袋前
- 矢袋屋敷合
- 山下西
- 山下東
- 用水向
- 横前
- 四家前
- 六丁谷地
学区 編集
以下の小字の児童は石巻市立鹿又小学校・石巻市立河南東中学校に進学する[11][12]。
人口 編集
2020年（令和2年）12月末時点での人口は以下の通りである[2]。
| 大字 | 男 | 女 | 計 |
|---|---|---|---|
| 鹿又 | 2,435人 | 2,607人 | 5,042人 |
東日本大震災 編集
鹿又での東日本大震災の震度は概ね6弱で、域内の犠牲者は6人で曽波神駅付近など南部が0~0.5ｍ浸水した[13][14]。
また、域内の世代・男女別の犠牲者・死亡率は以下の通りである。
| 世代と性別 | 犠牲者 | 死亡率 | 当時の人口 |
|---|---|---|---|
| 男性 | 4人 | 0.22% | 1,829人 |
| 女性 | 2人 | 0.10% | 1,953人 |
| 15歳未満 | 2人 | 0.44% | 453人 |
| 15-64歳 | 3人 | 0.13% | 2,226人 |
| 65歳以上 | 1人 | 0.09% | 1,101人 |
| 合計 | 230人 | 0.16% | 3,782人 |
関連項目 編集
参考文献 編集
脚注 編集
- ^ a b “ごみカレンダー河南地区”. 石巻市 (2021年11月15日). 2022年1月13日閲覧。
- ^ a b c “第3章 人口”. 石巻市. 2022年1月13日閲覧。
- ^ a b “宮城県”. 日本郵便グループ. 2022年1月13日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2022年1月13日閲覧。
- ^ “鹿又の価格相場 石巻市”. ウチノカチ. 2022年1月15日閲覧。
- ^ “運行状況”. 宮城交通. 2022年1月13日閲覧。
- ^ “佳景山駅 駅の情報”. JR東日本. 2022年1月13日閲覧。
- ^ “鹿又駅 駅の情報”. JR東日本. 2022年1月13日閲覧。
- ^ “曽波神駅 駅の情報”. JR東日本. 2022年1月13日閲覧。
- ^ “宮城県石巻市鹿又字”. NAVITIME. 2022年1月13日閲覧。
- ^ “小学校学区一覧”. 石巻市. 2021年2月1日閲覧。
- ^ “中学校学区一覧”. 石巻市. 2021年2月1日閲覧。
- ^ 谷謙二「小地域別にみた東日本大震災被災地における死亡者および死亡率の分布」『埼玉大学教育学部地理学研究報告』第32号、埼玉大学教育学部地理学研究室、2012年、1-26頁、doi:10.24561/00016186、ISSN 0913-2724、NAID 120006388016、2021年4月1日閲覧。
- ^ “石巻市 東日本大震災による津波浸水域図”. 石巻市. 2021年2月23日閲覧。