TNA世界ヘビー級王座
（TNA王座から転送）
TNA世界王座（TNA World Championship）は、TNAが管理、認定している王座。
| TNA世界王座 | |||||||||||||
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| 詳細 | |||||||||||||
| 現王者 | ムース | ||||||||||||
| 獲得日 | 2024年1月13日 | ||||||||||||
| 管理団体 | TNA | ||||||||||||
| 創立 | 2007年5月15日 | ||||||||||||
| 別名 |
TNA世界ヘビー級王座 インパクト世界王座 | ||||||||||||
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歴史 編集
TNAは設立当初、独自のヘビー級王座とタッグ王座を創設せず、歴史と知名度があるNWAと業務提携を結び、NWA世界ヘビー級王座とNWA世界タッグ王座を管理していた。
2007年5月13日、PPV「Sacrifice」を前にNWAとの業務提携が終了により、クリスチャン・ケイジが保持しているNWA世界ヘビー級王座、ブラザー・レイ&ブラザー・ディーボン組が保持しているNWA世界タッグ王座の剥奪を発表。これに対してTNAは5月14日まではクリスチャンならびにレイ&ディーボン組が王者であるとの認識を示すと同時に、TNAが独自の王座を作成することをテレビ番組「TNA Impact」で明らかにした。5月15日、TNA公式サイトで「TNAヘビー級王座」ならびに「TNAタッグ王座」の詳細を発表。直後にPWI（Professional Wrestling Illustrated）で、これが世界王座に値するとの見解が示された。これをもってTNAは王座名を変更してTNA世界ヘビー級王座とTNA世界タッグ王座を創設。
2017年3月2日、団体名をインパクト・レスリングに改称したため、王座名をインパクト世界王座に変更。
2020年1月12日、テッサ・ブランチャードが王者のサミ・キャラハンを破って初の女子選手の王者が誕生。
歴代王者 編集
| 歴代 | 選手 | 戴冠回数 | 獲得日付 | 獲得場所 | 番組 |
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| 非公認 | カート・アングル[1] | 2007年5月13日 | フロリダ州オーランド | Sacrifice | |
| 2007年5月14日剥奪 | |||||
| 初代 | カート・アングル[2] | 1 | 2007年6月17日 | テネシー州ナッシュビル | Slammiversary |
| 第2代 | スティング | 1 | 2007年10月14日 | ジョージア州ダラス | Bound for Glory |
| 第3代 | カート・アングル | 2 | 2007年10月16日 | フロリダ州オーランド | TNA Impact |
| 第4代 | サモア・ジョー | 1 | 2008年4月13日 | マサチューセッツ州ローウェル | Lockdown |
| 第5代 | スティング | 2 | 2008年10月12日 | イリノイ州ホフマンエステーツ | Bound For Glory |
| 第6代 | ミック・フォーリー | 1 | 2009年4月19日 | ペンシルベニア州フィラデルフィア | Lockdown |
| 第7代 | カート・アングル | 3 | 2009年6月21日 | ミシガン州オーバーンヒルズ | Slammiversary |
| 第8代 | AJスタイルズ | 1 | 2009年9月20日 | フロリダ州オーランド | No Surrender |
| 第9代 | ロブ・ヴァン・ダム | 1 | 2010年4月19日 | フロリダ州オーランド | TNA Impact |
| 第10代 | ジェフ・ハーディー | 1 | 2010年10月10日 | フロリダ州デイトナビーチ | Bound for Glory |
| 第11代 | ミスター・アンダーソン | 1 | 2011年1月9日 | フロリダ州オーランド | Genesis |
| 第12代 | ジェフ・ハーディー | 2 | 2011年2月13日 | フロリダ州オーランド | Against All Odds |
| 第13代 | スティング | 3 | 2011年3月3日 | ノースカロライナ州ファイエットビル | TNA Impact |
| 第14代 | ミスター・アンダーソン | 2 | 2011年6月12日 | フロリダ州オーランド | Slammiversary |
| 第15代 | スティング | 4 | 2011年7月11日 | フロリダ州オーランド | Impact Wrestling |
| 第16代 | カート・アングル | 4 | 2011年8月7日 | フロリダ州オーランド | Hardcore Justice |
| 第17代 | ジェームズ・ストーム | 1 | 2011年10月8日 | フロリダ州オーランド | Impact Wrestling |
| 第18代 | ボビー・ルード | 1 | 2011年10月26日 | ジョージア州メイコン | Impact Wrestling |
| 第19代 | オースチン・エリーズ | 1 | 2012年7月8日 | フロリダ州オーランド | Destination X |
| 第20代 | ジェフ・ハーディー | 3 | 2012年10月14日 | アリゾナ州フェニックス | Bound for Glory |
| 第21代 | ブリー・レイ | 1 | 2013年3月10日 | テキサス州サンアントニオ | Lockdown |
| 第22代 | クリス・セイビン | 1 | 2013年7月18日 | ケンタッキー州ルイビル | Impact Wrestling |
| 第23代 | ブリー・レイ | 2 | 2013年8月15日 | バージニア州ノーフォーク | Impact Wrestling |
| 第24代 | AJスタイルズ | 2 | 2013年10月20日 | カリフォルニア州サンディエゴ | Bound for Glory |
