NBL 2015-16は、2015年10月9日から2016年5月まで、日本各地で行われたバスケットボールリーグである。ナショナル・バスケットボール・リーグの3年目並びに最後のシーズンとなる。

2015-2016 レギュラーシーズン、トヨタ東京千葉ジェッツ代々木第二体育館

参加チーム 編集

※前シーズンまで行われていたカンファレンス制を廃止。

試合方式 編集

レギュラーシーズン 編集

プレーオフ 編集

リーグ主催中立地開催によりレギュラーシーズン上位8チームが進出。

クォーターファイナル(QF)
上位8チームをそれぞれ4ゲームに分け3戦2勝方式
セミファイナル(SF)
QF勝者による3戦2勝方式
ファイナル
SF勝者による5戦3勝方式

オールスターゲーム 編集

  • 1月17日に開催。各カンファレンスごとにファン投票及び他推薦により選手を選出。

結果 編集

レギュラーシーズン順位 編集

※緑色がプレーオフ進出。

順位 チーム名 勝率 得点 失点 得失点率
1 トヨタ自動車アルバルク東京 47 8 .855 - 4552 3840 1.19
2 リンク栃木ブレックス 43 11 .796 3.5 4345 3717 1.17
3 東芝ブレイブサンダース神奈川 37 17 .685 6.0 4249 3999 1.06
4 アイシンシーホース三河 35 18 .660 1.5 4224 3899 1.08
5 日立サンロッカーズ東京 34 20 .630 1.5 4304 4024 1.07
6 レバンガ北海道 28 27 .509 6.5 3931 4002 0.98
7 三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋 27 28 .491 1.0 4042 4092 0.99
8 千葉ジェッツ 22 33 .400 5.0 4049 4195 0.97
9 広島ドラゴンフライズ 17 38 .309 5.0 4137 4279 0.97
10 熊本ヴォルターズ 13 36 .265 1.0 3452 3828 0.90
11 西宮ストークス 13 41 .241 2.5 4053 4689 0.86
12 サイバーダインつくばロボッツ 8 47 .145 5.5 3762 4536 0.83

プレーオフ 編集

クォーターファイナル(5月13日~15日)

ホーム スコア アウェイ 会場
1 トヨタ自動車アルバルク東京
(レギュラーシーズン1位)
73 - 68 千葉ジェッツ
(同8位)
国立代々木競技場第二体育館
2 77 - 74
1 リンク栃木ブレックス
(同2位)
80 - 64 三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋
(同7位)
ブレックスアリーナ宇都宮
2 76 - 59
1 東芝ブレイブサンダーズ神奈川
(同3位)
84 - 69 レバンガ北海道
(同6位)
横浜文化体育館
2 81 - 68
1 アイシンシーホース三河
(同4位)
76 - 71 日立サンロッカーズ東京
(同5位)
ウィングアリーナ刈谷
2 71 - 65

※:太字は勝者

セミファイナル(5月21日~23日)

ホーム スコア アウェイ 会場
1 トヨタ自動車アルバルク東京
(レギュラーシーズン1位)
67 - 69 アイシンシーホース三河
(同4位)
国立代々木競技場第二体育館
2 79 - 84
1 リンク栃木ブレックス
(同2位)
76 - 55 東芝ブレイブサンダーズ神奈川
(同3位)
ブレックスアリーナ宇都宮
2 69 - 76
3 60 - 69

ファイナル(5月28日~6月4日)

ホーム スコア アウェイ 会場
1 アイシンシーホース三河
(レギュラーシーズン4位)
70 - 65 東芝ブレイブサンダーズ神奈川
(同3位)
大田区総合体育館
2 74 - 63
3 73 - 88
4 60 - 82 代々木第二体育館
5 70 - 76

オールスターゲーム 編集

出場選手 編集


※☆=ファン投票選出。・=主催者推薦。

  • EAST
HC 伊藤拓摩(トヨタ東京)
田臥勇太(リンク栃木)
湊谷安玲久司朱(サイバーダインつくば)
富樫勇樹(千葉)
竹内譲次(日立東京)
ジェフリー・ギブズ(トヨタ東京)
桜井良太(北海道)
古川孝敏(リンク栃木)
田中大貴(トヨタ東京)
小野龍猛(千葉)
ジョシュ・ハイトベルト(日立東京)
  • WEST
HC 北卓也(東芝神奈川)
辻直人(東芝神奈川)
比江島慎(アイシン三河)
竹内公輔(広島)
ニック・ファジーカス(東芝神奈川)
篠山竜青(東芝神奈川)
五十嵐圭(三菱電機名古屋)
金丸晃輔(アイシン三河)
ダバンテ・ガードナー(西宮)
高島一貴(熊本)
中東泰斗(三菱電機名古屋)[注 1]

結果 編集

勝者 結果 敗者 MVP
WEST 152 - 145(WOT) EAST ダバンテ・ガードナー

スリーポイントコンテスト 編集


※☆=優勝選手。

出場選手
選手 チーム
古川孝敏 リンク栃木
辻直人 東芝神奈川
金丸晃輔☆ アイシン三河
飛田浩明 東京EX(NBDL)
安藤周人 青山学院大
松脇圭志 土浦日大高

スラムダンクコンテスト 編集


※☆=優勝選手。

出場選手
選手 チーム
熊谷尚也 リンク栃木
アイラ・ブラウン 日立東京
ダバンテ・ガードナー 西宮
熊澤恭平 アイシンAW(NBDL)
馬場雄大 筑波大
中村碧杜 能代工

NBLアウォード 編集

部門 受賞者 チーム
レギュラーシーズンMVP ライアン・ロシター リンク栃木
プレーオフMVP 辻直人 東芝神奈川
ルーキー・オブ・ザ・イヤー 中東泰斗 三菱電機名古屋
コーチ・オブ・ザ・イヤー 北卓也 東芝神奈川
レフェリー・オブ・ザ・イヤー

ベスト5 編集

P 受賞者 チーム
G 田臥勇太 リンク栃木
G/F 比江島慎 アイシン三河
F 田中大貴 トヨタ東京
F/C ジェフリー・ギブズ トヨタ東京
C ライアン・ロシター リンク栃木

リーダーズ 編集

部門 受賞者 チーム 記録
得点 ダバンテ・ガードナー 西宮 27.8点
リバウンド ニック・ファジーカス 東芝神奈川 13.5本
野投成功率 アイザック・バッツ アイシン三河 65.5%
フリースロー成功率 古川孝敏 リンク栃木 89.3%
アシスト トミー・ブレントン リンク栃木 6.2本
3P成功率 松井啓十郎 トヨタ東京 44.8%
スティール ジェフ・ギブス トヨタ東京 2.0本
ブロックショット ギャビン・エドワーズ アイシン三河 1.7本

備考 編集

  • 4月14日に発生した熊本地震の影響で、熊本ヴォルターズの主催試合6試合が中止となった。

参照 編集

  1. ^ 本来ならファン投票選出で川村卓也(三菱電機名古屋)が選出されオールスターゲームに出場する予定だったがレギュラーシーズン中の怪我を理由に出場を辞退。川村に代わる選手として主催者より選出された。[1]
  1. ^ 【ALL-STAR】NBLオールスターチーム出場選手変更のお知らせ”. NBL (2015年12月22日). 2016年2月22日閲覧。

関連項目 編集