RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS

RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS(ライジン・ファイティング・ワールド・グランプリ2015 さいたまスリーデイズ)は、日本総合格闘技団体「RIZIN」の大会の一つ。

RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS
イベント詳細
シリーズ RIZIN
主催 RIZIN実行委員会
開催年月日 2015年12月29日 - 12月31日
開催地 日本の旗 日本
埼玉県の旗埼玉県さいたま市
会場 さいたまスーパーアリーナ
開始時刻 午後3時
試合数 全27試合[注 1]
放送局 フジテレビ
入場者数 12,214人(29日)
18,365人(31日)
イベント時系列
RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS RIZIN.1

2015年12月29日から12月31日にかけて、埼玉県さいたま市さいたまスーパーアリーナで開催された。

大会概要 編集

RIZIN」の旗揚げ興行となり、エメリヤーエンコ・ヒョードル桜庭和志の他、「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 ヘビー級トーナメント」にキング・モーや元大相撲力士・把瑠都凱斗ことバルトが参戦。ヒクソン・グレイシーの次男・クロン・グレイシーとレスリング元世界チャンピオン山本美憂の長男・山本アーセンが対戦し[1]、RIZINオフィシャルの総合格闘技ルールの試合に加え、K-1及びシュートボクシングの試合も組まれた[2][3]

12月29日の「SARABAの宴」・31日の「IZAの舞」の両大会がフジテレビジョン系列で全国中継(29日:21:00-23:13、31日:19:00-23:45)された。フジテレビ系列で大晦日に格闘技中継が行われたのは2005年の『PRIDE男祭り』以来10年ぶりとなった。

大会としては12月29日・31日の2日間開催となったが、なか日の30日にはアマチュア向けのトーナメントとして「RIZIN FF アマチュアチャレンジ」「RIZIN FF オープングラップリングトーナメント」が開催された。

対戦カード 編集

SARABAの宴(29日) 編集

第1試合 MMAルール 無差別級ワンマッチ 1R10分/2・3R5分
  高阪剛 vs.   ジェームス・トンプソン ×
2R 1:58 TKO(スタンドパンチ連打)
第2試合 MMAルール ヘビー級ワンマッチ 1R10分/2・3R5分
×   カルロス・トヨタ vs.   キリル・シデリニコフ ○
1R 2:23 TKO(左フック→パウンド
第3試合 MMAルール キャッチウェイト59.0kg契約ワンマッチ 1R10分/2・3R5分
  元谷友貴 vs.   フェリペ・エフライン -
1R 5:46 ノーコンテスト(体重超過)[注 2]
第4試合 K-1ルール 65.0kg契約ワンマッチ 3分3R
  HIROYA vs.   西浦"ウィッキー"聡生 ×
3R 1:20 KO(右フック)
第5試合 MIXルール 70.0kg契約ワンマッチ 3分2R
×   宮田和幸 vs.   日菜太
1R 2:14 TKO(3ダウン)
第6試合 MMAルール 84.0kg契約ワンマッチ 1R10分/2・3R5分
×   A.J.マシューズ vs.   アナトリー・トコフ ○
1R 0:55 KO(左ストレート)
第7試合 MMAルール 62.0kg契約ワンマッチ 1R10分/2・3R5分
  所英男 vs.   才賀紀左衛門 ×
1R 5:16 アームバー
第8試合 MMAルール 65.0kg契約ワンマッチ 1R10分/2・3R5分
  高谷裕之 vs.   DJ.taiki ×
3R終了 判定3-0
第9試合 ヘビー級トーナメント リザーブファイト 1R10分/2R5分
×   内田雄大 vs.   ワレンティン・モルダフスキー
※モルダフスキーがリザーブ権獲得
1R 2:20 リアネイキッドチョーク
第10試合 ヘビー級トーナメント 1回戦 1R10分/2R5分
  キング・モー(ベラトール代表) vs.   ブレット・マクダーミット(BAMMA代表) ×
1R 9:10 TKO(スタンドパンチ連打)
※モーがトーナメント準決勝進出
第11試合 ヘビー級トーナメント 1回戦 1R10分/2R5分
  テオドラス・オークストリス(リトアニアブシドー代表) vs.   ブルーノ・カッペローザ(ジャングルファイト代表) ×
1R 3:32 TKO(右フック)
※オークストリスがトーナメント準決勝進出
第12試合 ヘビー級トーナメント 1回戦 1R10分/2R5分
×   ゴラン・レリッジ(KSW代表) vs.   ワジム・ネムコフ(ヒョードル推薦選手) ○
1R 2:58 TKO(パウンド)
※ネムコフがトーナメント準決勝進出
第13試合 ヘビー級トーナメント 1回戦 1R10分/2R5分
×   石井慧(日本代表) vs.   イリー・プロハースカ(GCF代表) ○
1R 1:36 KO(グラウンドの膝蹴り)
※プロハースカがトーナメント準決勝進出
第14試合 MMAルール 78.0kg契約ワンマッチ 1R10分/2・3R5分
×   桜庭和志 vs.   青木真也
1R 5:56 TKO(タオル投入)

