P.S. 元気です、俊平

日本の漫画シリーズ
P.S.元気です、俊平から転送)

P.S.元気です、俊平』(ピー・エス・げんきです、しゅんぺい)は、柴門ふみによる日本漫画

P.S. 元気です、俊平
漫画
作者 柴門ふみ
出版社 講談社
掲載誌 週刊ヤングマガジン
発表期間 1980年 - 1984年
巻数 KCYM/全11巻
ヤンマガKCスペシャル/全9巻
KCDX(B6版)/全9巻
KCDX(ワイド版)/全9巻
講談社漫画文庫/全7巻
その他 第7回講談社漫画賞受賞
ドラマ
原作 柴門ふみ
監督 吉田健森山享戸高正啓
制作 TBS
放送局 TBS
放送期間 1999年6月24日 - 9月16日
話数 12話
テンプレート - ノート
ポータル 漫画

TBS系で1999年6月24日から9月16日まで毎週木曜日22:00 - 22:54に、堂本光一主演でテレビドラマ化された。

概要 編集

講談社発行の『週刊ヤングマガジン』に、1980年の創刊時より連載された。単行本はヤングマガジンKCより全11巻(絶版)、講談社漫画文庫より全7巻。

柴門が通った徳島県の後藤大学予備校をモデルにしている。

タイトルは、吉田拓郎1972年アルバム元気です。』内に収められた、拓郎が当時のフォークファンから「商業主義」などと叩かれていたことに対するアンサーが書かれた拓郎の直筆ライナーノーツに影響を受けての命名[1]

1983年には第7回講談社漫画賞を受賞した。

あらすじ 編集

浪人生の俊平は、ひょんなことから女子大生の桃子と知り合う。奔放な桃子に振り回されっぱなしの俊平は、彼女の住む女子寮で初恋の相手・小夜子に再会する。同窓会にかこつけて小夜子との仲を深めようとするが、あと一歩の所で告白できない。エリート医師である恋人・曽根田と別れた桃子は、繊細で心優しい俊平に惹かれ、やがて彼が合格した大学に入学する。俊平も、小夜子を思いながらも次第に桃子の純粋さに触れ、恋が芽生えていく。そんな時、小夜子がバイト先の店長と不倫しているとの噂が流れる。心配して何かと小夜子を気づかう俊平。だが、桃子が曽根田とマンションに入る姿を目撃した俊平は、嫉妬のあまり桃子のことを信じられなくなる…。

テレビドラマ 編集

P.S. 元気です、俊平
ジャンル 連続ドラマ
原作 柴門ふみ『P.S. 元気です、俊平』
脚本 小林司
鈴木貴子
演出 吉田健
森山享
戸高正啓
荒井光明
出演者 堂本光一
瀬戸朝香
仲間由紀恵
藤木直人
横山裕
上川隆也
小林稔侍
ナレーター 津嘉山正種
音楽 S.E.N.S.
エンディング Hysteric Blueなぜ…
製作
プロデューサー 成合由香
横井直行
制作 TBS
放送
放送チャンネルTBS系列
映像形式文字多重放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域  日本
放送期間1999年6月24日 - 9月16日
放送時間木曜日 22:00 - 22:54
放送枠木曜ドラマ
放送分54分
回数全12話
公式サイト
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1999年6月24日から9月16日まで、TBS系列木曜ドラマ」枠で放送された[2]。全12話。主演は堂本光一

2007年6月29日にDVD-BOXが発売された。2023年10月4日にはBlu-ray化される[3]

キャスト 編集

スタッフ 編集

受賞歴 編集

サウンドトラック 編集

  • Fine〜「P.S. 元気です、俊平」オリジナル・サウンドトラック

放送日程 編集

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
第1話 1999年6月24日 2年間、失恋中!? 14.8%
第2話 1999年7月1日 いきなりキスを奪われた!? 11.6%
第3話 1999年7月8日 私を受け止めて 13.7%
第4話 1999年7月15日 一夜のあやまち 13.3%
第5話 1999年7月22日 彼と寝たわよ 12.0%
第6話 1999年7月29日 すれ違う恋… 13.5%
第7話 1999年8月5日 やっと結ばれて 12.1%
第8話 1999年8月12日 今夜だけでいい抱きしめて 11.8%
第9話 1999年8月19日 もうダメだよ!私たち 12.1%
第10話 1999年9月2日 捨てろよ!婚約指輪なんか 12.0%
第11話 1999年9月9日 3日間だけ最後の恋させて 12.3%
最終話 1999年9月16日 君のことがずっと好きだよ 13.4%
平均視聴率 12.72%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)
TBS 木曜22時台
前番組 番組名 次番組
P.S. 元気です、俊平

脚注 編集

  1. ^ 越智俊至・飯田樹与・中山敬三 (2020年10月4日). “<考える広場>吉田拓郎が拓いた地平”. 東京新聞 TOKYO Web (中日新聞東京本社). オリジナルの2020年10月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20221004034506/https://www.tokyo-np.co.jp/article/206251 2022年10月27日閲覧。 
  2. ^ “滝沢秀明から堂本光一へバトンタッチ”. サンケイスポーツ. (1999年6月15日). オリジナルの2000年10月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20001022034210/http://www.sanspo.com/enter/tv/tv9906/t0615.html 2022年10月25日閲覧。 
  3. ^ KinKi Kids、1999年放送の堂本光一・堂本剛主演ドラマ2作品のBlu-ray化が決定”. CDJournal. 音楽出版社 (2023年5月23日). 2023年6月1日閲覧。

外部リンク 編集