DBSクルーズフェリー
DBSクルーズフェリーとは韓国の海運会社。日本の境港、舞鶴港、韓国の東海、ロシアのウラジオストクを結ぶフェリーを運行する。本社は韓国にある。
種類 | 株式会社 |
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本店所在地 |
![]() ソウル特別市中区巡和洞5-2 順化ビル1303号 |
設立 | 2009年7月12日 |
業種 | 海運業 |
外部リンク | http://www.dbsferry.com/ |
概要編集
2009年より韓国の東海港を基点に、日本の境港・舞鶴港と東海港の間に週一往復、ロシアのウラジオストク港・ザルビノ港と東海港の間に週一往復のフェリーを運行させている。
また2011年より集荷のため関西の日本海側の玄関港となっている舞鶴港にも週1往復入港する。ただし貨物の積み下ろしだけであり旅客の利用はできない。
なお以前に福井県敦賀港へ航路を延長する構想があり、2011年半ばまでに試験的な運行を開始するとの報道があったが[1][2]、2011年4月16日に同年5月12日から15日にかけて試験運行を行い[3][4]、13日に敦賀港に入港したが[5]、その後2019年8月現在敦賀港への定期旅客船は運行されていない。
ドッグダイヤが冬季に設定されており、その間は運休する。なお、ウラジオストク港はウラジオストク自由港法により電子ビザで沿海地方に限られるが、8日までの入国がインターネットで可能である。
日韓関係の悪化に伴う旅客の激減により、2019年11月28日から翌年2月末まで休止し3月以降の運航再開も白紙としている[6]。
船舶編集
- イースタン・ドリーム(M.V. Eastern Dream)
- 2009年6月29日就航、元マリックスラインのクイーンコーラル (2代)を購入、船首甲板のコンテナ搭載設備を撤去、船室を増設するなど改修の上、就航した。
- 13,000総トン、全長140m、全幅20m、航海速力20.15ノット、旅客定員500名、乗員30名、貨物積載量130TEU
脚注編集
- ^ 韓国・東海発の国際クルーズ、敦賀港まで運航延長へ 聯合ニュース,2011年3月23日
- ^ 敦賀港まで航路延長 DBSが試験運航を計画 日本海新聞,2011年3月10日
- ^ 5月に敦賀へ試験運航計画 環日本海定期貨客船 日本海新聞,2011年4月17日
- ^ 境港への国際貨客船、敦賀に航路延長を検討 韓国の会社 asahi.com,2011年4月17日
- ^ 福井県 フェリー航路延長敦賀に韓国試験船が入港(福井新聞5月14日)ERINA Business News No.86 環日本海経済研究所
- ^ 境港―韓国・ロシアの貨客船運休 - 日本経済新聞2019年11月14日