ROMANTIC CINEMATIC
『ROMANTIC CINEMATIC』(ロマンティック シネマティック)は、1984年にリリースされた来生たかおの10枚目のオリジナルアルバム(LP〈規格品番:28MS-0065〉/CT〈規格品番:28CS-0065〉/CD〈規格品番:3133-17〉)である。
『ROMANTIC CINEMATIC』 | ||||
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来生たかお の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1984年4月7日 - 6月26日 (KRSレコーディングスタジオ、キティ伊豆スタジオ〈リミックス〉) | |||
ジャンル | ニューミュージック | |||
時間 | ||||
レーベル | キティレコード | |||
プロデュース | 来生たかお | |||
チャート最高順位 | ||||
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来生たかお アルバム 年表 | ||||
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『ROMANTIC CINEMATIC』収録のシングル | ||||
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概要
編集- ※原則的に、来生たかおは“来生”に省略、来生えつこは“来生えつこ”と表記。
来生自身がプロデュースを行っており、歌詞は往年の映画作品をイメージして書かれている。アナログ・レコーディングによる最後のアルバムで、CDは同年9月1日にリリースされている。
参加ミュージシャンとして記されてはいないが、山下達郎がギターで参加しているらしい。
復刻盤
編集パッケージの体裁
編集アルバムタイトル
編集※初出のジャケット表記“ROMANTIC CINEMATIC”以外のもの
- ケースの側面部
- LP:“ROMANTIC、CINEMATIC”
- CT:“ロマンティック、シネマティック”
- オリジナル版CD:“ロマンティック、シネマティック”“ROMANTIC、CINEMATIC”の併用
- 1991年版CD:“ロマンティック、シネマティック”“ROMANTIC CINEMATIC”の併用
- 帯
- LP・オリジナル版CD・1991年版CD:“ロマンティック、シネマティック”
なお、各種ディスコグラフィーによっても表記は片仮名やアルファベットになっている。
ディスクジャケット
編集- オリジナル版CD:ジュエルケースに2つ折りのカード(及び、歌詞カード)を挿入
- 1991年版CD:ジュエルケースに2つ折りのカード(及び、オリジナル版CDのものを基調とした歌詞カード)を挿入
- 1995年版CD:ジュエルケースに2つ折りのカード(及び、LP版のものを基調とした歌詞カード、既出オリジナル・アルバムのディスコグラフィー)を挿入
- 2007年版CD:ジュエルケースに2つ折りのカード(及び、LP版のものを基調とした歌詞カード)を挿入(及び厚紙製ケース付き)
帯のコピー
編集- LP:君の瞳に、乾杯。来生たかおのシネマコレクション
- オリジナル版CD:君の瞳に、乾杯。来生たかおのシネマコレクション(帯はジャケットとの一体型仕様)
- 1991年版CD:記載なし
- 1995年版CD:シネマ、ミュージカル等のタイトル・イメージをモチーフに10編の新たなストーリーが綴る、来生たかお10thアルバム。(“20th anniversary”の記載あり)
収録曲
編集- LP版・CT版(CD版は省略)
※各曲の収録時間はLPに記載がないためCDに準拠
SIDE 1
編集- 裸足で散歩(3:46)
- ローマン・ホリディ(4:07)
- 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:椎名和夫
- 英語によるコーラスワークの部分も来生自身によって創作されたらしい。
- いつか月夜で(4:34)
- 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:椎名和夫
- 数少ない歌詞が先に作られていた楽曲の一つである[1]。
- いつも永遠の夏じゃなく(4:03)
- 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:椎名和夫
- 予期せぬ出来事(4:44)
- 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:椎名和夫
SIDE 2
編集- そっとMIDNIGHT(4:26)
- 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:椎名和夫
- 第16弾オリジナル・シングル(1984年7月10日リリース)。
- 見知らぬ他人(4:26)
- 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:椎名和夫
- 幸福(3:46)
- 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:椎名和夫
- 夏のスクリーン(3:37)
- 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:椎名和夫
- これから始まる物語(6:09)
- 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:椎名和夫 / コーラスアレンジ:楠瀬誠志郎
参加ミュージシャン
編集- Keyboards:難波弘之、松田真人、中村哲、中西康晴、野力奏一
- Electric Guitar:椎名和夫
- Acoustic Guitar:安田裕美
- Electric Bass:伊藤広規、岡沢茂
- Drums:青山純
- Latin Percussions:ペッカー、斉藤ノブ、菅原由紀
- Chorus:山川恵津子、鳴海寛、椎名和夫、比山清、楠瀬誠志郎
- Synthesizer Programming:浦田恵司
- Brass Section:数原晋、新井英治、ジェイク H. コンセプション
- Strings:ジョー・アンサンブル
※楽曲ごとの表記なし
参加スタッフ
編集- Executive Producer:多賀英典
- Producer:来生たかお
- Sound Producer:椎名和夫、来生たかお
- Director:本間一泰
- Recording and Mixdown Engineer:清水高志(KRS)
- Assistant Engineers:脇田貞二、H.Inoue、飛澤正人
- Art Direction, Design and Photographs:田島照久
- Production Management:Kitty Artists Inc.
- Artist Relation:中野薫、柴田幹夫
- Superviser:石谷仁、Yasuo Kawase
- Digital Mastering Engineer:前田欣一郎
- Special Thanks To Emiko Tamura for Smile Company Inc.、Asako Kurosawa
出典
編集- ^ ファンクラブ「TAKAO CLUB」の会報『égalité』vol.27