M八七」(エムはちじゅうなな)は、日本シンガーソングライター米津玄師の12枚目のCDシングル。2022年5月18日Sony Music Labelsからグッズ付きの「ウルトラ盤」、DVD付きの「映像盤」、CDのみの「通常盤」の3形態で発売された。2022年7月10日には、自身初のアナログ盤で発売されている[4]。表題曲「M八七」は、映画シン・ウルトラマン』の主題歌に起用されている[5]

M八七
米津玄師シングル
B面 POP SONG
ETA
リリース
規格 マキシシングルデジタル・ダウンロード
ジャンル J-POP
時間
レーベル Sony Music Labels
作詞・作曲 米津玄師
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位 Billboard Japan Hot 100[2]
  • 2022年度年間42位(Billboard Japan Hot 100)[3]
  • 2022年度年間30位(オリコン)
  • 米津玄師 シングル 年表
    POP SONG
    (2022年)
    M八七
    (2022年)
    KICK BACK
    (2022年)
    EANコード
    • EAN 4547366556803 (ウルトラ盤)
    • EAN 4547366556810 (映像盤)
    • EAN 4547366556827 (通常盤)
    • EAN 4547366564297 (アナログ盤)
    ミュージックビデオ
    「M八七」 - YouTube
    「POP SONG」 - YouTube
    テンプレートを表示
    映像外部リンク
    M八七 Radio

    背景とリリース 編集

    前作『Pale Blue』より11か月ぶりのCDシングル。

    表題曲は5月13日に公開された映画『シン・ウルトラマン』の主題歌として書き下ろされることが4月8日に発表され、同時に水谷太郎が撮影した米津の“シン・アーティスト写真”も公開された[5]

    シングルはウルトラ盤、映像盤、通常盤にアナログ盤を加えた4形態でリリースされる。ウルトラ盤はリフレクターケースにレーザーカプセルを同梱した特殊仕様となっており、映像盤は「POP SONG」、「Pale Blue」、「死神」のミュージックビデオなどを収録したDVDが付属する[6]。通常盤は初回限定で紙ジャケット仕様となった。また、初回特典として「米津玄師 2022 TOUR / 変身」チケット最速応募シリアルナンバー、法人特典として「M八七 ミラーステッカー」が付属する。

    リリース
    形態 規格 規格品番
    ウルトラ盤 CD+レーザーカプセル SECL-2758~9
    映像盤 CD+DVD SECL-2760~61
    通常盤 CD SECL-2762
    アナログ盤 12インチレコード SEJL-59

    本作品のタイトルについて、米津は「『(初代ウルトラマンの出身地とされる)M78』にしたい」と述べていたが、庵野秀明が「現実のM87の方が設定的に魅力」「(ウルトラマンにおいて)本来の台本はM87だったのが台本印刷時にM七八になったというエピソードを汲んで」等の理由から「『M八七』で如何でしょうか」と米津に返し、それを米津が快諾して決定した、という経緯がある[7]

    『米津玄師 2022 TOUR / 変身』でライブ初披露され、「POP SONG」は全公演1曲目、「M八七」は全公演アンコールの最後に披露され、「ETA」はエンドクレジットで使用された。

    収録内容 編集

    CD(全形態共通)
    全作詞・作曲: 米津玄師。
    #タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
    1.「M八七」米津玄師米津玄師米津玄師、坂東祐大
    2.POP SONG米津玄師米津玄師米津玄師、坂東祐大
    3.「ETA」米津玄師米津玄師米津玄師
    合計時間:
    DVD(初回限定盤「映像盤」のみ収録)
    #タイトル作詞作曲・編曲
    1.POP SONG Music Video」  
    2.「POP SONG Music Video(Sound Effect)」  
    3.「POP SONG 8bit Teaser」  
    4.Pale Blue Music Video」  
    5.「死神 Music Video」  

    チャート成績 編集

    認定と売上 編集

    認定(RIAJ 売上/再生回数
    フィジカルCD プラチナ[1] 300,000
    「M八七」
    ダウンロード ゴールド[8]
    ストリーミング ゴールド[9] 100,000,000
    ^認定に基づく出荷枚数
    *認定のみに基づく売上/再生回数

    タイアップ 編集

    M八七
    映画『シン・ウルトラマン』主題歌[10]
    POP SONG
    PlayStationCMソング[11]

    脚注 編集

    出典 編集

    1. ^ a b 5月度GD認定~乃木坂46「Actually...」がトリプル・プラチナ認定、ENHYPEN、Snow Manがダブル・プラチナ認定”. PRTIMES. 一般社団法人日本レコード協会 (2022年6月10日). 2022年6月10日閲覧。
    2. ^ Billboard Japan Hot 100”. Billboard Japan (2022年5月25日). 2022年10月30日閲覧。
    3. ^ Billboard Japan Hot 100 Year End”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2022年). 2022年12月10日閲覧。
    4. ^ Inc, Natasha. “米津玄師「M八七」のアナログ盤“ウルトラマンの日”に発売”. 音楽ナタリー. 2022年6月15日閲覧。
    5. ^ a b 庵野作品ファンの米津玄師「シン・ウルトラマン」主題歌を担当「青天の霹靂の一言に尽きます」”. 音楽ナタリー. 2022年4月15日閲覧。
    6. ^ 米津玄師の新曲「M八七」が「シン・ウルトラマン」特報映像で解禁、シングル詳細も発表”. 音楽ナタリー. 2022年4月15日閲覧。
    7. ^ 『シン・ウルトラマン』手記(「シン・ウルトラマン デザインワークス」73頁)より
    8. ^ 5月度ダウンロード認定 ~ AI「アルデバラン」、米津玄師「M八七」がゴールド認定”. PR TIMES (2022年6月20日). 2022年6月23日閲覧。
    9. ^ オリコン週間ストリーミングランキング 8/7付 累積再生数1億回突破 米津玄師 『M八七』”. PR TIMES (2023年8月2日). 2023年9月9日閲覧。
    10. ^ 米津玄師、新曲「M八七」発表 斎藤工主演「シン・ウルトラマン」主題歌に”. モデルプレス. 2022年4月15日閲覧。
    11. ^ 米津玄師出演&新曲「POP SONG」聴けるプレステCM放映開始、キャラデザは自身で”. 音楽ナタリー. 2022年4月15日閲覧。