BOLERO (Mr.Childrenのアルバム)

Mr.Childrenのアルバム
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BOLERO』(ボレロ)は、日本バンドMr.Childrenの6枚目のオリジナルアルバム1997年3月5日トイズファクトリーより発売された。

BOLERO
Mr.Childrenスタジオ・アルバム
リリース
録音 Studio Tokyufun
Abbeyroad Studio
Orchard Hall
Hitokuchizaka Studios
Victor Studio
On Air Azabu Studio
ジャンル J-POP
ロック
時間
レーベル トイズファクトリー
プロデュース 小林武史
Mr.Children
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1997年度年間2位(オリコン)
  • オリコン歴代アルバムランキング14位
  • ゴールドディスク
  • 3ミリオン(日本レコード協会
  • Mr.Children アルバム 年表
    深海
    1996年
    BOLERO
    (1997年)
    DISCOVERY
    1999年
    『BOLERO』収録のシングル
    ミュージックビデオ
    「タイムマシーンに乗って」
    「Brandnew my lover」
    「ALIVE」
    「ボレロ」
    - YouTube
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    概要編集

    • 前作『深海』から約8ヶ月ぶりのアルバム。
    • ジャケットは異国の少女が1人、一面に咲き広がる向日葵の中でボレロの代名詞でもあるスネアを叩いている写真でメンバー以外の人物がジャケットに起用されたのは本作が初。アートディレクターは信藤三雄
    • 前作のアナログ・サウンドとは対照的に今作ではデジタル・サウンドを意識して制作され、ロンドンアビー・ロード・スタジオでもレコーディングが行われた
    • 前作に収録されたシングル曲が10thシングル「名もなき詩」、11thシングル「花 -Mémento-Mori-」の2曲のみで(ただし「マシンガンをぶっ放せ」は後に12thシングル「マシンガンをぶっ放せ -Mr.Children Bootleg-」としてシングルカットされた)、4thアルバム『Atomic Heart』以降に発売されたシングル曲はアルバム未収録となっていた。そのため、本作には6thシングル「Tomorrow never knows」、7thシングル「everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-」、8thシングル「【es】 〜Theme of es〜」、9thシングル「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」と、最新シングル「Everything (It's you)」の5曲が余さず収録された
    • 本作は12曲中8曲でミュージック・ビデオが製作されており、自身のアルバムで最も多い数となっている。
    • 発売前に一部雑誌には「青盤(『深海』)」と「赤盤(『BOLERO』)」による2枚組という情報が流れた経緯もあり、『深海』と同時期に制作されていたが同作のテーマにはそぐわないという理由で収録しなかった曲もあるため、対になっている面がある。当時の雑誌インタビューで桜井和寿「(『深海』と『BOLERO』は)3Dメガネの青と赤のようなもの。両方揃って初めて立体に見える」と述べた。大ヒットしたシングル曲が多く、収録されたのは「ファンへの感謝の気持ち」とのこと。一方、小林武史「(ベスト盤的な要素のある)このアルバムは、いいものなのかどうか解らない…」と評価を濁していた。

    チャート成績編集

    初週で173.5万枚を売り上げ、自身のシングル・アルバム通じて自己最高を記録した。累計売上は328.3万枚(オリコン調べ)で、4thアルバム『Atomic Heart』に次いで2番目に高く、オリコンの集計でアルバム2作品で300万枚を達成したのはMr.Childrenが初めてだった(後にglobeB'z宇多田ヒカルも達成)。