| 2013年10月29日剥奪 | |||||
| 第25代 | マグナス | 1 | 2014年1月9日 | フロリダ州オーランド | Impact Wrestling |
| 第26代 | エリック・ヤング | 1 | 2014年4月10日 | フロリダ州オーランド | Impact Wrestling |
| 第27代 | ボビー・ラシュリー | 1 | 2014年6月19日 | ペンシルベニア州ベスレヘム | Impact Wrestling |
| 第28代 | ボビー・ルード | 2 | 2014年9月18日 | ペンシルベニア州ベスレヘム | Impact Wrestling |
| 第29代 | ボビー・ラシュリー | 2 | 2015年1月7日 | ニューヨーク州ニューヨーク | Impact Wrestling |
| 第30代 | カート・アングル | 5 | 2015年1月31日 | イギリス・ロンドン | Impact Wrestling |
| 第31代 | イーサン・カーター3世 | 1 | 2015年6月21日 | フロリダ州オーランド | Impact Wrestling |
| 第32代 | マット・ハーディー | 1 | 2015年10月4日 | ノースカロライナ州コンコード | Bound for Glory |
| 2015年10月6日返上 | |||||
| 第33代 | イーサン・カーター3世 | 2 | 2016年1月5日 | ペンシルベニア州ベスレヘム | Impact Wrestling |
| 第34代 | マット・ハーディー | 2 | 2016年1月8日 | ペンシルベニア州ベスレヘム | Impact Wrestling |
| 第35代 | ドリュー・ギャロウェイ | 1 | 2016年3月15日 | フロリダ州オーランド | Impact Wrestling |
| 第36代 | ボビー・ラシュリー | 3 | 2016年6月12日 | フロリダ州オーランド | Slammiversary |
| 2016年8月12日返上 | |||||
| 第37代 | エディ・エドワーズ | 1 | 2016年10月3日 | フロリダ州オーランド | Impact Wrestling |
| 第38代 | ボビー・ラシュリー | 4 | 2017年1月8日 | フロリダ州オーランド | Impact Wrestling |
| 第39代 | アルベルト・エル・パトロン | 1 | 2017年7月2日 | フロリダ州オーランド | Slammiversary |
| 2017年8月14日剝奪 | |||||
| 第40代 | イーライ・ドレイク | 1 | 2017年8月17日 | フロリダ州オーランド | Impact Wrestling |
| 第41代 | オースチン・エリーズ | 2 | 2018年1月10日 | フロリダ州オーランド | Impact Wrestling |
| 第42代 | ペンタゴン・ジュニア | 1 | 2018年4月22日 | フロリダ州オーランド | Redemption |
| 第43代 | オースチン・エリーズ | 3 | 2018年4月24日 | フロリダ州オーランド | Impact Wrestling |
| 第44代 | ジョニー・インパクト | 1 | 2018年10月14日 | ニューヨーク州クイーンズ | Bound for Glory |
| 第45代 | ブライアン・ケイジ | 1 | 2019年4月28日 | カナダ・オンタリオ州トロント | Rebellion |
| 第46代 | サミ・キャラハン | 1 | 2019年10月25日 | カナダ・オンタリオ州ウィンザー | Impact Wrestling |
| 第47代 | テッサ・ブランチャード | 1 | 2020年1月12日 | テキサス州ダラス | Hard To Kill |
| 2020年6月25日剥奪 | |||||
| 第48代 | エディ・エドワーズ | 2 | 2020年7月18日 | テネシー州ナッシュビル | Slammiversary |
| 第49代 | エリック・ヤング | 2 | 2020年9月1日 | テネシー州ナッシュビル | Impact Wrestling |
| 第50代 | リッチ・スワン | 1 | 2020年10月24日 | テネシー州ナッシュビル | Bound for Glory |
| 第51代 | ケニー・オメガ | 1 | 2021年4月25日 | テネシー州ナッシュビル | Rebellion |
| 第52代 | クリスチャン・ケイジ | 1 | 2021年8月13日 | ペンシルベニア州ピッツバーグ | Rampage |
| 第53代 | ジョシュ・アレキサンダー | 1 | 2021年10月23日 | ネバダ州サンライズマナー | Bound for Glory |
| 第54代 | ムース | 1 | 2021年10月23日 | ネバダ州サンライズマナー | Bound for Glory |
| 第55代 | ジョシュ・アレキサンダー | 2 | 2022年4月23日 | ニューヨーク州ポキプシー | Rebellion |
| 2023年3月24日返上 | |||||
| 第56代 | スティーブ・マクリン | 1 | 2023年4月16日 | カナダ・オンタリオ州トロント | Rebellion |
| 第57代 | アレックス・シェリー | 1 | 2023年6月9日 | オハイオ州コロンバス | |
| 第58代 | ムース | 2 | 2024年1月13日 | ネバダ州ラスベガス | |
脚注 編集
- ^ 当初はクリスチャン・ケイジが保持しているNWA世界ヘビー級王座に挑戦者する予定だったが、NWAとの業務提携が終了により、試合前にNWA世界ヘビー級王座を剥奪。試合はTNA世界ヘビー級王座決定戦に変更されてカート・アングルが勝利して王者になった。しかし、翌日にカートは不明瞭な裁定により、TNA世界ヘビー級王座を剥奪されて初代王者としてカウントしていない。
- ^ ケイジ、カート、AJスタイルズ、サモア・ジョー、クリス・ハリスによるキング・オブ・ザ・マウンテンでカートが勝利して正式に初代王者として認定。