IZAの舞(31日) 編集

第1試合 女子MMAルール 51.0kg契約ワンマッチ 5分3R
  RENA vs.   イリアーナ・ヴァレンティーノ ×
2R 3:31 アームバー
第2試合 ヘビー級トーナメント 準決勝 1R10分/2R5分
  キング・モー vs.   テオドラス・オークストリス ×
2R終了 判定5-0
※モーがトーナメント決勝進出
第3試合 ヘビー級トーナメント 準決勝 1R10分/2R5分
×   ワジム・ネムコフ vs.   イリー・プロハースカ
1R終了時 TKO(棄権)
※プロハースカがトーナメント決勝進出
第4試合 MMAルール 81.0kg契約ワンマッチ 1R10分/2・3R5分
×   長谷川賢 vs.   ブレナン・ワード ○
2R 1:54 リアネイキッドチョーク
第5試合 MMAルール 61.3kg契約ワンマッチ 1R10分/2・3R5分
  キム・スーチョル vs.   マイケ・リニャーレス ×
3R終了 判定3-0
第6試合 K-1ルール 57.0kg契約ワンマッチ 3分3R
  武尊 vs.   ヤン・ミン ×
2R 3:00 KO(右ストレート)
第7試合 女子MMAルール 無差別級ワンマッチ 5分3R
  ギャビ・ガルシア vs.   レイディー・タパ ×
1R 2:36 TKO(バックブロー→パウンド)
第8試合 SBルール 無差別級ワンマッチ 3分3R
×   vs.   ボブ・サップ
2R 0:47 負傷判定0-3(20-18、20-18、20-18)
第9試合 MMAルール 無差別級ワンマッチ 3分3R
×   ピーター・アーツ[注 3] vs.   バルト
3R終了 判定0-3
第10試合 MMAルール 72.0kg契約ワンマッチ 1R10分/2・3R5分
  アンディ・サワー vs.   長島☆自演乙☆雄一郎 ×
1R 5:29 KO(スタンドパンチ連打)
第11試合 MMAルール 66.0kg契約ワンマッチ 1R10分/2・3R5分
  クロン・グレイシー vs.   山本アーセン ×
1R 4:57 三角絞め
第12試合 MMAルール 無差別級ワンマッチ 1R10分/2・3R5分
  エメリヤーエンコ・ヒョードル vs.   シング・心・ジャディブ ×
1R 3:03 TKO(マウントパンチ
第13試合 ヘビー級トーナメント 決勝 1R10分/2R5分
  キング・モー vs.   イリー・プロハースカ ×
1R 5:09 KO(右フック)
※モーがトーナメント優勝

ヘビー級トーナメント 組み合わせ表 編集

1回戦
RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 SARABAの宴
準決勝
RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 IZAの舞
決勝
RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 IZAの舞
                   
       
   キング・モー 1R 9:10
   ブレット・マクダーミット TKO  
   キング・モー 2R終了
     テオドラス・オークストリス 判定5-0  
   テオドラス・オークストリス 1R 3:32
   ブルーノ・カッペローザ TKO  
   キング・モー 1R 5:09
     イリー・プロハースカ KO
   ゴラン・レリッジ 1R 2:58
   ワジム・ネムコフ TKO  
   ワジム・ネムコフ 1R終了時
     イリー・プロハースカ TKO  
   石井慧 1R 1:36
   イリー・プロハースカ KO  

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 29日:全14試合、31日:全13試合。
  2. ^ エフラインの体重超過により56.7kg契約から変更。試合はエフラインが勝利したが、体重超過のペナルティによりノーコンテスト。
  3. ^ 当初はジェロム・レ・バンナと対戦する予定だったが、レ・バンナが辞退したためアーツに変更。

出典 編集

外部リンク 編集