    収録曲編集

    1. prologue [0:57]
      ボレロ調のインストゥルメンタル
    2. Everything (It's you) [5:19]
      13thシングル。
      シングルバージョンと同一音源だが、前曲の余韻が僅かに残っている。
    3. タイムマシーンに乗って [5:48]
      社会風刺のロックナンバーで仮タイトルは「バカ・ロック」。
      ミュージック・ビデオが製作されており、ビデオ・クリップ集『music clips ALIVE』に収録されている。監督は丹修一で、宇宙飛行士に扮した桜井が歌う場面では宇宙船内のモニターに「innocent world」「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」のミュージック・ビデオが流れていることが僅かに確認できる。
    4. Brandnew my lover [4:46]
      「Fuckする豚だ」「Kill me」などの過激なフレーズが散りばめられた攻撃的なロックナンバー
      ミュージック・ビデオが製作されており、ビデオ・クリップ集『music clips ALIVE』に収録されている。監督は丹修一で、ツアー『Mr.Children TOUR "REGRESS OR PROGRSS" '96-'97 FINAL」では桜井がカプセルに入り、ミュージック・ビデオの世界観を再現したような演出で披露された。
    5. 【es】 〜Theme of es〜 [5:49]
      8thシングル。
    6. シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜 [4:29]
      9thシングル。
    7. 傘の下の君に告ぐ [3:20]
      アップテンポな曲だが、それとは対照的に歌詞の内容は強い社会批判となっている。
      「傘の下」とは「在日米軍の傘下」という意味
    8. ALIVE [6:39]
      当時桜井はプライベートな問題で「精神的にかなり苦しんでいた」と語っており、この曲には厭世観や無常観が色濃く反映されている
      曲はシンプルなコード進行で、デジタルとアナログを使い分けている。
      世界一周レコーディングの最中に現地で書き下ろされ「まるで降りて来るように」あっという間に完成し、歌入れも軽い気持ちで仮で歌ったものがそのまま採用された[1]
      手塚治虫の『ブッダ』に影響されたとも語っている[1]
      本作のタイトル候補だったためか、発売時のCMにはこの曲が流された。
      ミュージック・ビデオが製作されており、ビデオ・クリップ集『music clips ALIVE』に収録されている。監督は丹修一で、森の中で撮影された。
      後にベスト・アルバムMr.Children 1996-2000』にも収録された。
    9. 幸せのカテゴリー [5:13]
      ポップなメロディーとは対照的に、桜井はこの曲を「寒い詞」と語っている。
      2014年に開催されたファンクラブ限定ツアー『Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー』の直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」アンケートでは15位に選ばれた[2][3]
    10. everybody goes -秩序のない現代にドロップキック- [4:37]
      • 作曲:桜井和寿・小林武史
      7thシングル。
    11. ボレロ [4:40]
      今作の表題曲。
      タイトルや作風はモーリス・ラヴェルのボレロから来ている。「prologue」と同様、本来のボレロは3拍子であるが4拍子にアレンジされている。
      ミュージック・ビデオが製作されており、ビデオ・クリップ集『music clips ALIVE』に収録されている。監督は丹修一で、大勢のオーケストラを迎えて撮影された。
    12. Tomorrow never knows (remix) [5:08]
      6thシングル。シングルバージョンでは打ち込みだったドラムなどが生演奏に差し替えられている。
      ベスト・アルバム『Mr.Children 1992-1995』『Mr.Children 1992-2002 Thanksgiving 25』でもこのバージョンで収録されている。

    参加ミュージシャン編集

    • 松本賢:Computer Programming
    • 高安錬太郎:Computer Programming (#5,#6,#8,#11,#12)
    • 角谷仁宣:Computer Programming (#10,#12)
    • 山本拓夫:Sax (#5,#6,#12)
    • 村田陽一:Trombone (#3)
    • 荒木敏男:Trumpet (#3)
    • 小幡英之:Sax (#7)
    • 大石真理恵:Vibraphone (#9)
    • Luis Jardim:Percussion (#9)
    • 坪倉唯子:Chorus (#2)
    • es sisters:Chorus (#10)
    • AKKO (MY LITTLE LOVER):Chorus (#10)
    • 弦一徹ストリングス:Strings (#1,#11)
    • 桑野聖ストリングス:Strings (#5)
    • 中西俊博:Orchestration (#1,#11)

    ライブ映像作品編集

    Everything (It's you)

    タイムマシーンに乗って

    作品名 備考
    regress or progress '96-'97 tour final IN TOKYO DOME

    Brandnew my lover

    作品名 備考
    regress or progress '96-'97 tour final IN TOKYO DOME

    【es】 〜Theme of es〜

    シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜

    傘の下の君に告ぐ

    作品名 備考
    regress or progress '96-'97 tour final IN TOKYO DOME

    ALIVE

    作品名 備考
    regress or progress '96-'97 tour final IN TOKYO DOME
    wonederful world on DEC 21
    Mr.Children DOME TOUR 2009 〜SUPERMARKET FANTASY〜 IN TOKYO DOME
    Mr.Children Stadium Tour 2015 未完

    everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-

    ボレロ

    作品名 備考
    regress or progress '96-'97 tour final IN TOKYO DOME

    Tomorrow never knows

    脚注編集

    1. ^ a b Mr.Children 1996-2000』ライナーノーツ
    2. ^ 映画「Mr.Children REFLECTION」パンフレットより。
    3. ^ 11thアルバム『シフクノオト』収録の「PADDLE」と同数。


    外部リンク編集