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株式会社STNet(エスティネット、STNet Inc.)とは、香川県高松市に本社を置く、電気通信事業者の一つで、システムインテグレーターユーザー系)である。四国電力連結子会社で、四国地方を拠点としている。

株式会社STNet
STNet, Inc.
STNet Inc..jpg
本店
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
761-0195
香川県高松市春日町1735番地3
設立 1984年(昭和59年)7月2日
業種 情報・通信業
法人番号 9470001001883
事業内容 電気通信サービス、情報システムサービス
代表者 取締役社長 溝渕 俊寛
資本金 30億円(2019年9月現在)
売上高 392億4300万円(2019年3月期)
純利益 39億7800万円(2019年3月期)
従業員数 674人(2019年3月末現在)
決算期 3月
外部リンク https://www.stnet.co.jp/
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また同時に情報システム開発やデータセンターなどの情報システム事業と通信事業の両サービスを1社で提供できる全国的にも数少ない企業でもある。[要出典]

目次

概要編集

同社は、SI(情報システム開発)事業からデータセンターなどのプラットフォーム事業、さらには法人・個人向け通信事業まで、異なる分野のサービスを幅広く事業展開している。

通信事業については、法人向けサービスを主に提供していたが、2004年10月に個人向けの光ブロードバンドサービス「Pikara(ピカラ)」を開始、2016年2月にモバイルサービス「Fiimo(フィーモ)」を開始するなど、個人向けサービスも拡大してきた。

事業展開は四国内だけにとどまらず、東京にも営業部門、システム開発部門をおいて、主に四国外の企業向けの営業や情報システム開発を行っている。

同社は、研究開発部を設置し、IoTを活用した「水位確認システム」などの実証実験を、自治体と共同で行うなど、IoTやAIを中心に研究を行っており、地域課題の解決に取り組んでいる。

また、各種認証の取得にも積極的に取り組んでおり、ISO9001(品質マネジメントシステム)やJISQ15001(プライバシーマーク制度)、ISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム認証)、ISO20000(ITサービスマネジメントシステム)等の認証を相次いで取得。これらの取得により、同社は製品品質や個人情報などの情報セキュリティ、ITサービスに関しての信頼性は高い。

沿革編集

  • 1984年7月 - 四国電力株式会社の情報システム部門から分離独立して、「株式会社四電情報ネットワークサービス」を設立
  • 1989年7月 - 社名を「株式会社四国情報通信ネットワーク(略称:STNet)」に変更
  • 1989年10月 - 第1種電気通信事業を開始
  • 1992年5月 - 高松市春日町に情報通信センター(現本店ビル)を開設
  • 1996年2月 - 100%子会社の株式会社ネットウェーブ四国を設立し、個人向けISPサービス開始
  • 1996年11月 - 東京営業所(現首都圏営業部)設置
  • 1997年4月 - 全国の電力系通信事業者との相互接続により全国への専用サービスを開始
  • 1997年10月 - 法人向けインターネットサービス(STCN)開始
  • 1999年3月 - 資本金を100億円に増資
  • 2000年10月 - 品質マネジメントシステムISO9001)の認証を取得
  • 2001年6月 - 広域イーサネットサービス(ST-WAN)開始
  • 2002年2月 - プライバシーマーク制度(JISQ15001)の認証を取得
  • 2002年4月 - 社名を株式会社STNetに変更
  • 2002年8月 ー 情報セキュリティマネジメントシステムの認証取得
  • 2004年10月 - 個人向け光サービス「ピカラ光ネット」「ピカラ光でんわ」開始
  •        株式会社ネットウェーブ四国を合併
  • 2006年10月 - 小規模法人向けインターネットサービス「お仕事ピカラ」サービス開始
  • 2010年10月 - クラウドサービス「STクラウドサーバー」開始
  • 2012年4月 - 法人向け高速インターネットサービス「STIA」開始
  • 2013年12月 - 新高松データセンター「Powerico(パワリコ)」サービス開始
  • 2014年5月 - ITサービスマネジメントシステム(ITSMS)の認証(新高松データセンター)を取得
  • 2014年8月 - 情報セキュリティ適合証(JQAIS0011)の認証(新高松データセンター)を取得
  • 2015年3月 - マンション向け電力提供サービス「STあんしん電力」開始
  • 2015年12月 - 環境マネジメントシステム(EMS)の認証(新高松データセンター)を取得
  • 2016年2月 - モバイルサービス「Fiimo(フィーモ)」を開始

