AAA(トリプレア、Asistencia Asesoría y Administración)は、メキシコプロレス団体

歴史 編集

1992年EMLLのブッカーを務めていたアントニオ・ペーニャが設立してメキシコシティで旗揚げ戦を開催。

EMLLから引き連れた選手達に加えてレイ・ミステリオシコシスといった新世代選手達が活躍してアメリカンプロレスを意識したエンターテイメント性の強いプロレスを推し進めて、ライバル団体のUWAを壊滅に追い込んでメキシコを基盤にアメリカへの人気を獲得していく。

WWEの「レッスルマニア」に相当する「トリプレマニア」という興行が年間を通して最大の興行とされている。ストーリーには代表のペーニャも深く関わっている(ビンス・マクマホンと違ってあくまでもリンピオ扱い)。なお、ヘキサゴンと呼ばれる六角形のリングを初めて考案しており、業務提携を結んでいるアメリカのインパクト・レスリングにも輸出された選手も参戦している。

2014年9月、アメリカ進出としてAAAのブランド「ルチャ・アンダーグラウンド」を設立。AAA所属選手のみならず、元WWE所属選手、飛び技を得意とする選手を参戦させて人気を獲得しようとした動きを見せている。また、カナダIWSと業務提携を結んでいる。

日本との関係 編集

2000年後楽園ホールで年間最大イベント「トリプレマニア8」を開催。横浜名古屋神戸大阪のJAPANツアーを開催。

2003年2004年日本で単独興行を開催。

2007年9月3日ディファ有明プロレスリング・ノアとの共催で「トリプレセム」を開催。

2008年5月25日、「レイナ・デ・レイナス」にOZアカデミー女子プロレスの選手が参戦。

2010年3月19日メキシコでノア所属選手の森嶋猛&石森太二組がAAA世界タッグ王座を獲得。

2011年10月23日全日本プロレス両国国技館大会でダーク・オズ&ダーク・クエルボ組が世界タッグ王座を獲得。

2012年11月27日プロレスリングWAVEとのコラボレーション興行を後楽園ホールで開催して10回目となる「レイナ・デ・レイナス」も興行内に盛り込まれた。

2015年5月24日メキシコシティのパラシオ・デ・ロス・デポルテスで開催した第1回「ルチャリブレ・ワールドカップ」に日本から高山善廣高山堂)&石森(ノア)&小峠篤司(ノア)組とKENSO(全日本)&3代目タイガーマスク(フリー)&政宗(フリー)組が出場。

2016年5月24日、第2回「ルチャリブレ・ワールドカップ」に丸藤正道(ノア)&マイバッハ谷口(ノア)&石森(ノア)組と王道)&田中将斗プロレスリングZERO1)&日高郁人(ZERO1)組が出場。新たに立ち上げた女子部アジャ・コング(OZアカデミー)&宮崎有妃(フリー)&夏すみれ(WAVE)組が出場。10月26日、後楽園ホールで「Star Battle Japan 2016」を単独興行を開催。

タイトルホルダー 編集

AAA世界王座 編集

AAAの王座
タイトル 保持者 歴代
AAA世界ヘビー級王座 エル・イホ・デル・ビキンゴ 第19代
AAA世界クルーザー級王座 フェニックス 第14代
AAA世界タッグ王座 アレス
コマンデル
第27代
AAA世界トリオ王座 シコシス
アビスモ・ネグロ・ジュニア
トクシン
第17代
AAA世界ミニ王座 ディナスティア 第7代

トーナメント戦 編集

レイ・デ・レイエス
  1. ラテン・ラバー
  2. オクタゴン
  3. シベルネティコ
  4. アビスモ・ネグロ
  5. ラ・パルカ・ジュニア
  6. カネック
  7. ラ・パルカ・ジュニア
  8. ラ・パルカ
  9. バンピーロ・カナディエンセ
  10. ラ・パルカ
  11. エル・ソロ
  12. エレクトロ・ショック
  13. チェスマン
レイナ・デ・レイナス
  1. ソチ浜田
  2. ロッシー・モレノ
  3. レディ・アパッチェ
  4. エステル・モレノ
  5. ティファニー
  6. ミス・ジャネス
  7. ティファニー
  8. ファビー・アパッチェ
  9. セクシー・スター
  10. セクシー・スター

所属選手 編集

男子選手 編集

女子選手 編集

ミゼット選手 編集

AAA殿堂 編集

AAAが顕著な活躍をした選手を表彰する制度。

関連項目 編集

外部リンク 編集