UFC 31
UFC 31: Locked and Loaded(ユーエフシー・サーティワン:ロックト・アンド・ローデッド)は、アメリカ合衆国の総合格闘技団体「UFC」の大会の一つ。2001年5月4日、ニュージャージー州アトランティックシティのトランプ・タージマハル・カジノで開催された。
UFC 31: Locked and Loaded | ||
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イベント詳細 | ||
シリーズ | UFC(PPV) | |
主催 | ズッファ | |
開催年月日 | 2001年5月4日 | |
開催地 | アメリカ合衆国 ニュージャージー州アトランティックシティ | |
会場 | トランプ・タージマハル・カジノ | |
開始時刻 | 午後10時(ET) | |
試合数 | 全8試合 | |
イベント時系列 | ||
UFC 30: Battle on the Boardwalk | UFC 31: Locked and Loaded | UFC 32: Showdown in the Meadowlands |
大会概要
編集メインイベントのUFC世界ヘビー級タイトルマッチでは、王者ランディ・クートゥアがペドロ・ヒーゾに勝利し、王座の初防衛に成功した。
UFC世界ウェルター級タイトルマッチでは、挑戦者カーロス・ニュートンが王者パット・ミレティッチに勝利し、第2代ウェルター級王者となった。
BJ・ペンは本大会が総合格闘技デビュー戦と同時にUFC初出場となった。 無差別級キング・オブ・パンクラシストのセーム・シュルト、マット・セラがUFCに初出場した。
ルール改正
編集2001年4月にニュージャージー州アスレチック・コントロール・ボードにより制定された統一ルール(通称”ユニファイド・ルール”)に基づいて、本大会より階級区分が変更され、旧バンタム級は新ライト級(155ポンド、70.3kg)へ、旧ライト級は新ウェルター級(170ポンド、77.1kg)へ、旧ミドル級は新ライトヘビー級(205ポンド、93.0kg)へとそれぞれ移行し、新たに新ミドル級(185ポンド、83.9kg)が設置された。また、これ以降はスーパーヘビー級およびバンタム級以下の試合は行われなくなった。
これによりUFCの階級はライト級、ウェルター級、ミドル級、ライトヘビー級、ヘビー級の5階級体制となった。
試合結果
編集プレリミナリィカード
編集- 第1試合 ウェルター級 5分3R
- ○ トニー・デソーザ vs. スティーブ・バーガー ×
- 3R終了 判定3-0(29-28、29-28、30-27)
- 第2試合 ライト級 5分3R
- ○ BJ・ペン vs. ジョーイ・ギルバート ×
- 1R 4:57 TKO(レフェリーストップ:パウンド)
メインカード
編集- 第3試合 ライトヘビー級 5分3R
- ○ マット・リンドランド vs. ヒカルド・アルメイダ ×
- 3R 4:21 失格(蹴り上げ)
- 第4試合 ヘビー級 5分3R
- ○ セーム・シュルト vs. ピート・ウィリアムス ×
- 2R 1:28 TKO(レフェリーストップ:スタンドの打撃)
- 第5試合 ウェルター級 5分3R
- ○ ショーニー・カーター vs. マット・セラ ×
- 3R 4:51 KO(右バックハンドブロー)
- 第6試合 ライトヘビー級 5分3R
- ○ チャック・リデル vs. ケビン・ランデルマン ×
- 1R 1:18 KO(スタンドパンチ連打)
- 第7試合 UFC世界ウェルター級タイトルマッチ 5分5R
- ○ カーロス・ニュートン vs. パット・ミレティッチ ×
- 3R 2:50 スタンディングサイドチョーク
- ※ニュートンが王座獲得に成功
- 第8試合 UFC世界ヘビー級タイトルマッチ 5分5R
- ○ ランディ・クートゥア vs. ペドロ・ヒーゾ ×
- 5R終了 判定3-0
- ※クートゥアが王座の初防衛に成功