Kbk wz. 1988 タンタル

Kbk wz. 1988 タンタルポーランド語: Karabinek wzór. 1988 Tantal)とは、ポーランドAK-74に独自の改良を加えて生産したアサルトライフルである。

Karabinek wzór. 1988 Tantal
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wz. 88 タンタル。
グリップ付近から突き出ているのが、セレクターレバー。
Karabinek wzór. 1988 Tantal
種類 軍用小銃
製造国 ポーランドの旗 ポーランド
設計・製造 ファブルィカ・ブローニ・ウーチュニク
仕様
種別 アサルトライフル
口径 5.45mm
銃身長 432mm
使用弾薬 5.45×39mm弾
装弾数 30発
作動方式 長ガス・ピストン式
回転ボルト閉鎖
セミオート/フルオート/3点バースト切替射撃
全長 943 / 748mm
重量 3.69kg
発射速度 700発/分
銃口初速 880m/秒
有効射程 500m
歴史
設計年 1981年~1988年
製造期間 1990年~1994年
バリエーション #派生型を参照
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目次

概要編集

wz. 88 タンタルの基本的な構造は、AK-74とまったく同一である。しかし、その外見と構造にはAK-74とは一線を画する部分も多い。

銃床はドイツ民主共和国(東ドイツ)製のMPi-KMS-72及びMPi-KS74と同型の、金属製右側面折畳式銃床を装備している。銃口のマズルブレーキ兼用フラッシュサプレッサーは、ライフルグレネードを装着可能なようにオリジナルのAK-74よりも細長いものに変更されているが、必要に応じてポーランド国産のwz. 74 パラドアンダーバレル式グレネードランチャーを装着することも可能である。

最大の特徴は、AK系アサルトライフルとしては珍しく3点バースト機構を備えている点である。レシーバー左側面には射撃モード(セミオート、フルオート、3点バースト)切り替え用の小型レバーが設置され、グリップを握ったまま親指で操作可能となっているが、安全装置はレシーバー右側面にあるAK系本来のセレクターによって操作するようになっており、操作系が2つのレバーに分割されている。

wz. 88タンタルは1989年に生産を開始したが、間もなく冷戦が終結し共産主義政権が終焉を迎えたこととポーランドが西側諸国への接近を図りNATOへの加盟を目指し始めたことからポーランド軍5.56mm NATO弾を使用する新型のKbs wz. 1996 ベリルを採用したため、第一線部隊からは退役しつつある。

派生型編集

Skbk wz. 89 オニキス(Subkarabinek wzór. 1989 Onyks
銃身を207mmに短縮化したアサルトカービンで、その外見はAKS-74Uに非常に類似している。リアサイトをレシーバーカバーに付属させず、本来のAKでリアサイトが存在する部分から棒を伸ばしてリアサイトを後方に下げて照準線を確保している。

関連項目編集


外部リンク編集

映像