事業概要編集

法人向け通信事業編集

電気通信事業法をはじめとした電気通信制度の変革が進んでいた1989年10月に、電力系通信事業者のひとつとして第1種電気通信事業(当時)に参入した。当初は専用線サービスが中心であったが、ユーザーニーズがIP系サービスへと移行するのに伴い、法人向けインターネット接続サービスのSTIA、広域イーサネットサービスのST-WANが主力商品となっている。2006年10月には、四国内の事業所数の約9割を占める中小規模事業所をターゲットにした光インターネット/光IP電話サービス「お仕事ピカラ」の提供を開始し、契約数を伸ばしている。

個人向け通信事業編集

1996年2月に100%子会社の株式会社ネットウェーブ四国を設立してインターネット接続(ISP)サービスを開始し、2001年3月にはADSLメニューも開始した。その後のブロードバンド化の流れの中で、2004年10月には光ファイバー(FTTH)で提供するインターネットと電話サービス「Pikara(ピカラ)」を開始。

2018年12月には、RBB TODAY主催の「ブロードバンドアワード2018 キャリア部門(四国)」で、11年連続で、四国地区における読者投票No.1に選ばれる[要出典]など、一般ユーザーから好評価を得ている。

こうしたことが反映され、2018年2月には、契約者数が25万件契約となり、順調に契約数を伸ばしている。

Fiimo(フィーモ)編集

2016年2月に個人/法人向けMVNOサービス「Fiimo(フィーモ)」を開始した。

プランはau回線を使ったAプランとNTTドコモ回線を使ったDプランから選択できる。四国を中心に販売活動を行っており、Fiimo直営ショップは6店舗展開している。

あんしん電力編集

2015年3月に、マンションの入居者向けに電気を提供するサービス「STあんしん電力」サービスを開始した。同サービスは、電力会社(四国電力)から、単価の安い高圧電力を一括購入し、変圧してマンションの各入居者に電気を提供している。

システム開発事業編集

四国電力向けの業務システム開発・運用をはじめとして、法人向け業務用ソフトウェアの開発受託やERPソリューションの提供等を行っている。なかでも、オラクルやSAP、SSJのパートナーとしてのERPソリューション、人事労務・給与管理、生産管理などに実績が多い[要出典]。

プラットフォーム事業編集

同社は、システム開発事業と通信事業の中間領域で、LANやデータセンターなどの利用基盤構築、セキュリティやクラウドサービスなど、業務システムや通信サービスを利用するためのIT業務基盤を提供する事業を「プラットフォーム事業」と呼んでいる。

主には、データセンターがあり、2013年に新高松データセンター(Powerico-N)を建設し、ハウジングやシステム監視・保守などのサービスを提供している。また、Powerico-Nの南側に同規模の収容ラック能力を持つPowerico-Sを建設し、2019年11月よりサービスを開始する。

STNet中期戦略編集

同社は、事業の方向性を示す中期戦略を5年ごとに策定しており、これまで個人向け光サービス「ピカラ」や新高松データセンター「Powerico」をはじめとする事業の発展・拡大に取り組んできた。

その一方、社会・生活・産業におけるデジタル化の進展に伴いデータ活用が飛躍的に拡大・発展し、ICT(情報通信技術)が「データインフラ」として重要な役割を担う「データ駆動社会」の到来が予見されており、なかでも通信市場では、通信と放送の融合や上位レイヤー(ソフトウェア)と通信役務の一体化が進展するなど、業界構造そのものの変化が進んでいる。

このような背景を踏まえ、同社は、2019年4月に中期戦略を策定した。

目指す姿編集

「新しい価値を追求し、進化・成長するライフライン」

基本戦略編集

・事業の進化・成長を目指し、

      -様々なサービスをワンストップで提供する既存事業の強化・拡大

      -M&A等の投資戦略を効果的に組み合わせて、新事業の開拓

     に取り組む。

     ・企業体資の強化に向け、「①お客さま対応品質」「②商品・サービス品質」「③業務プロセス品質」の3つの品質向上を図る。

     ・社会的な課題である「働き方改革」に加え、その先にある“やりがい”もテーマとして「働きがいのある職場」を目指す。

  


外部リンク編集